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お願いとおことわり


     ・このブログは
      広島近郊の方には
      お店の詳細を知っていただくために、
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      身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
      公開しております。パソコン

     ・カテゴリ一番上の記事
      「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
      ご来店ください。家

     ・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格、
      納期などをご紹介しておりますが、
      同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
      価格や納期は変わります。
      あくまで目安として
      参考にしていただくために公開しておりますので、
      予めご了承ください。スマイル

     ・2014年4月より前の記事では
      その当時の消費税率5%で価格表示してありますが、
      実際にはご来店時点での消費税率で
      対応させていただくこととなります。金貨


2016年03月19日

BREE  ヌメ革パイピングの部分補修


こんにちは

今日はご依頼率の高いBREEさんの商品で

これまたご依頼の多い内容でもある

パイピング破れ部分の補修をご紹介しましょうスマイル


ご覧のとおり、前側の左コーナー部分が破れていて

中のパイプが見えていますねなき




















他の角3箇所は破れてはいませんが、

大分摩耗して革が薄くなっていました大泣き


角以外はまだ元気な状態ですし

このパイピングをすべて交換するとなると

鞄を大きく分解してかなり大がかりな修理になり

高額になってしまいますので金貨

今回は底のコーナー4か所のパイピングを

部分的に補強修理することになりましたパー


では仕上がりをご覧くださいカメラ

同じ種類のヌメ革を中央は厚く

端の方は薄く加工したうえで

それぞれ角のパイピング部分に

上から接着してカバーしました!花まる


革用の強力なボンドでしっかり接着してますし

端は縫い目の間から入れ込んで

しっかり包み込んでありますのでgood

少々の事では剥がれてこない仕上がりになっております。グー






















修理個所には

出来るだけ焼けているヌメ革を使用してますが

それでもまだ元の革との色の違いはありますヒ・ミ・ツ

ただ、これもワックスやクリームなどでメンテナンスしつつ

日々使用していくことでどんどん焼けていき晴れ

周りの革とうまく馴染んでくれるようになりますので

気にならなくなりますよクローバー



BREE手提げかばん
底コーナーパイピング部分修理4か所   10000+税

お預かり期間             2週間


こちらの鞄

だいぶん乾燥が進んでおりましたので悪魔

レーダーオイルを数回重ねて栄養を与え

最後にレーダーフレーゲクリームで

蓋をするようなイメージで

全体をコーティングして仕上げました。


乾燥で白っぽくなっていたものが

綺麗なあめ色に戻りピカピカ

艶も出て元気になりました天使


オーナー様にも仕上がりを喜んでいただけて良かったですニコニコ





昨日の昼ごろ

雨の中用事をしに出かけたのですが、

そのとき

こんな春を見つけました双葉


雨音以外のかわいらしい音が「チチッ、ピチピチッ」と

どこからか聞こえてくるなぁと見上げるとアップ

エナガやコゲラたちが

この花の蜜を吸いにたくさん集まってました音符



これはたぶんコブシの花だと思いますお花












で、あわてつつもそ~っとシャッターを切ってたんですが

薄暗い中でなかなかうまくピントとアングルを合わせられず

もたもたしてたもんだからアセアセ

みんなさっさと逃げてしまいダッシュ

かろうじてとらえることが出来たのがこちら・・・

コゲラです音符

逆光で切り絵みたいですけどねぇ・・・ガーン





春ですねぇクローバー


  
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2014年11月29日

BREE折財布 全体アレンジ補強修理 その2



今日は前々回の続きですね

お待たせしましたスマイル

まずは仕上がりを詳しく見ていただきましょうかカメラ




表から見て長方形の4辺すべての端の革が

再使用不可能なぐらい劣化していたり裂けていたりしたのでタラーッ

新しいヌメのテープでカバーしましたgood




表面の折り曲げ部分の両端がかなり劣化していましたので

そこには思い切って新しいヌメで半円状にカバーしました↓














お札入れの内張りはすべて乾燥しきっていて

分解のために触るだけで裂けたり破れたりするくらい劣化していたためガーン

全部新しく交換しましたピカピカ




交換した内張りのひとつです、けっこう形がゆがんでしまってました。

これだけ変形してると組み立て直す時にとてもやりにくく、

きれいにいい状態にしにくいため

交換することにしてよかったと思いますOK




もちろん使えるパーツは使ってますよ

札入れ入口のこの革テープもそのひとつスマイル



ただ、元は接着だけで仕上がっていた部分ですが

出来るだけ丈夫にするために縫い留めてありますグー



良く力がかかりがちなところで弱っているなと感じた部分には

革をあてて補強したうえで組み立てました↓




ここも元通りに縫うだけではちょっと不安を感じるくらい

使用するたびに負荷がかかる部分

こんな風に仕上げてみましたしょんぼり










BREE折財布、全体サイズカットアレンジ
テーピング取り付けー表全周、札入れ仕切り入り口1か所、底中央1か所
革あて補強ー大2か所、小2か所
内張り交換3か所
旧パーツ劣化部補強処置数か所                 31200+税 円    


