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お願いとおことわり


   ・このブログは
    広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
    遠方の方には
    身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
    公開しております。パソコン

   ・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
    「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
    ご来店ください。家

   ・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
    納期などをご紹介しておりますが
    同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
    価格や納期は変わります。
    あくまで目安として
    参考にしていただくために公開しておりますので
    予めご了承ください。スマイル

   ・2014年4月より前の記事では
    その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
    実際にはご来店時点での消費税率で
    対応させていただくこととなります。金貨

   ・当店は予約制ではありませんので
    営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
    どんな修理にしたいかという構想を持って
    ご来店ください。家
    場合によってはお客様が集ってしまうこともありますがアセアセ
    その際は、携帯電話をお持ちの方には
    店外で他の用事などをしてお待ちいただき
    受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。黒電話


2018年06月02日

BREE長財布のバネホックを交換


こんにちは!

今日はひねりての常連さん

BREEの長財布の

これまたおなじみのホック交換をご紹介しますカメラ



商品はこちらの長財布↓




パカッと中を空けてみると目

バネホックで留まるようになっていまして


そのメス側の方のバネが弱ってきてるようで

ホックが甘くなっている状態でしたキョロキョロ



なので、今回はこちらのメス側だけを交換します





仕上がり具合はこんな感じ


あんまよく分かりませんよねアセアセ



この部品を新しく交換しました

交換するにはこの写真上部にあるステッチを

10センチほどほどく必要がありますパー




裏ずれなく仕上げられましたチョキ





BREE長財布
バネホック(メス側のみ)交換
分解あり          2300+税円

作業期間          1~2日間


この商品のオーナーさんは

これまでも定期的にご依頼いただいている方で

その商品はすべてBREEですニコニコ

ひねりての見解では

BREE好きの方には修理好きの方が多いようです拍手


ご自分色に染まった革製品

そりゃ長く愛用したいですよね~クローバー


ということで、

革製品の不具合でお困りの方は

ひねりて迄どうぞ 家




さて、先月は

京橋川岸の花の植え替えに行ってきました双葉





















植え替えの参加は、

これで3回目のひねりてですが

今回はここを担当させてもらいました↓


土を柔らかくするために掘り起こしてると

にょろにょろとミミズさんが数匹出てきて、

少々ひるみましたが叫び

彼らは良い土には欠かせない存在ピカピカ

傷つけないようにそ~っと土のお布団を掛けときましたzzz


「この会に参加するまでは、こんな対応できなかったよなぁキョロキョロ 」と

我ながら少し成長を実感できた瞬間でした花まる






















また川岸の散歩の楽しみが増えたなぁ音符








  


2018年03月10日

BREEの馬蹄型小銭入れを修理


こんにちは、昨日の広島市内は

一日中風が暴れまわってましたけど

全国的にも天候が荒れた一日だったようですね・・・タラーッ

桜の開花が待ち遠しいな~サクラ




さて、今日はBREEの馬蹄型小銭入れの

こんな修理をご紹介しますカメラ


商品はこちらの小銭入れ




持ち主様の奥様からのプレゼントだそうですプレゼント



何年物と言われていたかなぁ?キョロキョロ

20~30年物だったと思いますが

それだけ使用されていたらこうなるのは仕方ないですねぇ↓


一番摩擦の多い劣化しやすい部分だけに

だいぶん脇から朽ちてきていますがいこつ



奥様からのプレゼントという事もあり

出来るだけ修理して使いたいというご希望に沿って

こんな感じに修理してみました↓


この機会にちょっと気分を変えてみたい

という持ち主様が選んだのは、トーン押さえめの赤い革もみじ

ヌメに合うナチュラルな仕上げの革なので

いい感じに馴染んでますgood





修理前





















両脇はミシンでは縫えないので

手縫いで仕上げてありますよパー



BREE馬蹄型小銭入れ
劣化部に革でカバー     6000+税円

作業期間          3~4日間



これで益々

奥様との絆も深まってくれる事と期待してますハート


使い込むほどに愛着の増す革製品

修理でオリジナル度も上げてアップ

さらに手放せない一品に育てていくというのも

楽しい使い方ですねクローバー



  


Posted by ひねりて at 14:53Comments(0)修理(アレンジ)BREE(ブリー)財布

2017年08月08日

BREEのショルダーを思いっきりリメイク!



