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公開しております。
・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。
・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
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同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。
・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。
・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。
場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが
その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。
2024年02月17日
エルメスカードケース破れ部を修理
こんにちは
本日の商品はこちらのカードケース
使いやすいということで20年以上ご使用の逸品ですが
それだけ使われてればあちこち弱ってくるのは当然で
7年ほど前にはファスナー交換をさせていただいてます
そして今回はこちら
カードの角が当たるところの革が
上下ともに擦れて穴が開いてきています
反対側の底側も穴は開いていないけど
だいぶん弱っています
あとはポケットに入れてることが多いせいか
糸が擦れてなくなりかけているところもありました
そして、全体的に汚れてます
ということで
今回は革の弱っているところを部分的に交換し
ほころび部分を縫い戻し
全体のメンテナンスをさせていただくことになりました
では仕上がりをご覧ください
弱っていた革をカットして
オーナー様に選んでいただいた新しい革を
新たに継いで強度を上げました
ほころび部分も縫い戻しましたが
表側のアップの写真を撮り忘れてます
あとは全体の汚れをしっかり取り除き
オイルとワックスで栄養を与えて表面を保護して仕上げました
革継ぎの修理のために分解した際に
しっかり内側の汚れも奥まで取り除いてあります
コバもろうで磨きなおしました
今回一番心配だったのはこの湾曲した部分の縫製ですが
表裏ともに良い位置に針を落とすことが出来て
うまく仕上げられました
HEMESカードケース
革部分交換
ほころび縫い1か所
ミガキ 16500円(税込価格)
作業期間 1週間
20年も経っていれば
さすがに劣化は進んでしまいますが
それでも本体側が
まだ修理に耐えうる強度を維持できているのは
さすがエルメスと言えるのかもしれませんね
Posted by ひねりて at
15:36
│Comments(0)
│修理(ほころび、革あてなど)│修理(アレンジ)│HERMES(エルメス)│財布│小物類ほか│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)
2024年01月27日
銅乱かぶせ付け根の破れ部を修理
こんにちは
大寒も過ぎて、今期の底は超えたのでしょうか?
年が明けてもう1ヵ月が経とうとしてますね
ああ、予想を裏切らない速さで時が過ぎてゆきます・・・
さて本日の商品はこちらです
こちらの鞄、オーナー様に教えていただきましたが
銅乱と呼ぶのだそうです
みなさん一度はご覧になったことあるのではないでしょうか?
そうです、よく電車や新幹線などの
車掌さんや運転手さんが持ってらっしゃるあの鞄です
この鞄のオーナー様も運転手さんで
今回持ち込まれたのは
先輩から譲り受けて使っていた銅乱
先輩から続く長年のご使用で
かぶせの付け根がこの状態
内側は問題ありませんが
本来このような経年劣化で使用できなくなった場合
会社から新しい鞄が支給されるので
それを使えばよいのですが
このオーナー様はそれはしたくないのだそう
先輩から譲り受けたものを、簡単には手放せず
せめて一度は直して
出来るだけ長く使っていきたいとの思いで
持ち込まれたのでした
その思いをお聞きして
「ならば精いっぱい頑張ります!」とお預かりし
修理してみました
では仕上がりです
遠目に見た感じ、いかがでしょう?
表側
まず全体に
ナイロンシートを接着した上に
元の素材(合皮)に馴染む色と質感の黒革を接着して
両端をミシンと手縫いで縫い留め
元のコ留め金具を留め直してあります
裏側
裏の素材はまだしっかりしていたのと
オーナー様が
以前より開閉がしにくくならないか気にされていたので
その点も踏まえて
裏側には何もあてずに仕上げましたが
表をしっかり補強してあるので強度は十分上がっています
銅乱
かぶせ付け根を革でカバーして補強
(片側) 16500円(税込価格)
作業期間 1ヵ月
今回のお修理、正直なところ
もしかしたら修理代が鞄代を
上回ってしまっているかもしれません
が、このオーナー様はそれでも修理する選択をされました
オーナー様にとってそれ以上の価値を感じる鞄
ということなんですね
この仕事をしていると
同様の判断をされる方に出会うことは多く
例にもれず、ひねりてもその一人なので
とても共感し、嬉しくなってしまうのです
どうか、一日でも長くご愛用いただけますように・・・
2024年01月20日
グッチトートバックの破れ部修理
こんにちは
今日の広島は生憎の雨
ですが全国男子駅伝当日の明日は
雨予報から曇りに変わっていてよかったです
明日は自宅のテレビ前でぬくぬくと応援したいと思います
では本日ご紹介の商品です
かなり大きいグッチーのトートバック
とても使いやすくて長年ガシガシご使用されるうちに
こんな穴が開いてしまったということで持ち込まれました
こちらの鞄、長年のご使用で全体的に劣化が進んでいて
他の場所もいくつか弱っていたり
穴が開いているところもあったのですが
オーナー様お気に入りの逸品ということで
これまでもいろいろ修理しながら使われてきていて
今回もまた穴をふさいで
あともうしばらく使っていきたいとのご要望でした
ということで、
この度は表と裏から革を当ててこの穴をふさぐことにしました
では仕上がりご覧ください
表は他の革色に近い濃茶色の革を使い
モノグラムの地模様に沿うように菱形にカットして
穴をふさぎました
裏は周りに馴染む色の豚革でカバー
グッチ大型トートバック
穴あき部に革あて修理1か所 4400円(税込価格)
作業期間 1週間
さあ、これでまたしばらく
オーナー様の元で頑張ってくれますね~
2024年01月13日
マッキントッシュ、ステンカラーコートの襟表を交換
こんにちは
年が明けてもう2週間が経とうとしてますが
皆様いかがお過ごしでしょう?
