› ひねりてのお直ししまSHOW › 修理(革部品交換、大物修理など

お願いとおことわり


     ・このブログは
      広島近郊の方には
      お店の詳細を知っていただくために、
      遠方の方には
      身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
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      ご来店ください。家

     ・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格、
      納期などをご紹介しておりますが、
      同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
      価格や納期は変わります。
      あくまで目安として
      参考にしていただくために公開しておりますので、
      予めご了承ください。スマイル

     ・2014年4月より前の記事では
      その当時の消費税率5%で価格表示してありますが、
      実際にはご来店時点での消費税率で
      対応させていただくこととなります。金貨


2017年03月11日

ペルスプーク 腕時計のベルト留交換


今日は時計の革パーツ交換をご紹介しますスマイル



商品はこちらのペルスプークの腕時計





ここのベルト留部品が劣化してちぎれかけているためタラーッ

持ち主様がセロテープで留めた状態で持ってこられました家






では早速仕上がりをご覧ください


以前は少しデザイン的なVカットが入ったベルト留でしたが

今回は均等幅にカットしたベルト留を作成して取り付けましたグー


















オリジナルは接着だけで仕上がっていましたが

ひねりてでは手縫いもしてより丈夫に仕上げましたアップ



いかがでしょう?



オリジナルとかなり近い淡いグレー色の革をご用意できましたので

雰囲気を変えることなく仕上げることが出来たと思いますピカピカ


ペルスプーク腕時計
ベルト留交換         2000+税

修理期間           2~3日



こちらの持ち主様

この春、横浜に引っ越しされるということサクラ


この腕時計をお供に

新天地で、より充実した時間を刻んで頂きたいなと願いますクローバー


  
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2017年02月04日

BROOKS レザージャケットの裏地交換と破れ部補修



今日はレザージャケットの裏地交換と

右そで口周り破れ部の修理をご紹介しますカメラ


商品はこちらの古着

BROOKSのレザージャケットですパー



持ち主様曰く

アメリカの古着屋さんだったかフリーマーケットだったか?

すみません、もう記憶があいまいですが

とにかくアメリカで気に入って購入してきた古着のジャケットで国旗:アメリカ

全体にダメージが進んでいて、着られる状態ではないためちっ、ちっ、ちっ

普通に着られるように修理してほしいということでした。



ではその状態をご覧くださいませスマイル


右脇の下に穴がありますねキョロキョロ



胸のあたりも破れてますなき




そして袖を引っ張り出してみると・・・オドロキ


お~、こーれーはー、見事な破れっぷりです!!



裾も・・・ワーイ



襟近くも・・・大泣き



極めつけは袖口です!

どちらも破れてちぎれて先がない状態アセアセ

こ・・・れは、・・・・型紙作りが大変そうですね~ガーン





あと、表側の右袖口はご覧通り↓




・・・ずいぶん風通しが良くなっております目アセアセ




ここまでチェックしてみて

思わず「う~ん・・・」と唸ってましたウトウト

ひねりてにとって、

これはなかなかの難題だったものですからワーイ



今回は1週間ほど時間を頂き

ひねりてで出来る、よりベストと思える修理方法を

あれこれ検討した結果時計

裏地全交換と革あて補強で

見積もりを出させていただきました家



では、その続きは次回をご覧ください音符




最後に

今週もほっこり写真を一枚どうぞクローバー


















キンクロハジロのたぶんオスですマイク

広島城のお堀に居る所を撮りましたカメラ


餌をあげる人がいるようで

人を見るとすごいスピードで近いづいてきますオドロキ

ほんと早かったーひよこ溜め息




  
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2016年11月26日

エルメス、ヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」を思い切り修理しました!(その3)


さあ今回でこの鞄の記事も最終回です!

長らくお待たせいたしましたー時計

こちらが仕上がりの全容ですカメラ


ベージュ色の部分はすべてヌメ革を使用し、

どのパーツも元の厚みより気持ち厚めに仕上げ

常に負荷のかかるような部分には

強化用にナイロンテープを入れるなどして

オリジナルに近い仕上がりにすることと同様に

強度を上げることにも努めましたアップ グー



ここからしばらくは

各部位の仕上がり具合をご覧くださいカメラ






































































いかがでしょう?