さあ今日は久々に修理をご紹介しましょう!

商品はこちらのBREEのショルダーバック↓




まずは持ち込まれた時の状態をご覧くださいカメラ

後ろ姿


両サイドの天口近くのマチ











マチの底部分


入り口から見て




内張りとストラップの付け根部分      内ポケットの入り口部分











と、長年持ち主さまの通勤のお供をし続けて

このように疲労困憊なご様子でした赤面



で、今回も見積期間を頂き

その間、持ち主様にも

具体的なリメイクのイメージをしておいてもらって

再度打ち合わせの時間を頂いて

以下のように再生させていただきました。↓





元のマチは取り外し、

胴体は弱っていた天口部分4㎝ほどと、

マチとの継ぎ目周辺を整える程度カットして

気持ち横長で

気持ちマチのあるA4サイズほどの袋を作りましたグー



ストラップも弱っている部分をカットして

内側を補強したものを

袋本体に対角線に縫い留めて仕上げました。

元よりずいぶん短くなりましたが、

その辺は受付時に了承済ですOK



内張りはすべて外して内張りなしの仕上げにし、

本体に直接内ポケットを縫い付けたので

背面にはステッチが出ていますパー














内張りに縫い留められていたストラップは

新たに元より5センチほど長く作成して

元の位置より入り口に近く

より頑丈な場所に取り付けました。












元はストラップを直接縫い留めてありましたが

今回はひねりての判断で

根ももを作成して取り付けました。


こうすることで、

ストラップの動きによる土台の劣化を抑えることが出来ますグー

すべてが新品の鞄の場合は不要な心配でしょうが

使い込んだ土台の革と

元より丈夫に作った新しい革との強度のバランスを考えると

この方法がベストだと思いますgood





持ち主様のご希望により

元より入り口付近にストラップの付け根を持ってくることで

ストラップの先に取り付けたカギを

すぐにひっぱり出せるように出来ました音符












ひねりても鞄の中でカギを探し回るのが嫌で

同じような機能のキーホルダーを作って愛用してますので

オーナー様のお気持ちはすぐに理解できました鍵





BREEショルダーバックのリメイク   30000+税円

作業期間             1か月






























快くブログ掲載を了承してくださったオーナーさま


身につけていらっしゃる天然素材とそのお人柄から

透明感と風を感じる素敵な方ですクローバーピカピカ



今回の仕上がりにも喜んでくださり

その場で荷物を入れて使い始めてくださいました

修理者冥利に尽きる反応に感謝です花まる



そして

「私が一番おいしいと思うバターケーキなんです」

とこんなものまで手土産に持ってきてくださいました





ひねりて、この時その存在を初めて知りましたが

あとで調べてみると

おいしいと有名なお店なんですねー

実際とっても美味しかったですgood



「そんなぁ、仕事なんですから、

こんなことしていただかなくてもいいのに・・・」パー

という手は既にバターケーキの袋に伸びておりましたニコニコ アセアセ

知らないなりにも

くいしんぼのアンテナが

美味しいものに反応してたんですね雷





Kさま

嬉しい反応とメロメロ

美味しいサプライズをケーキ

どうもありがとうございました花まる

この鞄がKさまのこれからの通勤時間を時計

楽しく快適なものにしてくれるよう願っております天使








  