ひねりては毎年恒例の確定申告準備に追われ
気分の焦る毎日ですが
今年こそは今月中に目途をつけたいと思ってます
では本題に入りましょう!
今年初めてご紹介する商品はこちらです
紳士物マッキントッシュのステンカラーコートです。
トーン抑え目のカーキ色で
渋いですね~
もうお分かりと思いますが今回のご依頼場所はこちら
マッキントッシュあるあるだと思うのですが
2枚の生地の間にゴムが引いてある
マッキントッシュオリジナルの
この生地の弱点と言えるでしょうが
経年とご使用によって
裏側のゴムが浮いて出てきて黒くなってしまっています
決して皮脂汚れではないのですが、
この見た目ではやはり目立つし
なかなか気持ちよく着こなすのは難しいですね
ということで
今回はオーナー様に選んでいただいた羊革で
襟表のパーツを作成して交換することにしました
では仕上がりです
ぱっとみいかがでしょう?
元の素材のカーキに合う
カーキ系の羊革を使いました。
つやありですが、目立ちすぎずも適度にアクセントになって
こういうデザイン
といっても良い仕上がりになったのではないでしょうか?
このコートの特徴ともいえる
シーム部分にステッチが出ていない点については
今回の修理で変わってしまいますが
オーナー様はそこには拘らないということで
作業させていただきました
襟をコートに縫い留める縫い目は、目立つ表側から
元々あるステッチに重ねて(ハンガーループのすぐ上のステッチ)
綺麗に見えるように縫製しているため
裏側にはがたつきが出ていますが(下写真右側)
襟を立てない限り見えない部分なので
オーナー様は気にされないということでした
before after
マッキントッシュステンカラーコート紳士
襟表を羊革に交換 20900円(税込価格)
作業期間 約1ヵ月
実はひねりてもマッキントッシュのコートを持っておりまして
以前、同様の症状が出てきたために修理したことがあり
このブログでもご紹介させていただいております
良かったらこちらからご覧下さいませ
修理費用については
今回は紳士物であることと
ここ数年の物価高の影響による基本料金の値上げもあって
その当時の価格より高くなっておりますので
その点にご理解のほどお願い申し上げます
Posted by ひねりて at
15:47
│Comments(0)
│修理(ほころび、革あてなど)│修理(アレンジ)│洋服│修理(革部品交換、大物修理など│MACKINTOSH(マッキントッシュ)
2023年12月23日
革ジャケットのボタン外れ部分を修理
こんにちは
本日の商品はこちらです
ディーゼルの革ジャケット
こちらは以前の財布の方と同様に
持ち込まれた方がお父様から譲り受けて
着られている逸品で
だいぶん体に馴染んできている様子でした
今回のご依頼場所はこちらです
左肩の革ベルトを留めるボタンがとれて
土台の革も縫い留めていた糸の引っ張りに負けて
破れてしまっています
作業前に電話で相談し
こちらも追加で修理させていただくことになりました
あと、ミガキもします
では仕上がりご覧ください
肩のボタンが外れた部分はこんな感じ
破れていた部分の表から
丸く抜いた革を当てて縫い留め
その土台にボタンをしっかり縫い留めました
表から革を当てても
革ベルトを取り付けたら隠れる場所なので
見た目にはわかりません
ポケットのほころび部はこんな感じ
ほころびは、たった2~3目程度でしたが
ほおっておくとどんどん進むし
今回ボタンの修理で裏地を分解するついでに作業をすれば
別々で作業するより1回分の分解費用が浮くので、お得です
分解はこの裾の裏地と革の継ぎ目部分からしました
ミシンと手縫いを合わせて丁寧に縫い戻しますので
見た目にはわからないですよ
最後に、クリーナーで汚れを落とし
レーダーオイルで栄養を与え
更にレーダーフレーゲで栄養とつやを与え
襟首、袖先、裾周りの良く擦れて傷みやすい部分に
レーダーフレーゲクリームを塗りこんで
表面をしっかり保護するメンテナンスをして仕上げました
ディーゼル革ジャケット
左肩ボタン外れ部補強取り付け
左ポケットほころび縫い
ミガキ 9900円(税込価格)
作業期間 1週間
ここのところの寒波のなか
オーナー様に寄り添って
しっかり活躍してくれていることを願います
2023年12月09日
父親から譲り受けたグッチの折財布を修理
こんにちは
早速ですが、今日の商品はこちらです
グッチの折財布
ご覧の通り
かなりの重症患者です
持ち込まれたのは
最初の持ち主であるお父様から譲り受けて使用してる息子さんで
少々費用が掛かっても修理したいとのこと
