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2012年08月02日

手提げかばんのシミ隠し その2

前回のつづきで、今日は修理過程をご紹介icon74



お客様との打ち合わせで決めた内容は、ざっと以下の通りです。


・シミが隠れるように鞄のデザインに馴染むポケットを取り付ける

・実用的にするためポケット入口にマチをつける

・本体の留め具と同じようなデザインの留め具を取り付ける

・もともとあるステッチの糸と近い糸で手縫いする



革は

ちょうどこの鞄の色合いに近いものがあり、

それを大阪の業者で鞄に馴染む厚みに漉いてもらいました。

コバ(革の切り口)と内側になる面は

磨き剤でしっかり磨いて毛羽立ちを抑え、防水、防塵効果を上げてます。

元の革の感触に近づけるため、オイルもしっかり入れてあります。



今回の一番の難所は手縫いです。

組み立てる前の平面の状態であれば、

ミシンよりは時間がかかりますが、特に問題ない作業です。

でも今回は、立体的な状態で内貼りが付いたまま

片手は手探りで作業することになり、

それが結構大変なんですicon10



ご覧のとおり、内貼りの底周辺をカットして20センチほど開けたところから、
片手を入れて手探りで針を操ることになります。





その縫い方を少しご説明しますと、

ポケットを鞄本体に接着して、縫い穴をあけます。

糸の両端にそれぞれ針をつけて、

表側からと裏側から八の字を書くように一目ずつ縫っていきます。



裏から針を手探りで出す様子はこんな感じです。

表から目打ちを刺して、
すでに開けている穴を広げて針を通しやすくします。



次に、その目打ちをガイド代わりにして内側から針を出します。


          ↓


といった感じで、この作業を延々続けていくのであります。



継続は力なりとはよく言ったもので、(ちょっとニュアンス違うかなぁ?)

半分ほど縫ったあたりからコツがつかめ、

けっこうリズムよく縫い進めることが出来ました♪



最後は裏側でしっかり玉結びをして仕上げます。



負荷のかかりやすいポケット入口の両サイドと、
使用による摩擦で弱っていた左右の鞄底角には、
裏から補強テープを貼って強度を上げてあります。


内側の縫い目はこんな感じです。





ポケットの留め具になるループも内側から手縫いをしてあります。
しっかり玉止めした後は、
ループが不安定に動かないように補強もかねて薄いシートを貼りつけました。










この鞄の本体は、一枚の革をうまく組み立てて仕上がっています。

これはとっても贅沢な革の使い方です。

縫製部分はすべて手縫いで仕上げてあるし、高価なはずですねicon123



そんな鞄に穴をあけるような加工をするのはとっても緊張しましたが、

しっかりした準備とシュミレーションをして慎重に取り組むことで、

何とかトラブルなく予定通りの仕上がりにできましたicon10



で、その仕上がりですが・・・



ざんね〜ん、ちょっと長くなりすぎたので、

次回に持ち越させていただきます。

ドラマのいいとこで終わるみたいなじらし方ですみませんface03



明日必ず載せますので、しばしお待ちを・・・



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