2016年03月19日

BREE  ヌメ革パイピングの部分補修


こんにちは

今日はご依頼率の高いBREEさんの商品で

これまたご依頼の多い内容でもある

パイピング破れ部分の補修をご紹介しましょうスマイル


ご覧のとおり、前側の左コーナー部分が破れていて

中のパイプが見えていますねなき




















他の角3箇所は破れてはいませんが、

大分摩耗して革が薄くなっていました大泣き


角以外はまだ元気な状態ですし

このパイピングをすべて交換するとなると

鞄を大きく分解してかなり大がかりな修理になり

高額になってしまいますので金貨

今回は底のコーナー4か所のパイピングを

部分的に補強修理することになりましたパー


では仕上がりをご覧くださいカメラ

同じ種類のヌメ革を中央は厚く

端の方は薄く加工したうえで

それぞれ角のパイピング部分に

上から接着してカバーしました!花まる


革用の強力なボンドでしっかり接着してますし

端は縫い目の間から入れ込んで

しっかり包み込んでありますのでgood

少々の事では剥がれてこない仕上がりになっております。グー






















修理個所には

出来るだけ焼けているヌメ革を使用してますが

それでもまだ元の革との色の違いはありますヒ・ミ・ツ

ただ、これもワックスやクリームなどでメンテナンスしつつ

日々使用していくことでどんどん焼けていき晴れ

周りの革とうまく馴染んでくれるようになりますので

気にならなくなりますよクローバー



BREE手提げかばん
底コーナーパイピング部分修理4か所   10000+税

お預かり期間             2週間


こちらの鞄

だいぶん乾燥が進んでおりましたので悪魔

レーダーオイルを数回重ねて栄養を与え

最後にレーダーフレーゲクリームで

蓋をするようなイメージで

全体をコーティングして仕上げました。


乾燥で白っぽくなっていたものが

綺麗なあめ色に戻りピカピカ

艶も出て元気になりました天使


オーナー様にも仕上がりを喜んでいただけて良かったですニコニコ





昨日の昼ごろ

雨の中用事をしに出かけたのですが、

そのとき

こんな春を見つけました双葉


雨音以外のかわいらしい音が「チチッ、ピチピチッ」と

どこからか聞こえてくるなぁと見上げるとアップ

エナガやコゲラたちが

この花の蜜を吸いにたくさん集まってました音符



これはたぶんコブシの花だと思いますお花












で、あわてつつもそ~っとシャッターを切ってたんですが

薄暗い中でなかなかうまくピントとアングルを合わせられず

もたもたしてたもんだからアセアセ

みんなさっさと逃げてしまいダッシュ

かろうじてとらえることが出来たのがこちら・・・

コゲラです音符

逆光で切り絵みたいですけどねぇ・・・ガーン





春ですねぇクローバー


  


2014年11月29日

BREE折財布 全体アレンジ補強修理 その2



今日は前々回の続きですね

お待たせしましたスマイル

まずは仕上がりを詳しく見ていただきましょうかカメラ




表から見て長方形の4辺すべての端の革が

再使用不可能なぐらい劣化していたり裂けていたりしたのでタラーッ

新しいヌメのテープでカバーしましたgood




表面の折り曲げ部分の両端がかなり劣化していましたので

そこには思い切って新しいヌメで半円状にカバーしました↓














お札入れの内張りはすべて乾燥しきっていて

分解のために触るだけで裂けたり破れたりするくらい劣化していたためガーン

全部新しく交換しましたピカピカ




交換した内張りのひとつです、けっこう形がゆがんでしまってました。

これだけ変形してると組み立て直す時にとてもやりにくく、

きれいにいい状態にしにくいため

交換することにしてよかったと思いますOK




もちろん使えるパーツは使ってますよ

札入れ入口のこの革テープもそのひとつスマイル



ただ、元は接着だけで仕上がっていた部分ですが

出来るだけ丈夫にするために縫い留めてありますグー



良く力がかかりがちなところで弱っているなと感じた部分には

革をあてて補強したうえで組み立てました↓




ここも元通りに縫うだけではちょっと不安を感じるくらい

使用するたびに負荷がかかる部分

こんな風に仕上げてみましたしょんぼり










BREE折財布、全体サイズカットアレンジ
テーピング取り付けー表全周、札入れ仕切り入り口1か所、底中央1か所
革あて補強ー大2か所、小2か所
内張り交換3か所
旧パーツ劣化部補強処置数か所                 31200+税 円    


