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・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。
・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。
・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。
・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。
・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。
場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが
その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。
2013年04月17日
ショルダーバック 簡易アレンジ
こんにちは、
日に日に日差しがやさしくなり
衣服もいちま〜い、にま〜い、と玉ねぎのように剥かれて
薄着になりつつありますが・・・
どうも今週末あたり、また寒くなりそうですね
みなさま衣替えはもー少し待った方がよさそうですよ
さて、今日はちょっとしたアレンジ修理をご紹介します
商品はこちらのショルダーバック
パイソンと羊かな?と思う革で作られた鞄です。
革の割に軽くて柔らかく、オーナーさん曰くサイズも使いやすようです
金具使いなどデザインも凝っていて、
明るい黄緑がファッションのいいアクセントになる個性的な鞄ですね
今回の修理箇所はこちらの3か所です
ストラップのパイソン部分
全体的に劣化して剥がれてきています。
マチのパイピング部分
これもパイソンの革が破れて中の芯も折れてます。
左側
持ち主様の考えは
「このままでは見た目が悪くて持ちにくいから何とかしたいけれど、
完成度の高い高額な修理ではなく
必要最低限の作業である程度持てるようにして、
今度またどこかが傷んできたらお別れするというようにしたい。」
ということでしたので、
以下のようにアレンジ修理をしました
まずはストラップ部分
パイソンの部分を取り外すことなく
上から新しい牛革のヌバックを縫いとめてカバーしました
革は持ち主様に選んでいただきました。
ビビットなグリーンがアクセントになって、さらに個性的に仕上がりましたね
修理前は真ん中にある革の継ぎ目がこんな感じで
強度に不安がありましたが・・・
新しい革でカバーする前に
丈夫なナイロン製の強化テープを全体に入れて仕上げたので、
元の状態よりしっかりとして強度も上がってます
マチのパイピングは、
交換するとなると大がかりで高額になってしまうため、
カットして取り除きました
カット途中 カット後
パイピング交換するよりは簡易な内容ですが、
周りの革を傷めずキワキワをカットするのは結構神経のいる作業
一歩間違うと弁償問題になってしまうので、
緊張しましたぁ
仕上げにカットした切り口を出来るだけ縫い目の中に押し込んで・・・
完成です
少々荒療法なやり方ではありますが、
カットする素材が極薄のパイソンで、
周りの革が柔軟かつ融通のきくデザインだったこともあり
元の劣化状態よりは見た目になじむ仕上がりに出来ました
ストラップ革あて補強 1か所
パイピングカット処理 2か所 4725円
納期 4〜5日
今回の作業はこの鞄のデザインと素材だからできたもので、
どの鞄にも通用するというものではありませんので、
その点どうぞご理解をお願いしますね
ひねりてでは、
持ち主様の目的や用途によって
ひねりてで出来るより良い方法を導き出す
という作業を大切にしています
お客様の思いがけないご依頼やご提案によって
目から鱗という体験もたびたびで、
日々成長の機会をいただいてます
今後も新鮮なアイデアを
ひねり出し続けられるお店を目指して
試行錯誤していきますので、
どうぞ皆さまでひねりてを育ててやってください
日に日に日差しがやさしくなり
衣服もいちま〜い、にま〜い、と玉ねぎのように剥かれて
薄着になりつつありますが・・・
どうも今週末あたり、また寒くなりそうですね
みなさま衣替えはもー少し待った方がよさそうですよ
さて、今日はちょっとしたアレンジ修理をご紹介します
商品はこちらのショルダーバック
パイソンと羊かな?と思う革で作られた鞄です。
革の割に軽くて柔らかく、オーナーさん曰くサイズも使いやすようです
金具使いなどデザインも凝っていて、
明るい黄緑がファッションのいいアクセントになる個性的な鞄ですね
今回の修理箇所はこちらの3か所です
ストラップのパイソン部分
全体的に劣化して剥がれてきています。
マチのパイピング部分
これもパイソンの革が破れて中の芯も折れてます。
右側
左側
持ち主様の考えは
「このままでは見た目が悪くて持ちにくいから何とかしたいけれど、
完成度の高い高額な修理ではなく
必要最低限の作業である程度持てるようにして、
今度またどこかが傷んできたらお別れするというようにしたい。」
ということでしたので、
以下のようにアレンジ修理をしました
まずはストラップ部分
パイソンの部分を取り外すことなく
上から新しい牛革のヌバックを縫いとめてカバーしました
革は持ち主様に選んでいただきました。
ビビットなグリーンがアクセントになって、さらに個性的に仕上がりましたね
修理前は真ん中にある革の継ぎ目がこんな感じで
強度に不安がありましたが・・・
新しい革でカバーする前に
丈夫なナイロン製の強化テープを全体に入れて仕上げたので、
元の状態よりしっかりとして強度も上がってます
マチのパイピングは、
交換するとなると大がかりで高額になってしまうため、
カットして取り除きました
カット途中 カット後
パイピング交換するよりは簡易な内容ですが、
周りの革を傷めずキワキワをカットするのは結構神経のいる作業
一歩間違うと弁償問題になってしまうので、
緊張しましたぁ
仕上げにカットした切り口を出来るだけ縫い目の中に押し込んで・・・
完成です
少々荒療法なやり方ではありますが、
カットする素材が極薄のパイソンで、
周りの革が柔軟かつ融通のきくデザインだったこともあり
元の劣化状態よりは見た目になじむ仕上がりに出来ました
ストラップ革あて補強 1か所
パイピングカット処理 2か所 4725円
納期 4〜5日
今回の作業はこの鞄のデザインと素材だからできたもので、
どの鞄にも通用するというものではありませんので、
その点どうぞご理解をお願いしますね
ひねりてでは、
持ち主様の目的や用途によって
ひねりてで出来るより良い方法を導き出す
という作業を大切にしています
お客様の思いがけないご依頼やご提案によって
目から鱗という体験もたびたびで、
日々成長の機会をいただいてます
今後も新鮮なアイデアを
ひねり出し続けられるお店を目指して
試行錯誤していきますので、
どうぞ皆さまでひねりてを育ててやってください
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