ちょっとこちらをご覧ください


この写真の右上のほうの糸が切れているのは

お分かりでしょうか?↑


この部分には

持ち手をつなげるための金具がついているのですが

その金具を外すとこのように糸が切れていました。

おそらくこの金具を取り付けるための穴をあける際に

糸が切れてしまったのだと思いますハサミ



元々この状態で、これまでほころんでませんし

手縫いでしっかり固まっている部分なので

少々ではほころばないでしょうが・・・しょんぼり

不具合につながる可能性を見つけてしまった以上

やはりこのまま見過ごす事も出来ずキョロキョロ


手縫いで強化しておきましたニコニコ



あとはこちら


修理の都合上スライダーを外して作業する必要があり

その際この下止めを取り除いて

必要な作業後、再度組み立てて

新しい下止めを取り付けるわけですが・・・

このファスナーの生地も乾燥でかなり弱っておりワーイ

上記作業を慎重にしたにもかかわらず

生地に穴があき始め叫び

仕方なく土台に近い色の革で補強してアップ

何とか使える状態にまでもっていった

苦肉の策の跡なのですニコニコ アセアセ



仕上げた後で

「もっといい方法がなかったかなぁ?」

とあれこれ考えましたが

やり直しが何度も効くほどの耐性すら無い

生地状態だったため赤面

この仕上がりでとどめておく判断となりましたパー



いや~それにしても

下手したらファスナーを別のものに変えるしかない

危機的状態だったのでがいこつ

何とか今後の使用に耐えられるだけの強度を与えたうえでアップ

元の形をとどめた状態で仕上げられてほっとしましたーアセアセ



持ち主様のご要望のなかに

出来るだけオリジナルのパーツは残したいというのがあり

ファスナーもその一つだったので・・・ほんとによかったですクローバー



さて、つづいてこちら



マチ部分と青い革の部分ですね↑

あとで交換前の部品の写真も載せますが

やはり青い革部分も全交換しておいて正解でしたgood

分解していく先からピリピリポロポロと劣化は進みダッシュ

元には戻せない状態に自ら変化していってました悪魔



このマチも元の厚みより0.5㎜ほど厚いものを使用してますパー

その0.5㎜の厚みが

作業性をより困難なものにしてくれるわけですがアセアセ

縫製する周辺だけ少し漉いて仕上げるなど

より丈夫でありながら

見た目も綺麗に仕上げるための工夫を考えながら

作業を進めていきました溜め息










オリジナルの場合

このマチ部分はすべて手縫いで仕上げてありましたが拍手

今回の修理では

八方ミシンと手縫いの合わせ技で仕上げてあります。



理由は作業性をあげて時計アップ 費用を抑えるためです金貨ダウン



すべて手縫いで縫い上げれば

縫い目をきれいにそろえてピカピカ

丈夫に仕上げることは出来ますが力こぶ

その分手間もかかり費用も上がります金貨アップ



ただでさえ大掛かりな修理

手縫いでなくても高額な修理代になるため花火

抑えられるところは押さえたいということで

出来るだけミシン縫いで仕上げて

構造上ミシンで不可能な部分だけ、手縫いで仕上げましたパー


そういった理由とひねりての技術力不足もあってタラーッ

オリジナルのようなほれぼれする仕上がりにはかないませんがアセアセ

まあこんな感じに仕上がりました↓




反対のマチもこんな感じです


このコーナー部分をきれいに仕上げるために

結構気を使いましたニコニコ




















あとは、この金具の革ベルトへの留め方が、

なかなか繊細な作業を要求されるような精巧さだったためピカピカ

新しく作成した革ベルトに、

同じような取り付け方で、

なおかつ金具に傷を付けずに移動させるクローバー

ということが困難なのとちっ、ちっ、ちっ

金具裏の革部分にエルメスの刻印があるのを残したい

という理由で

こういう仕上げにしてあります↓


これもまた「もっといい方法はなかったものか・・・?」目

といまだに心に残ってますが

これが今のひねりてに出来るベストでありますなき



最後に今回交換したオリジナルの革パーツたちをご覧ください。

長い間ご苦労様でした拍手
















それにしても今回のこのお品

その個性的なフォルムにも驚かされましたが

それ以上にあまりの劣化具合に驚くことばかりでオドロキ

・・・たとえば

糸をほどこうとして糸目に目打ちを入れると

革のほうがプチプチ切れていくという叫び

全体が首の革一枚で繋がっているような状態でしたガーン


新品時には丈夫な革もグー

劣化でここまでもろくなってしまうということを

あらためて感じることのできる

貴重な体験をさせていただきましたピカピカ




エルメスヒマラヤトートバック
交換パーツ
持ち手、持ち手付け根革ベルト一式
左右マチ
右側青色革部分
かぶせ留用ベルトの一部分        135000+税円