お預かり期間                              約1か月半





今回のお修理は作業しながら、

革だけでなく生地素材が予想以上に劣化していることに気づきオドロキ

途中でオーナー様に相談しながら作業を追加しつつ黒電話

時間をかけて完成させていったものです時計



受付時に商品を拝見する際、

たいてい革の劣化には注意深く目を行き渡らせるようにしておりますが、

それと同じくらい生地の劣化にも注意する必要がある

ということをあらためて実感させていただきましたキョロキョロ アセアセ

まだまだ奥が深いですねぇ・・・修理ちっ、ちっ、ちっ



がんばりますっ!グー




最終的には、オーナー様に喜んでいただけたので、よかったです音符

これからさらにこのお財布を相棒にご家族との思い出を

重ねていっていただければいいなぁなんて思っておりますピカピカ


  


2014年11月15日

BREE折財布 全体アレンジ補強修理 その1



今日は久々に大掛かりな修理をご紹介しましょうねグー

商品はこちら、BREEさん出身の折財布です↓




ヌメ革の飴色がウシ

オーナー様と過ごされた年月を物語ってますねぇ時計


このお財布、

良く見るとすでにあちこち治療が施されてました救急箱
























この治療跡を拝見するだけでも

オーナー様の思い入れの深さが伝わりますよねぇ雷

すばらしいっ拍手


オーナー様曰く

「かなり傷んでしまっているけれども、

使い馴染んで気に入っているので花まる

ある程度料金がかかっても

出来るだけ修理で直して、より長く使えるようにしたい。」とのこと

さらにお話を伺ううちに、

奥様からの贈り物だということが判明プレゼント


なるほど~ハートと納得しながら

素敵なご依頼だなとうれしく思いました音符



正直に言いますとしょんぼり

確かにかなり劣化が進んでますアセアセ

ほら、ここもこんな感じだし↓




なので、このお財布の修理には

全分解をするような、かなり大がかりな作業が必要でグー

それだけ料金も高額金貨になるということをお伝えしたところ

それでも検討したいという姿勢でいらっしゃったので

まずは1週間ほどお時間を頂いて

良く状態を確認したうえで、

よりベストと思える見積を考えさせていただくことにしました。家


・・・そして1週間後ダッシュ

あれこれ予想されるリスクを説明しつつ、

熟考してキョロキョロ ひねりだしたお見積をご提案した結果

この大修理をご依頼していただくこととなりましたOK


とりあえず仕上がりだけご紹介しておきましょうねカメラ



詳しい修理内容と経過、

そしてオーナー様の感想については

また次回ご紹介します

どうぞお楽しみにクローバー


  