お預かり期間                              約1か月半





今回のお修理は作業しながら、

革だけでなく生地素材が予想以上に劣化していることに気づきオドロキ

途中でオーナー様に相談しながら作業を追加しつつ黒電話

時間をかけて完成させていったものです時計



受付時に商品を拝見する際、

たいてい革の劣化には注意深く目を行き渡らせるようにしておりますが、

それと同じくらい生地の劣化にも注意する必要がある

ということをあらためて実感させていただきましたキョロキョロ アセアセ

まだまだ奥が深いですねぇ・・・修理ちっ、ちっ、ちっ



がんばりますっ!グー




最終的には、オーナー様に喜んでいただけたので、よかったです音符

これからさらにこのお財布を相棒にご家族との思い出を

重ねていっていただければいいなぁなんて思っておりますピカピカ


  
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2014年11月15日

BREE折財布 全体アレンジ補強修理 その1



今日は久々に大掛かりな修理をご紹介しましょうねグー

商品はこちら、BREEさん出身の折財布です↓




ヌメ革の飴色がウシ

オーナー様と過ごされた年月を物語ってますねぇ時計


このお財布、

良く見るとすでにあちこち治療が施されてました救急箱
























この治療跡を拝見するだけでも

オーナー様の思い入れの深さが伝わりますよねぇ雷

すばらしいっ拍手


オーナー様曰く

「かなり傷んでしまっているけれども、

使い馴染んで気に入っているので花まる

ある程度料金がかかっても

出来るだけ修理で直して、より長く使えるようにしたい。」とのこと

さらにお話を伺ううちに、

奥様からの贈り物だということが判明プレゼント


なるほど~ハートと納得しながら

素敵なご依頼だなとうれしく思いました音符



正直に言いますとしょんぼり

確かにかなり劣化が進んでますアセアセ

ほら、ここもこんな感じだし↓




なので、このお財布の修理には

全分解をするような、かなり大がかりな作業が必要でグー

それだけ料金も高額金貨になるということをお伝えしたところ

それでも検討したいという姿勢でいらっしゃったので

まずは1週間ほどお時間を頂いて

良く状態を確認したうえで、

よりベストと思える見積を考えさせていただくことにしました。家


・・・そして1週間後ダッシュ

あれこれ予想されるリスクを説明しつつ、

熟考してキョロキョロ ひねりだしたお見積をご提案した結果

この大修理をご依頼していただくこととなりましたOK


とりあえず仕上がりだけご紹介しておきましょうねカメラ



詳しい修理内容と経過、

そしてオーナー様の感想については

また次回ご紹介します

どうぞお楽しみにクローバー


  
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2014年05月17日

BREE書類鞄、擦り切れ補強修理と持ち手等交換 その3


いいお天気ですねぇ晴れ

カープも好調をキープしてくれてるし野球ボール

お蔭でひねりても気持よくお仕事できております家音符




さあでは、今日も前回の続きですねボストンバック

今度はこの部分↓










底の角4隅を革でカバーして補強してますボストンバック


最初にもお伝えしましたが、この鞄は

分解しても、組み立てるのが大変困難な構造になっているため

今回は分解しないで出来る方法で作業させていただきましたパー



底の擦り切れ部分を全体的にカバーできて

なおかつ見た目にも馴染みクローバー

マチのファスナーの使い勝手にも問題が生じないようにgood

オーナー様と相談しながらこのようなデザインに決めましたが

いかがでしょう?目



この方法だと

底の部分は本体に縫いつけることが不可能なので

先に飾りステッチを入れておいて

本体へ出来るだけ接着しておいたあと

このように3か所にカシメを打つことでしっかりと留めてありますグー



底以外の前、横、後の部分は

3回に分けてミシンで本体に縫いつけてますOK



と言ってしまえば簡単ですがちっ、ちっ、ちっ