作業期間                約2か月 



ここまでに度々申しておりますが

今回の商品は組み立て方も複雑で

「え!ここまでミシンなのにここは手縫いなの?」

と思うようなところが多々ありましてオドロキ

本当にまたとない、いい勉強をさせていただきました雷


「次同じ作業をするなら、こうしたいああしたいメロメロ

という思いも湧いてきておりますが・・・・

いやいや、そうそうこういうご依頼はないでしょうねぇちっ、ちっ、ちっ

それだけにこんなひねりてを信頼して任せてくださった方

ビアリッツの白川様には感謝するばかりですお花




え?どなた?と思われた方はこちらをご覧ください

ひねりてのご近所様で、

アンティーク商品などを取り扱う雑貨店のオーナー様です家


今回のヒマラヤは

お店の商品として仕入れたものをご依頼いただきました。


そして納品後、

見事新しいオーナー様の元に嫁いでいったとのこと拍手





またどこかの街角で再会できたらいいなぁ・・・音符

などと勝手に妄想が膨らむひねりてですメロメロ



  
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2016年11月19日

エルメス,ヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」を思い切り修理しました!(その2)



今日は前回からの続きですスマイル


まずは作業内容の見積を出させていただき

予想されるリスク、仕上がりイメージ、作業方法等の詳細を

持ち主様にお伝えして、すべてご理解いただいたうえで

このご依頼を受けさせていただくことになりました家


劣化状況からすると、リスクの高い注意

かなりの大仕事ですが・・・キョロキョロ

ここまで来たら腹をくくるしかありませんよね!

心して取り掛からせていただきましたよフンッ グー



では作業内容をご紹介しましょうカメラ



こちらの商品、

革の劣化以外にも全体的に埃っぽく

汚れや黄ばみが出てきていたため

まずひねりてで分解してハサミ

交換予定のベージュの革パーツを取り外した状態で

一旦お客様に返却し

ご自身で馴染みのクリーニング店に依頼して家

生地部分のクリーニングをしたあと

再度ひねりてに持ち込んでいただきましたアシ


これは最初のご依頼時から

お客様がご自身でクリーニングに出すと

希望されていたことなので

こういった段取りになりました。


お客様のご要望によっては

ひねりてがクリーニング店への依頼等の代行も行っておりますパー



クリーニング店から戻ってきた時の状態はこんな感じです↓




生地の黄ばみはなくなり、全体的に白くきれいになっていますピカピカ

大掛かりにパーツ交換する修理だったからこそ、できるお手入れですね花まる

これが分解していない状態だったら

劣化の状況から考えて、

この鞄のクリーニングを受けてくれるお店を探すのは

難しいかと思いますちっ、ちっ、ちっ




さて、ここからはひねりての出番ですね!


最初に取り掛かったのは持ち手です。

かなり頑丈に持ち易く作られているだけに

同じように復元するのは大変そうなパーツですタラーッ


元のパーツからサイズの割り出しもするため、

その構造や組み立て方を考えながら

慎重に分解していきましたよクローバー












縫製はすべて手縫いで仕上げてあり、

中には半丸の芯が上下に、

その間には少し中央が盛り上がった平芯が配置してあり

合計5つのパーツで作り上げられていました

予想通り凝った構造ですガーン


中の半丸の芯はまだしっかりとして、粘りもある状態でしたのでgood

そのまま使うことにしましたが

間の平芯は一番負荷のかかる

カンに取り付ける部分が弱ってきていたためダウン

新たに作り直すことにしましたハサミ


ただ、これが結構微妙なサイズ配分で作られてまして

形も厚みも全体に丸みを帯びておりへび

直線でスパッといかないという点で、

なかなか手のかかる子でしたぁワーイ アセアセアセアセ



とりあえずサイズ配分や

組み立て方を確かめるために、こんな感じで試作をしてみました↓



革はB品ではありますが、

本番と同じようにヌメ革を使用して、

厚みや張り感が同じ状態で仕上がり具合を確認し目

すべてのパーツの長さ、幅、厚み、漉加減などのベストサイズを決め

ベストな組み立て方も決めて本番に挑み

四苦八苦しながらも何とか仕上げました!!フンッ グー


と、今日はここまでですパー

仕上がり具合は次回に詳しくご紹介しますねニコニコ

どうぞお楽しみに音符




  
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2016年11月12日

エルメス、ヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」を思い切り修理しました!”(その1)