2014年05月17日

BREE書類鞄、擦り切れ補強修理と持ち手等交換 その3


いいお天気ですねぇ晴れ

カープも好調をキープしてくれてるし野球ボール

お蔭でひねりても気持よくお仕事できております家音符




さあでは、今日も前回の続きですねボストンバック

今度はこの部分↓










底の角4隅を革でカバーして補強してますボストンバック


最初にもお伝えしましたが、この鞄は

分解しても、組み立てるのが大変困難な構造になっているため

今回は分解しないで出来る方法で作業させていただきましたパー



底の擦り切れ部分を全体的にカバーできて

なおかつ見た目にも馴染みクローバー

マチのファスナーの使い勝手にも問題が生じないようにgood

オーナー様と相談しながらこのようなデザインに決めましたが

いかがでしょう?目



この方法だと

底の部分は本体に縫いつけることが不可能なので

先に飾りステッチを入れておいて

本体へ出来るだけ接着しておいたあと

このように3か所にカシメを打つことでしっかりと留めてありますグー



底以外の前、横、後の部分は

3回に分けてミシンで本体に縫いつけてますOK



と言ってしまえば簡単ですがちっ、ちっ、ちっ

この鞄自体、厚い革を使用しているうえに

内張りとの間にはスポンジのクッションが入っておりタラーッ

そこにさらにこのカバーを足して縫うというのは

かなり厚みが出て縫いにくいものでしたガーン



というわけで今回の修理のなかで

この底カバー取り付けの作業が一番の難関でしたキョロキョロ アセアセ





その他の修理は以下の通りです↓



背面底近くにあるファスナーの引手がとれたところに

革引手を作成とりつけています。












もともとは金属製の引手がついてましたが、

同じようなものを取り付けるにはスライダーごと交換する必要があり

構造上高額になってしまうので、

一番簡易的にできる方法で修理してますクローバー



場所的に目立たないところである上に

引手をファスナーのカバーに入れ込めば(上写真右)

ほとんど見えないので気にならない感じです花まる



一方でこちらも同じように革引手を取り付ける予定でしたが

スライダーの構造が上記のものとは違って

同じ革引手を良い具合に取り付けることが出来ない

ということを作業中に気づきアセアセ

急きょスライダー交換へと変更して以下のような仕上がりになりました。


左マチ(修理した側)             右マチ




































修理したのは左マチのほうです。

この部分に関しては

スライダー交換がスムーズに作業出来る構造だったので

料金を追加することなく作業変更させていただけましたOK



こちらも結果的には

遠目に似た仕上がりに出来たので良かったです音符





あと、こちらは鞄の中の仕切りについている

面ファスナー(マジックテープ)のループ側ですが

劣化して外れかけていたので新しく交換していますピカピカ


元より大きいサイズのものを裏に貫通させて縫い付けました。













こちらは面ファスナーのフック側が先についたベルトの付け根で

内張りへの取り付け部分がほころんでとれかけているのを

縫い留めました。



この作業

持ち手の取り付け時に分解したついでに

ちゃちゃっと縫い留められると予想して受け付けたのですが・・・

これまた予想外の構造になっておりまして、

予定通りの作業は出来ませんでした×



文章でのその説明は

ひねりてにはちょっとうまく出来そうにないので省きますが

かなり冷や汗かきながらの作業内容となりましたワーイ アセアセ



最終的には予定より丈夫に縫止められたので一安心ですハート



裏は外ポケットの内張り部分に貫通させてます雷


同業者の方ならこれがどういう状況であったか

察していただけるのではないかと思いますヒ・ミ・ツ
















そんなこんなの手に汗握る展開だらけの作業を経て

完成に至ったわけでありますニコニコ



最後にコーナー部分など全体に色が剥げているところが

目立たなくなるように黒い顔料を添付し

革への栄養とつやも与えて仕上げてありますgood








BREE書類鞄

持ち手、根ももX2交換
底角革カバー(両サイド)
スライダー(引手付)交換
革引手作成取り付け
面ファスナー交換X1
ベルト付け根ほころび縫い 
全体色はげ部分、着色処理            67000+税 円

納期(革仕入あり)                  約2か月





今回はほんとに初めてのことと予想外のことだらけで

とても貴重な経験をさせていただきましたピカピカ



この鞄を分解してみて感じたのは

かなり厳重に頑丈に作成されているなということで

さすがBREEさん

しっかりいい仕事をされてました拍手



ただ、今回の修理に関しては・・・

それが大きな障害になってくれちゃいましたけどね~がいこつアセアセ





これからこの鞄が1日でも長く

オーナー様のもとで活躍してくれることを切に願います家







  


2014年05月10日

BREE書類鞄、擦り切れ補強修理と持ち手等交換 その2


お待たせしました

前回の続き、BREE書類鞄の結果発表ですマイク






ざっと見た感じはいかがでしょうか?