この鞄自体、厚い革を使用しているうえに

内張りとの間にはスポンジのクッションが入っておりタラーッ

そこにさらにこのカバーを足して縫うというのは

かなり厚みが出て縫いにくいものでしたガーン



というわけで今回の修理のなかで

この底カバー取り付けの作業が一番の難関でしたキョロキョロ アセアセ





その他の修理は以下の通りです↓



背面底近くにあるファスナーの引手がとれたところに

革引手を作成とりつけています。












もともとは金属製の引手がついてましたが、

同じようなものを取り付けるにはスライダーごと交換する必要があり

構造上高額になってしまうので、

一番簡易的にできる方法で修理してますクローバー



場所的に目立たないところである上に

引手をファスナーのカバーに入れ込めば(上写真右)

ほとんど見えないので気にならない感じです花まる



一方でこちらも同じように革引手を取り付ける予定でしたが

スライダーの構造が上記のものとは違って

同じ革引手を良い具合に取り付けることが出来ない

ということを作業中に気づきアセアセ

急きょスライダー交換へと変更して以下のような仕上がりになりました。


左マチ(修理した側)             右マチ




































修理したのは左マチのほうです。

この部分に関しては

スライダー交換がスムーズに作業出来る構造だったので

料金を追加することなく作業変更させていただけましたOK



こちらも結果的には

遠目に似た仕上がりに出来たので良かったです音符





あと、こちらは鞄の中の仕切りについている

面ファスナー(マジックテープ)のループ側ですが

劣化して外れかけていたので新しく交換していますピカピカ


元より大きいサイズのものを裏に貫通させて縫い付けました。













こちらは面ファスナーのフック側が先についたベルトの付け根で

内張りへの取り付け部分がほころんでとれかけているのを

縫い留めました。



この作業

持ち手の取り付け時に分解したついでに

ちゃちゃっと縫い留められると予想して受け付けたのですが・・・

これまた予想外の構造になっておりまして、

予定通りの作業は出来ませんでした×



文章でのその説明は

ひねりてにはちょっとうまく出来そうにないので省きますが

かなり冷や汗かきながらの作業内容となりましたワーイ アセアセ



最終的には予定より丈夫に縫止められたので一安心ですハート



裏は外ポケットの内張り部分に貫通させてます雷


同業者の方ならこれがどういう状況であったか

察していただけるのではないかと思いますヒ・ミ・ツ
















そんなこんなの手に汗握る展開だらけの作業を経て

完成に至ったわけでありますニコニコ



最後にコーナー部分など全体に色が剥げているところが

目立たなくなるように黒い顔料を添付し

革への栄養とつやも与えて仕上げてありますgood








BREE書類鞄

持ち手、根ももX2交換
底角革カバー(両サイド)
スライダー(引手付)交換
革引手作成取り付け
面ファスナー交換X1
ベルト付け根ほころび縫い 
全体色はげ部分、着色処理            67000+税 円

納期(革仕入あり)                  約2か月





今回はほんとに初めてのことと予想外のことだらけで

とても貴重な経験をさせていただきましたピカピカ



この鞄を分解してみて感じたのは

かなり厳重に頑丈に作成されているなということで

さすがBREEさん

しっかりいい仕事をされてました拍手



ただ、今回の修理に関しては・・・

それが大きな障害になってくれちゃいましたけどね~がいこつアセアセ





これからこの鞄が1日でも長く

オーナー様のもとで活躍してくれることを切に願います家







  
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2014年05月10日

BREE書類鞄、擦り切れ補強修理と持ち手等交換 その2


お待たせしました

前回の続き、BREE書類鞄の結果発表ですマイク






ざっと見た感じはいかがでしょうか?