今日は、

最近エルメスのヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」の

かなり大がかりな修理を手掛けさせてもらいましたので

その内容を数回に分けてご紹介させていただきますカメラ


相変わらず無知なひねりては、初めて知った鞄ですが

知る人ぞ知るヴィンテージバックでピカピカ

なかなか手に入りにくいレアものなのだそうですオドロキ

その名も「ヒマラヤ」・・・確かに手が届きにくそうな名ですねアセアセ


エルメスの中でも個性的で

カジュアルな装いにもしっくりきそうな

面白いデザインですね花まる

価格はカジュアルではないでしょうが・・・タラーッ




持ち込まれた状態は

修理屋の立場から率直に言わせていただくと

かなりの重傷でしたガーン


まずはその状態をご覧ください































ここまでご覧になってみて、いかがでしょう?

全体的にかなり乾燥している状態で

革パーツはすべてカサカサ、サクサクなかんじです大泣き

取り扱い方によっては裂けたり割れたりする危険があり

状態確認で触るのにも緊張しちゃいましたよー叫び



さらに気になったのはこちらの部分しょんぼり


持ち込まれた当初の持ち主様のご要望のなかに

この青い革部分の修理は含まれてませんでしたが

ベージュのマチ部分を交換する際に分解したら

きっとこの青い革部分も

触らないわけにはいかないであろう劣化具合ですがいこつアセアセ




あとはよく見るとこんな修理跡がありましたパー



ステッチが2重になってるところは手縫いで修理してある様子です。


ひねりてが予想するに

このマチ、両方とも今回持ち込まれた状態のように

入り口部分から破れ始めたために

破れた部分をきれいにカットして少し縮めた状態で

再度縫い留めたのではないかと思いますキョロキョロ



持ち主様としては

このレアものの鞄をエルメスの刻印を残しつつ

なるべく見た目を変えずに修理してほしいということでしたマイク



そしてひねりてとしましては

この鞄の全体の様子が分かった時点で

「これは安請け合いは出来ないぞ!」と緊張し雷

少し時間を頂いて時計

どこまでそのご要望にお応えできるものか

考えさせていただくことにしましたキョロキョロ



結果受付させていただくわけですが・・・

続きは次回にさせていただきますねパー

それまでどんな修理になったのか

あれこれ妄想してみてくださいませニコニコ





  
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2016年09月10日

グッチのセカンドバックを大幅にアレンジ(その2)



さて、今日は前回の続きで、答え合わせですね~

みなさん仕上りのイメージは出来てますかぁ?ニコニコ


ではおさらいをしておきましましょうか本

こちらが今回修理をするグッチの鞄です↓


修理内容は以下の通りです。


革パーツすべてを黒い革に交換し

持ち手を脱着可能なタイプに仕上げ

それとは別に脱着可能なショルダーストラップを作成して

メッセンジャーバックのようにも使えるようにします。

あとはすべての内張りを深緑の豚革に交換し

内ポケットはアクセントとして朱色の生地を使用しますハサミ



まず仕上がりをお見せする前に

作業者以外はなかなか目にすることのできない

内側を少しお見せしましょうねぇカメラ



はいこれ、本体胴体部の樹脂素材パーツの裏側です


たくさんのパーツが重なりあう部分の端のほうは

このように少し薄く漉いてあり

縫い重ねても角がきれいに出て

全体が納まりよいようにしてあるのですが

縫製跡の縫い穴が、貼り合わせ用の印の

切れ目部分まで裂けてしまっていたりと

少々強度に不安を感じる状態が気になりましたしょんぼり



そこで・・・


漉いてある部分すべてを

このようにナイロンテープで補強したうえで組み立てましたグー



根ももの縫付け部分も裏から補強をしてありますアップ





と、出来る限り全体の強度のバランスを整えながら作業を進めて

ここまで仕上がりました↓






















この内張りと本体を合体させて、完成です!ピカピカ







このストラップのデザインは

グッチの商品を参考にさせてもらっていますパー




前ポケットの内張りもこの通り深緑ですピカピカ













金具は元のエンブレムや引手の色合いに合わせて

すべて真鍮色にそろえてますgood














こうやって比べると、ずいぶん印象が変わったように思いますが

いかがでしょう?