その思いを伺うと
若くして結婚したお父さんが
これまで苦労しながらも
家族のために頑張ってくれている姿を見てこられていて
そんなお父さんが使っていた財布を簡単には捨てられず
せめて一度は修理をして
出来るだけ長く使っていきたいということでした
なるほど、それはなんとかせねば・・・
ということで
表の劣化部分には新しく革を継ぎ
小銭入れのマチはこれ以上破れが進まないように
仕上げ方はお任せで縫い留め
カード入れ下側の破れ部分は内張の生地に接着し
全体に革のメンテナンスをして仕上げることにしました
では仕上がりです
つぎ足す革はご要望により
出来るだけ質感、色艶など元の革になじむ黒革にしました
上側の端
内側はこんな感じ
before after
下側の端
before after
小銭入れのマチは少し引っ張って元の縫製部分で縫い留めました
表から見たらこんな感じ
カード入れの破れ部分はこんな感じ
今回は、長年のご使用でかなり変形していたので
その辺を考慮しながら
出来るだけ左右対称になるように仕上げるのが
なかなか大変でした
仕上げにクリーナーとオイルとワックスをあれこれ使って
しっかりメンテナンスしてあります!
グッチ折財布
表破れ部に革継ぎ補強
小銭入れマチ破れ部縫い留め
カード破れ部接着
全体メンテナンス 16720円
作業期間 2週間
*今回は1か月半お待ちいただきました。
今のオーナー様は
20代?もしかして10代?と思うような若者でしたが
とてもしっかりされていて
お父様の頑張る背中を見てこられた効果なのかなぁ・・・
などと勝手に想像してしまっています
このお財布が今後も長く
二代目のお供をしていけますように
2023年12月02日
リュックの合皮持ち手に革でカバー
こんにちは
今日の商品はこちらのリュックです
そしてご依頼場所はこちら
全体的にはナイロンの生地が使われているのですが
部分的に合皮が使ってあって
使用頻度の高い持ち手部分がこの状態
さすがにこのままでは見た目が悪いし持ちにくいので
出来るだけ費用を抑える方法で修理できないか
とのご相談
今回はこの持ち手の上に革を巻いて縫い留めることにしました
では仕上がりです
いかがでしょう?
革は元の合皮とつや感の近いものを選んでいます
巻きつけた革の端は切ったままでコートはしてありません
両端部分のカバーと縫製がどこまで出来るかは
作業してみないとわからないという前提で受け付けましたが
鞄本体が柔軟だったお陰で
予想以上に端まできれいに処理することが出来ました
リュック
持ち手に革でカバー
(分解なし) 7700円(税込価格)
作業期間 約1週間
持ち手以外は目立った傷みもなく
軽くて使い易そうなリュックでしたので
また長く活躍してくれそうですね
2023年10月21日
メッシュベルトのほころび修理と芯交換
こんにちは
先週末から3日間、5年ぶりに大阪へ行き
お陰様でたくさんの刺激をいただいてまいりました
事の詳細についてはまた落ち着いたころに
ここで書かせていただきますのでどうぞお楽しみに
ではさっそく本日ご紹介の商品をご覧ください
細かいメッシュとピカッと光る金具が魅力的な
黒色のベルトです
そしてご依頼場所はこちら
糸がほころび始めていますね
あとは分解してみてわかったことですが
このバックル部分の革パーツの内側には
紙タイプの芯が貼ってあり
その芯が劣化していたので
途中でオーナー様に相談し
この芯も新しく革の芯に交換することになりました
では仕上がりです
表から見ても違いは分からないと思いますが
裏を見ていただくと
元より強度を上げるために
ほころんでいた部分の上下にステッチを入れてあります
交換した元の芯はこんな感じで
分解してみると劣化で途中から切れていて
とても弱っていました
新しい芯は床革を使い
出来るだけ長くご使用いただけるように
元より気持ち厚くして、強度を上げて仕上げてあります
同じ向きの写真ではありませんが
修理前後はこんな感じです
修理前
修理後
メッシュベルト
革パーツほころび縫い
芯交換(床革使用) 9900円(税込価格)
作業期間 1~2週間
こちらのベルト
割と長くご使用されているということでしたが
全体的に綺麗な状態だったので
オーナー様が丁寧に使用されていたのでしょうね
これからまた長く活躍してくれますように・・・
2023年10月07日
グッチの財布を全体メンテナンス
こんにちは
気持ちの良い季節になりましたね~
・・・だけど
なんだか蚊もゴキ君たちにもよい季節のようで
出現率高くなってるのはひねりて界隈だけでしょうか?