ではまず持ち手部分から近づいてみましょうねめがね

修理前はこんな感じでしたが・・・




持ち手はこのように再現しましたピカピカ





最初の予定では元と同じ厚みの8ミリ程度にするつもりだったのですが

なんでも多めに盛りたい性分を今回も制御できずキョロキョロ

元より中の芯も表の革も少し厚めにし

せっかくだからお気に入りの丈夫なナイロン芯も

この際たっぷりしっかり入れ込んで・・・

などといろいろ盛りに盛ってしまったためごはん

結果厚みが元の1.5倍の12㎜アセアセ





当然予定していたミシンでは縫えないため×ガーン

手縫いで仕上げるという墓穴を掘ってしまいましたワーイ


もちろん鞄とオーナー様にとっては良いことで、

元よりかなり強度は上げられていますアップ

と自信を持って言えるものに仕上げられたので

最終的には良かったと思いますOK



根ももはこんな感じ


修理前








修理後













オーナーさまにはご了承済みですが

リベットはBREEのロゴなしに変わってます↑


こうやって元と比べると

ちょっと用心してステッチを内に入れすぎちゃったかなぁ?タラーッ

とは思いましたが

中の芯はもとより強度を維持してくれるものにしてあるしアップ

やはり常に重い荷物を運ぶ役割であるこの鞄の

一番重視すべきは耐久性なのでグー

そういう点では良い修理に仕上げられていると自負してますフンッ


















ここで芯材についてひねりての考え方と作業方法を

少しご説明させてくださいスマイル



もともと入っていたスチール芯ですボストンバック



最初はかなり頑丈だと思うのですがちっ、ちっ、ちっ

使用回数の増加に比例して金属疲労を起こし

このようにポキッと折れてしまいがちのようです大泣き

実際こういう症状で持ち込まれた鞄をボストンバック

数多く修理させていただいております。



なので、ひねりてでは

見た目にスチールよりは頼りなく見えがちだけど

実はより長期間の安定した耐久性が見込める

ナイロンタイプの芯を積極的に使用してますパー






それから

持ち手に入っていたのは2㎜厚くらいの樹脂製の芯と

薄めの厚紙のような素材の芯でしたが

これまた使用時によく動く部分でポッキリ割れていました(上写真↑



触った感じは柔らかいプラスチックのような素材です。

持ち手に厚みを持たせて軽く丈夫に仕上げるのには向いているし

作業性も良いとは思うのですがしょんぼり


やはりこちらもある程度の年数が経つと

劣化でこのように割れてきてしまいがちですなき


そこで今回ひねりてでは

この樹脂と紙芯の代わりに

床革という、厚い革を漉いたときに出る銀面側でないほうの革を使用し

さらに根ももと同じくナイロン芯(下写真↓)をしっかり入れ込んで仕上げましたグー




このようにひねりてでは

もとの部品の見えない部分に使用されている材質を

同じものに揃えることにはこだわらず

元の丈夫さ以上に仕上げられると思える方法や材料があれば

それを使用しておりますクローバー


この芯材に関する考え方と対処法は

今までの経験の中で培われてきたもので時計

今現在思いつく方法の中で最良だと判断しているわけですが

他にもひねりての知らない良い方法や違う考え方もあると思いますパー


なので、今後も修理業を続けていく中で

さらに最良の方法に出会えるよう

これからも
探究心を持って日々を過ごしていきたいなぁ