before                                        after


















内張りの深緑と内ポケットの朱色という組み合わせは

お客様がグッチによく使われている色合いを

意識されたうえでの選択なのですが

いい感じにメリハリが効いた、お洒落な一品にに仕上がりました花まる



では再度、修理前後を見比べてみましょうか目



交換した黒色の革の効果で

アレンジ後のほうがより引き締まった印象になったと思います雷

色の違いでこんなにイメージが変わるものなんですねぇスマイル




グッチセカンドバックをアレンジ        95000+税円
ショルダーストラップ1本(脱着式)
ショートストラップ1本(脱着式)
根もも取り付け2か所
パイピング交換2本
テーピング交換1か所
エンブレム土台交換
本体内張り交換(ファスナー付内ポケットあり)
前ポケット内張り交換
本体一部補強あり

作業期間                2~3か月  




皆さまイメージされたとおりの仕上がりだったでしょか?ニコニコ

なかなか言葉だけではイメージって湧きにくく

やはり写真や絵がある方が

イメージの共有がしやすいなと思いますカメラ



ひねりてではこのような

大掛かりなアレンジやリメイクを希望される方には

必ずイメージの分かる画像や見本

絵などをお持ちいただくことをお願いしておりますパー



このグッチの鞄の打ち合わせ時にも

お客様がイメージする画像のプリントを

数枚ご提示いただくことでカメラ

イメージの共有がスムーズに出来て音符

よりお客様の希望に近い仕上がりにすることが出来たものと

思っております花まる



今回のような大幅なアレンジには

時間も費用も掛かりますし時計金貨

お客様にも

それなりの労力をかけていただくことにはなりますがアセアセ溜め息

それだけに仕上がった品物には

それまで以上の愛着が湧くのではないでしょうかハート



今、お手元に、

いつまでも大切にしたいと思える品物をお持ちの方は

まずはご希望のイメージが分かる画像などを手に

ひねりてまでご相談ください家

一緒に唯一無二の一品を作り上げていきましょうプレゼント




最後に

今日はある一部の方々は

朝からそわそわ落ち着かないのでは・・・!?

はい、ひねりてもその一人でございますニコニコ アセアセ



全国のカープファンのみなさま

今日が待ちに待ったその日になることを信じて

現地の球場で、またテレビの前でテレビ

はたまたラジヲを片手に

しっかり見守りましょう!野球ボールバット



あ~、興奮してわくわくがとまりませんメロメロ

こんな気持ちをくれるカープに関わったすべての方々と

平和な今に感謝ですクローバー





  
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2016年09月03日

グッチのセカンドバックを大幅にアレンジ!(その1)


今日は、久しぶりに

大型修理のご紹介をさせていただきますカメラ



商品はこちらの鞄

グッチのセカンドバックです。





この鞄の初代オーナー様は

持ち込まれた方の叔父様でもうお亡くなりになられてます。

新オーナーさまはその叔父様にとてもお世話になったそうで

頂いたこの形見の鞄を

きちんと修理して大事に使っていきたいということで

ひねりてに相談にこられました家



持ち込まれた時の鞄の状態は

かなり乾燥しておりまして

以下のような様子でした↓



まず合皮製の内張りはすでに寿命が来ており

ポロポロと表面がはがれてきておりますタラーッ














本体の表側は革と樹脂素材のコンビになってます





















そしてこの革がすべて乾燥しきっておりまして

このように簡単に裂けてしまうような状態でした・・・アセアセ



前ポケットの内張りの合皮も同じく劣化でポロポロしてますなき


この状態を長く使えるようにするには

全分解して作りかえるような修理が必要です。

もちろんそれだけの費用も掛かります金貨

が、この2代目持ち主様は

「叔父さんの形見の鞄を大事に使ってきたい!」

という強い意志をお持ちなので

それでも修理をお願いしたいということでした拍手



そして、新オーナー様との綿密な打ち合わせの結果

修理内容は以下の通りとなりました。

革パーツすべてを黒い革に交換し

持ち手を脱着可能なタイプに仕上げ

それとは別に脱着可能なショルダーストラップを作成して

メッセンジャーバックのようにも使えるようにします。

あとはすべての内張りを深緑の豚革に交換し

内ポケットはアクセントとして朱色の生地を使用します。

と書き連ねましたが、

イメージはできましたかぁ?目



さて、答え合わせは次回までとっておきましょう

どうぞお楽しみにニコニコ

  
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2016年08月10日

革製刀袋を全体メンテナンス修理




皆さま、こちらは何を入れるものかお分かりでしょうか?