ではまず持ち手部分から近づいてみましょうねめがね

修理前はこんな感じでしたが・・・




持ち手はこのように再現しましたピカピカ





最初の予定では元と同じ厚みの8ミリ程度にするつもりだったのですが

なんでも多めに盛りたい性分を今回も制御できずキョロキョロ

元より中の芯も表の革も少し厚めにし

せっかくだからお気に入りの丈夫なナイロン芯も

この際たっぷりしっかり入れ込んで・・・

などといろいろ盛りに盛ってしまったためごはん

結果厚みが元の1.5倍の12㎜アセアセ





当然予定していたミシンでは縫えないため×ガーン

手縫いで仕上げるという墓穴を掘ってしまいましたワーイ


もちろん鞄とオーナー様にとっては良いことで、

元よりかなり強度は上げられていますアップ

と自信を持って言えるものに仕上げられたので

最終的には良かったと思いますOK



根ももはこんな感じ


修理前








修理後













オーナーさまにはご了承済みですが

リベットはBREEのロゴなしに変わってます↑


こうやって元と比べると

ちょっと用心してステッチを内に入れすぎちゃったかなぁ?タラーッ

とは思いましたが

中の芯はもとより強度を維持してくれるものにしてあるしアップ

やはり常に重い荷物を運ぶ役割であるこの鞄の

一番重視すべきは耐久性なのでグー

そういう点では良い修理に仕上げられていると自負してますフンッ


















ここで芯材についてひねりての考え方と作業方法を

少しご説明させてくださいスマイル



もともと入っていたスチール芯ですボストンバック



最初はかなり頑丈だと思うのですがちっ、ちっ、ちっ

使用回数の増加に比例して金属疲労を起こし

このようにポキッと折れてしまいがちのようです大泣き

実際こういう症状で持ち込まれた鞄をボストンバック

数多く修理させていただいております。



なので、ひねりてでは

見た目にスチールよりは頼りなく見えがちだけど

実はより長期間の安定した耐久性が見込める

ナイロンタイプの芯を積極的に使用してますパー






それから

持ち手に入っていたのは2㎜厚くらいの樹脂製の芯と

薄めの厚紙のような素材の芯でしたが

これまた使用時によく動く部分でポッキリ割れていました(上写真↑



触った感じは柔らかいプラスチックのような素材です。

持ち手に厚みを持たせて軽く丈夫に仕上げるのには向いているし

作業性も良いとは思うのですがしょんぼり


やはりこちらもある程度の年数が経つと

劣化でこのように割れてきてしまいがちですなき


そこで今回ひねりてでは

この樹脂と紙芯の代わりに

床革という、厚い革を漉いたときに出る銀面側でないほうの革を使用し

さらに根ももと同じくナイロン芯(下写真↓)をしっかり入れ込んで仕上げましたグー




このようにひねりてでは

もとの部品の見えない部分に使用されている材質を

同じものに揃えることにはこだわらず

元の丈夫さ以上に仕上げられると思える方法や材料があれば

それを使用しておりますクローバー


この芯材に関する考え方と対処法は

今までの経験の中で培われてきたもので時計

今現在思いつく方法の中で最良だと判断しているわけですが

他にもひねりての知らない良い方法や違う考え方もあると思いますパー


なので、今後も修理業を続けていく中で

さらに最良の方法に出会えるよう

これからも
探究心を持って日々を過ごしていきたいなぁ

と思っておりますスマイル




さてさて、ちょっとご説明が長くなりすぎちゃいましたねへび

結構大事にしている部分なのでつい熱く語ってしまいました炎



ではこのつづきはまた次回ということで

つぎは底コーナー部の補強アレンジについて

またまた熱~く炎?ご紹介させていただきますねニコニコ



お楽しみに音符





  