と思っておりますスマイル




さてさて、ちょっとご説明が長くなりすぎちゃいましたねへび

結構大事にしている部分なのでつい熱く語ってしまいました炎



ではこのつづきはまた次回ということで

つぎは底コーナー部の補強アレンジについて

またまた熱~く炎?ご紹介させていただきますねニコニコ



お楽しみに音符





  
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2014年05月03日

BREE書類鞄、擦り切れ補強修理と持ち手等交換 その1



今日の商品はこちら

すっかりお馴染様となりましたBREEさんの鞄、

紳士用のブリーフケースですボストンバック




修理前の写真が

底コーナー部への落書き入りしかありませんが

気にしないでくださいねちっ、ちっ、ちっ









10年近くご使用の鞄で、

持ち手全体と根ももが片方劣化しているし

底のコーナー周辺の革がすり減って色落ちしているうえ、

穴が開きかけているところもありますアセアセ



例のごとく修理前の写真撮影が不十分で

底周辺の拡大写真がありませんタラーッ

まいど申し訳ありませんガーン



オーナー様のご要望は

持ち手と根もも2か所の交換

ファスナー引手が無くなっている2か所への引手取り付け

あとは底の擦り切れ部分の補強と

色落ち部分への着色処理ですパー



今回のこちらの鞄ボストンバック

おそらく写真ではわかりにくいかと思いますが

内張りもあわせてすべて内縫いの仕上げになっており、

元と同じ見た目や仕上りに近づけるには

裏返して作業する必要があるのですが・・・

厚くて張りのある革で出来ているうえにしょんぼり

内張りにはクッション素材がしっかり内蔵されているため、

劣化の進んでいる現状で裏返すのはかなり危険な状態でしたちっ、ちっ、ちっ



ていうかいったいこの鞄どういう手順で組み立てていったの?オドロキ

と思ってしまうような構造で

情けないですが、正直どうやって組み立てていったのか

はっきりとイメージすることは出来ませんでしたぁヒ・ミ・ツアセアセ



ひねりてもまだまだですねキョロキョロ



そんな中でも

ひねりてなりに出来ることをあれこれ思案した末に

オーナー様へ各場所ごとへの修理案をお伝えして

ひとつひとつ選択していってもらいました↑



そして結果的に、

ひねりてが予想していた金額を上回るアップ

高額、大物修理をご依頼していただくこととなりましたボストンバック




で、仕上りですが・・・




どんな感じになったか

一つだけ完成写真をご紹介しておきますねカメラ



あとはご自由にいろいろ想像してみてくださいピカピカ



答えは次回のお楽しみです家



  
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2014年03月29日

BREEペンケースのファスナー交換



今朝、バス停に行くまでの道すがら電車

あちらこちらに春を見つけることが出来たのですが、

その一つがこちらですパー














たぶんエンドウの花だと思うんですが、

綺麗な紫のグラデーションが素敵で思わずパチリッカメラ

春ですねぇクローバー



さぁて、今日の商品はこちらスマイル






BREEのペンケースです


ヌメ革製で、

もともとは肌色だったものがこんな風に変化したということです

いい感じに焼けてますよねぇピカピカ

 