あ、タイトルでわかっちゃいますよね

はい、日本刀ですピカピカ



ひねりては今回初めて拝見しました目

持ち主様は岩国のほうにお住まいの方なのですが

そのお知り合いの広島在住の方が

代理でこの刀袋を持ち込まれましたアシ



長年ご使用の商品のため

至る所に傷みが出てきている状態です

まずはその状態をご覧くださいカメラ



ファスナーが閉めても閉まらなくなってます











持ち手の付け根の根ももが       

2か所とも劣化しておりダウン                   
          
片方は修理した跡がありますが     

それも弱ってしまってますタラーッ      












ストラップをひっかけるDカン用の根ももも、同様な状態アセアセ

留め具が無くなってしまったのか

ボルトを使って留めてありました↓














一番底の部分は刀の負荷が一番かかるからでしょうか

ずいぶん弱っていて大泣き

ほころんだあとを何度も補修した跡がありましたハサミ




この針金を糸代わりにして留めてありました↓


何とかして使いたかったんでしょうねースマイル



こんな感じで

1か所を複数回にわたって手直ししてあるところが

あちこちにあり

持ち主様がこの鞄に

いかに愛着を感じているか、ということがよく分かりました拍手



その持ち主様のご要望はというと

お孫さんにこの鞄と刀を譲りたいので

その前に今後も長く使えるよう

気になる部分を修理してほしいというものでした。マイク



そこで、そのご要望通りの修理をした場合と

さらにひねりてから見て、

長い目で見てここも気になるという点を追加して修理した場合と

2種類の見積を出させていただいたところ

せっかくだからしっかり直したいと

後者の内容でご依頼をいただきました家



では仕上がりをご覧くださいカメラ




ファスナーとその周辺のテーピングを約1mほど交換してます!




持ち手部分の根ももを2か所交換




ショルダーストラップ部分の根ももを2か所交換




根ももの裏は

左の写真のように、本体に直接取り付けてありましたが

より丈夫にするため、右のようにあて革をしてありますグー














ストラップも新しく作成しましたピカピカ

革は世界から評価の高い栃木レザーさんの

ミシバクロップという革を使用してますパー


必要最低限の加工で仕上げられたこの革は

卸店が「革のトロ!」と称賛するほどの上質な革なんですよ花まる


興味のある方は栃木レザーさんのHP

最高級の革の世界を覗いてみてくださいめがね

いかに真剣に革と向き合っているかがよくわかり

なかなか刺激的ですよ雷










使い込むことで育ち、深みを増していくこの革は

今回の持ち主様にぴったりだと思いますOK



こちらは針金で補修してあった部分です。

一番先のほうは何度も補修したことで、

穴が開きすぎて弱っていたため、

1センチカットしたうえで40㎝ほどテーピングを交換しました。

その他、糸が擦り切れていたところも縫い直してありますパー




全体の仕上がりをご覧ください



刀袋全体修理
   ストラップ交換
   根もも交換4か所
   先端劣化部修理(カット、テーピング)
   ファスナー交換40㎝
   テーピング交換約1m
   色はげ部着色+ミガキ        47000+税円