2014年05月03日

BREE書類鞄、擦り切れ補強修理と持ち手等交換 その1



今日の商品はこちら

すっかりお馴染様となりましたBREEさんの鞄、

紳士用のブリーフケースですボストンバック




修理前の写真が

底コーナー部への落書き入りしかありませんが

気にしないでくださいねちっ、ちっ、ちっ









10年近くご使用の鞄で、

持ち手全体と根ももが片方劣化しているし

底のコーナー周辺の革がすり減って色落ちしているうえ、

穴が開きかけているところもありますアセアセ



例のごとく修理前の写真撮影が不十分で

底周辺の拡大写真がありませんタラーッ

まいど申し訳ありませんガーン



オーナー様のご要望は

持ち手と根もも2か所の交換

ファスナー引手が無くなっている2か所への引手取り付け

あとは底の擦り切れ部分の補強と

色落ち部分への着色処理ですパー



今回のこちらの鞄ボストンバック

おそらく写真ではわかりにくいかと思いますが

内張りもあわせてすべて内縫いの仕上げになっており、

元と同じ見た目や仕上りに近づけるには

裏返して作業する必要があるのですが・・・

厚くて張りのある革で出来ているうえにしょんぼり

内張りにはクッション素材がしっかり内蔵されているため、

劣化の進んでいる現状で裏返すのはかなり危険な状態でしたちっ、ちっ、ちっ



ていうかいったいこの鞄どういう手順で組み立てていったの?オドロキ

と思ってしまうような構造で

情けないですが、正直どうやって組み立てていったのか

はっきりとイメージすることは出来ませんでしたぁヒ・ミ・ツアセアセ



ひねりてもまだまだですねキョロキョロ



そんな中でも

ひねりてなりに出来ることをあれこれ思案した末に

オーナー様へ各場所ごとへの修理案をお伝えして

ひとつひとつ選択していってもらいました↑



そして結果的に、

ひねりてが予想していた金額を上回るアップ

高額、大物修理をご依頼していただくこととなりましたボストンバック




で、仕上りですが・・・




どんな感じになったか

一つだけ完成写真をご紹介しておきますねカメラ



あとはご自由にいろいろ想像してみてくださいピカピカ



答えは次回のお楽しみです家



  


2014年03月29日

BREEペンケースのファスナー交換



今朝、バス停に行くまでの道すがら電車

あちらこちらに春を見つけることが出来たのですが、

その一つがこちらですパー














たぶんエンドウの花だと思うんですが、

綺麗な紫のグラデーションが素敵で思わずパチリッカメラ

春ですねぇクローバー



さぁて、今日の商品はこちらスマイル






BREEのペンケースです


ヌメ革製で、

もともとは肌色だったものがこんな風に変化したということです

いい感じに焼けてますよねぇピカピカ

 

でも、ファスナーのテープ全般が摩耗していて、

今は閉まっていますが、

閉めたとこから開いてくるという症状が出てきておりますなき





ということでファスナー交換しましょうねグー


まず分解しましょうハサミ


分解すると両サイドの耳も一緒に外れたので

また接着しなおしますが、

この使い込んだヌメ革は接着が利きにくそうなので、

ちょっと下ごしらえしましょうかパー

ペーパーで接着する両面を軽く削って荒らしておきます花まる











 
なーんだそれだけ?と思われるかもしれませんが

こういうひと手間が

後々の仕上がり具合と効率化に影響したりするんですよ~
ちっ、ちっ、ちっ

と偉そうに言ってますが、

実はそのひと手間を「ちょっとくらいいっか!」と省いては

失敗してやり直しているからの経験談でございます
ニコニコ タラーッ




次にこちらのパーツですが


ちょっと傷んでいるのと、

結構縫い代がぎりぎりなので、

新しいヌメ革で作りなおして取り付けることにしましたクローバー



こうやって切り出して、

さて取り付けようかと思ったら・・・オドロキ




ない、ないないっアセアセ

散々探し回ってふと見るとしょんぼり



ありました拍手ひねりての肘にタラーッ



良くやるんですこれ、

ひねりて的には「修理屋あるある」の一つだと信じてますニコニコ



さあ仕上げです音符
















ペンケースファスナー交換(20センチ)
両サイド分解、テープ交換あり           7350円

納期
材料在庫有りの場合                 1週間
材料仕入れる場合                 ~5週間









これからも

さらに持ち主様色に染まっていくのでしょうねぇ

より長く連れ添ってくれることを願っております家