やっぱ昨今の酷暑は虫にもつらいんでしょうね・・・
さて、本題に行きましょう
本日ご紹介の商品です
グッチの小型折財布
オーナー様長年ご愛用の逸品で
今後も出来るだけ長く使いたいので
不具合あるところなど
全体的にメンテナンスしてほしいとのご依頼
早速状態を確認させていただくと
かぶせの付け根あたりの糸が両サイド切れています
その他の縫製部分も
糸が擦り切れているところが数か所見当たりました
この折曲がっているところが一部擦り切れて、穴が開きかけています
あとは全体的に色がはがれて汚れもついている様子
ということで
今回は、表側の縫製部分を全周縫い直し
穴あき部分を補修+着色
コバ塗りなおし
ミガキ
をさせていただくことにしました
では仕上がりをご覧ください
修理前
修理後
修理前
修理後
オーナー様と相談の上
穴あき部分の裏側は見えない部分なので
ナイロンテープを貼って
必要最低限の補強をしてあります
表側は出来るだけ周りに馴染む
オレンジ系の顔料で補色してあります
あとはこちら
作業途中に見つけた不具合部分で
オーナー様に追加修理をご提案して、作業させていただきました
ポケットの底の方の内張が破れていたので
一部だけ交換してあります
コバはこんな感じ
グッチ小型折財布
表側縫製部分1周縫い直し
革破れ1か所補修(着色あり)
内張部分交換
コバ塗りなおし
ミガキ 18700円
作業期間 2週間
長年のご使用で色がだいぶん落ちているので
磨いてもあまり見た目変わらないと思いますが
汚れを落として
栄養を与えて
表面をコートしてあります
今後もこまめに同様のお手入れをしてあげることで
ご愛用期間を延長していくことも可能です
どうぞ一日でも長く活躍してくれますように・・・
Posted by ひねりて at
16:11
│Comments(0)
│修理(ほころび、革あてなど)│修理(内張り交換)│財布│GUCCI(グッチ)│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)│タピール(TAPIR)
2023年09月30日
ショルダーバックに隠しマグホックを丈夫に取り付け
こんにちは
早速ですが本日ご紹介の商品です
紳士用の大き目ショルダーバック
黒色で容量たっぷりシンプルなデザインの
使い易そうな一品です
今回のご依頼場所はこちら
かぶせと本体に隠しマグネットが取り付けてあるのですが
本体側2か所とかぶせ側1か所のマグネットが行方不明で
止まらない状態になっていました
おそらく接着だけで取り付けてあったために
外れてどこかに行ってしまったのだと思われます
あとはこちら
内張の底角部分がどちらも
布がほころんで穴が開いています
そしてこちら
背面外ポケットに2セットマグホックがついているのですが
片方のメス側の金具が一部取れて
使えない状態になっています
パッと見わからないでしょうが
本来は下の写真のような状態のものです
今回は隠しマグホックを
元の取り付け方とは変えて
簡単には外れない方法で取り付け
内張ほころび部分は
少し縮めて縫い留めることで穴をふさぎ
背面ポケットのマグホックは
1か所だけ新しく交換することにしました
では仕上がりです
隠しマグホックは
マグネットの上からナイロンシートを接着するだけでなく
マグネットの周りを革と一緒に縫い留めることで
糸がほどけてボンドがはがれなければ
とれないような状態に仕上げていますので
今回のような症状は簡単には起こりません
内張はこんな感じ
元よりサイズが小さくはなっていますが
鞄のデザイン的に問題のない範囲のサイズ変化です
背面ポケットのマグホックは
メス側1か所交換しただけで使えるようになりました
大型ショルダーバック
隠しマグホック交換4か所(分解2か所)
マグホック(小)メス側交換
内張補修縫い2か所 15400円(税込価格)
作業期間(材料仕入れ期間含む) 3週間
行方不明だった本体側の元のマグホックは
結局見つからず
おそらく穴の開いた内張から
逃げ出したのだと思われます
今頃どこかの鉄にくっついてるのかなぁ・・・?