作業期間                 約1か月





こちらの商品は仕上がり後、代理の方が取りに来られて、

その足で岩国まで届けてくださったのですがクルマ

後日ご本人様からお電話で

感謝のお言葉を頂くことが出来ました黒電話


その際分かったことですが

その方の御年92歳

電話の内容は

「この刀袋は約40年ほどの間、

移動の際に使用し続けている愛着のある逸品だということハート

その傷みが進んできたため、

修理してくれるところをあちこち探しても見つからないで

困っていたところしょんぼり

今回修理してもらえて感謝しているクローバー

孫にこれを引き継いでもらえたらいいなと思う」といったものでした。



どうしても直接お礼が言いたくて電話しましたということ黒電話



本当にありがたい、修理者冥利に尽きるお言葉で

とても感激いたしましたなき



もともとこのお電話をいただく前から

ひねりてがはじめて手にした珍しい刀袋ということもあって

ブログの記事にさせて頂こうと思っていたところに

この嬉しいお言葉クローバー

熱が冷めないうちにと炎

さっそくご紹介させていただいちゃいましたニコニコ



今後もご希望通り

お孫さん、そのまたお子さんへと

この方のこういった物を思う心とともに

代々受け継がれていかれるといいなと思いますクローバー



  
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2016年07月30日

編み込みバックの革パーツを全交換



本日は夏らしい一品をおひとつご紹介!

天然素材の編み込みバックです。


持ち手と天口部のマチに革が使われていて

いいアクセントになっています♪






そして今回のご依頼場所は・・・


その革パーツすべての交換です

よく見ると革表面全体に亀裂が入って剥がれて来てますね大泣き




「こういう症状になるということは合皮では?」と思ったのですがキョロキョロ

下地は革でしたので、

床革の表面をラミネート

もしくは塗装仕上げしてあるタイプのものかなと考えてますパー

革を無駄なく活用するための工夫の産物ですね拍手


でもやはり表面が合皮に近い仕上げのため

経年変化でいずれこうなってしまうのは止むおえませんなき


今回オーナー様と相談させていただいた結果

同じような濃茶色ではなく

黒色の革ですべて交換することになりました。



ではご覧ください↓





内ポケットは元のままで触ってません




持ち手も元と同じ幅、長さですが

中に丈夫な芯を入れ込んであるため

元以上に丈夫に仕上がっておりますパー




元のマチには裏はありませんでしたが

今回は裏も付けてあり、より上質に仕上げましたグー







編み込みバック革パーツ全交換
持ち手2本、天口マチ、ファスナー  28000+税

お預かり期間          1か月



うん、黒もいいですね~good

なんだかよりメリハリが出て、上品な感じがしますピカピカ

なぜか親近感湧くなと思ったら

ひねりてのお店の色合いとリンクしてるからだと気づきましたニコニコ





良い色合わせです花まる





オーナー様も納得な様子で良かったです音符

さあ、すでに夏真っ盛り入道雲

これからしっかり活躍してくれることを期待しますスマイル   


  
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2016年07月15日

ハンティングワールド長財布のバチュー・クロスを革に交換 その2



こんにちは

さっそくですが、前回に引き続き

こちらの完成具合をご覧いただきましょうカメラ




新しく取り付けるバネホックのメスは

かぶせ側のオス(元からついているバネホック)

とサイズが、うまくかみ合う

イタリア、プリム社製の真鍮バネホックを使用してますパー





ヌメのテーピングは、元はこのように

四角く、くりぬいた額縁仕上げになってました↓


さすがハンティングワールドさん!

この方法はとっても贅沢な革の使い方でしてキョロキョロ アセアセ

その分費用も掛かるのですが金貨

この仕上げにこだわらなければ

革を効率的に歩留りよく使うことで、費用も抑えられますダウン


今回持ち主様から、仕上げ方はお任せいたいていたので

角の四隅で継いだ仕上げ方にさせていただきましたパー

















あと、受付時には気づけなかったのですが

分解してみると

札入れの内張りのひとつが

摩擦によって薄くなり、こんな感じに弱ってました大泣き


そこで電話で持ち主様に相談し黒電話

ご了承を得て、追加でこの部分の内張りも

交換することとなりました。



色も生地もお任せいただいたので

元の生地に近いタイプの色、質感の生地を使用してみましたパー




交換したパーツです


は~、やりごたえ充分の内容でしたぁオドロキ アセアセ





長財布
本体バチュークロスを革に交換
ヌメ革テーピングを新しいヌメ革に交換
バネホック(メス)交換X2
内張り交換(札入れ部分1か所)       34000+税円

お預かり期間               1か月半前後





バチュークロスの代わりの革は

牛のオイルレザーなのですが

オリジナルのカーキ色に近い色合いといい

オイルレザーならではのしっとりとした質感といいピカピカ

なかなかシックで上質な感じに仕上がったと思いますグー



この革を選ばれた持ち主様の

センスの良さが出てますね花まる



これからも夫婦円満のシンボルとして

さらに深みのある一品に育ててもらえるよう願っておりますクローバー





  
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