でも、ファスナーのテープ全般が摩耗していて、

今は閉まっていますが、

閉めたとこから開いてくるという症状が出てきておりますなき





ということでファスナー交換しましょうねグー


まず分解しましょうハサミ


分解すると両サイドの耳も一緒に外れたので

また接着しなおしますが、

この使い込んだヌメ革は接着が利きにくそうなので、

ちょっと下ごしらえしましょうかパー

ペーパーで接着する両面を軽く削って荒らしておきます花まる











 
なーんだそれだけ?と思われるかもしれませんが

こういうひと手間が

後々の仕上がり具合と効率化に影響したりするんですよ~
ちっ、ちっ、ちっ

と偉そうに言ってますが、

実はそのひと手間を「ちょっとくらいいっか!」と省いては

失敗してやり直しているからの経験談でございます
ニコニコ タラーッ




次にこちらのパーツですが


ちょっと傷んでいるのと、

結構縫い代がぎりぎりなので、

新しいヌメ革で作りなおして取り付けることにしましたクローバー



こうやって切り出して、

さて取り付けようかと思ったら・・・オドロキ




ない、ないないっアセアセ

散々探し回ってふと見るとしょんぼり



ありました拍手ひねりての肘にタラーッ



良くやるんですこれ、

ひねりて的には「修理屋あるある」の一つだと信じてますニコニコ



さあ仕上げです音符
















ペンケースファスナー交換(20センチ)
両サイド分解、テープ交換あり           7350円

納期
材料在庫有りの場合                 1週間
材料仕入れる場合                 ~5週間









これからも

さらに持ち主様色に染まっていくのでしょうねぇ

より長く連れ添ってくれることを願っております家



  
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2013年09月27日

BREE ブリーフケーススライダー交換


今日はスライダー交換のご紹介ですicon96

商品はそろそろ当店のお得意様になりつつあるicon120

BREEさんのブリーフケースですicon100



確か10年くらいはご使用されている商品で、

表面の乾拭き水拭きでお手入れしながら

ここまで育てられたということicon165



素朴なヌメ革ならではの味わいが出てきてますね、

素敵ですicon12



ただ、ファスナーがこの状態face03








以前もお伝えしたことがあると思いますが、

こういうケースで、

ファスナーテープのほうがまだ使用可能な状態の場合

まずスライダー交換で試してみて、

テープ側のエレメント(レール部分)と

スライダーの規格が微妙に違うことできついicon08

もしくは閉めても開いてくる状態だったらicon11

テープ側も含めてファスナー全交換をしなければ

直すことが出来ないこともありますicon23



ですから必ず受付時にこの説明をして、

スライダー交換だけで修理できなかった場合

ファスナー交換をするか

キャンセルしてスライダー交換を試した作業代を一部支払うことにするか

お客様に選んでいただきますicon166


上記内容については

クロコダイル長財布 スライダー交換

の記事で詳しく説明しておりますのでどうぞご覧くださいませface01





今回のお客様は

ファスナー交換になっても修理するという選択をされていましたicon26



で、結果は・・・




スライダー交換で直りましたface02






スライダー交換
材料取り寄せ手数料込          3150円

納期(取り寄せ期間込)          10日間〜               

*材料によっては1か月以上かかる場合もあり。





このファスナーのサイズは

あまり一般的には使用頻度の少ないサイズのものだったため

当店に在庫がなく、取り寄せる必要がありましたicon103



もともと真鍮色のスライダーが付いていたようですが

メッキがはがれてシルバーっぽく変わっており

エレメントの金属部分はアンティーク色っぽく変色しているしでicon11

「今回のスライダーの色はどうしようか〜icon10」と迷いましたが

お客様と相談協議の結果

アンティーク色を注文して取りつけました。



なかなかいい感じで馴染んでましたよicon12

お客様にもご満足いただけてたのでよかったですicon66







  
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Posted by ひねりて at 14:33Comments(0)修理(ファスナー)BREE(ブリー)

2013年05月03日

BREE紳士鞄 根もも交換


世間様はGWまっただ中、

みなさん楽しんでますか?icon01



ひねりてはのんびり作業を楽しんでますicon66




さてさて今日の商品は、

今年初めにパイピング修理についてご紹介した

こちらのBREEの紳士鞄 icon100






その後

「根もも(持ち手を鞄に固定するパーツ)交換をしたらご紹介します!」

と言ってそのままになっていましたのでicon10

いまさらですが、ご紹介させてくださいicon96





まずはその根ももの修理前の状態はこんな感じでしたicon23

左側



右側





横から見たらこんな感じで、

重い荷物を入れる用途のブリーフケースだけに、

ちぎれるのも時間の問題と思える状態でしたicon11








では分解icon146



気になる中身はこのようになっていましたicon144

中に強度を上げるためのスチール製の芯が挟んでありましたが、

一番負荷のかかるところで動きも多いので、

金属疲労でバラバラに折れていましたface08






もともとは

表に牛革、中の芯に厚紙とスチール製のパーツが使ってありましたが、



ひねりてでは、

表に元と近い質感の牛革と裏に豚革、

厚紙の代わりに弾性を出す不織布、

スチール芯代わりにナイロン製のベルト芯を使いました icon144



使用する部分の負荷状況から考えて、

スチール製よりもナイロン製のほうが寿命は長いと判断してます
 icon103



今回の鞄の根ももは特殊なデザインで、

同じようにするには大掛かりになってしまいますface03

ですから、劣化部分の周辺だけをカットし、

代わりになるものをデザイン的に馴染むよう作成して

カット部分を上から隠すような仕上げにしましたicon21





仕上がりはこんな感じですface01

左側





右側







横から見たらこんな感じ、

元々ついていた根ももの内側に革は使用してませんでしたが、

出来るだけ見た目も強度も上げるため icon21

内側に豚革を使いました icon166

ほぼ見えませんけどね・・・icon11









仕上がりです!icon12







BREEブリーフケース根もも交換2か所        
カブセ二か所分解あり
根もも周辺加工あり                 17850円


納期                          2週間





前回のパイピング修理と合わせたら、高額な内容になりましたが icon169

すでに10年程使われている鞄、

お客様は定年までのあと5年もってくれればと

修理することを決断されましたicon100



ひねりての考えでは、

もともと使用してある革が上質なものなのでicon12

お手入れ次第では5年と言わず

あと10年のご使用も充分可能と予想してますが・・・

結果がわかるのは10年後、

またその頃に元気で再会できることを願って

ひねりてを続けていきたい思います
icon96


                 





  
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Posted by ひねりて at 18:21Comments(0)修理(持ち手関連)BREE(ブリー)

2013年01月15日

BREE紳士鞄 パイピング部分修理


ここ最近、

修理のご紹介が途絶えておりましたので、

本日は今年初めてのお披露目をいたしますねicon96



商品はこちら、BREEさんの紳士鞄icon100





お題はパイピングの部分修理icon146

         背面左側                    背面右側









革が摩耗して穴が開いてます。

右側は中のパイプが折れて飛び出してます。



         前面左側                   全面右側









以前BREEさんで修理されていますが、

その部分の革がはがれてきています。



では作業にかかりましょうかicon146


まずは、

開いた穴に薄くて丈夫なナイロンのテープを接着してカバーし、

穴から折れたパイプが飛び出しにくくしておきます。



テープは片面が粘着質になっていて接着剤なしでくっつくようになってますが、

出来るだけしっかり固定させたいので、

あえて革の接着剤を使って接着してありますicon103




                  before                               after









以前の修理箇所も、革をはがすとこのようにパイプが折れていたので、

強度を上げてきれいに仕上げるためにも

やはりナイロンテープでカバーしますicon21



劣化の状態によってはこの工程が必要ない場合もありますが、

今回のように柔軟性がある鞄は、

芯が入ってカチッとした鞄よりも

折れたパイプが突き出しやすいと判断し、

この作業をすることにしました
icon23



そして、

今度は似た風合いの黒い革を

ベストサイズに加工して、工夫して、上から接着と小細工をしていきます。



で、仕上がったのがこちら・・・face01


 

         背面左側                   背面右側











        前面左側                    前面右側












ひねりては今回の場合、

BREEさんほど厚い革を使用していません。


ある程度強度のある厚めの革を

強度と見た目と再発防止を考慮して、

一番ベストと思えるサイズと厚みに加工し、

使用しています
icon146



縫製作業なしの接着だけで仕上げた修理ではありますが、

革の両端を漉いて継ぎ目の段差を少なくしてあるので、

継ぎ目からはがれにくくなっていますicon22


さらにこの作業によって

遠目には継ぎ目がわかりにくいきれいな仕上がりになるのでicon12

一石二鳥の方法なんですicon66


それからもうひとつ、

縫い目と縫い目の間に革をしっかり入れこむ細工をしてあるので、

少々のことでは剥がれてきませんよ〜icon21





パイピング部分補修
・テープ補強    4か所
・コーナー部分革カバー  2か所
・ストレート部分革カバー  2か所            9450円

納期                              1〜2週間





このパイピング部分、

構造上今回のような症状は起こり易いようですねぇicon10


パイピングを全交換すると、

全分解が必要で、かなりの高額になりますが、

この修理ならまだ検討しやすい内容かなと思いますicon166





こちらの鞄、

ただ今、別の部分のお修理で再入院中ですicon11

パイピング修理が仕上がってから気づいたことだったので、

2度手間になってしまいましたicon10


最初にお預かりするときに

その劣化状態に気づけていたら・・・

と思うと、お客様には申し訳ないかぎりですface03



こんなひねりてを信頼して2度もご依頼いただいてるのですから、

そのご期待にしっかり応えられる作業をしていきますicon21




また仕上がったら

みなさまにご紹介しますねicon96





  
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