・インスタグラム始めました
ブログ以上に店主の趣味嗜好をご紹介してますので
良かったらご覧ください。
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・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。
・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。
・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。
・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。
・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。
場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが
その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。
2024年04月24日
4月24日の記事
Posted by ひねりて at
15:17
│Comments(0)
2024年04月20日
アンクルベルト新発売!
こんにちは
今日はオリジナル商品である「ひねりてのたまご」から
新商品のご紹介です!
その名もアンクルベルト
パンツの裾を自転車のチェーンから守ってくれるもので
自転車通勤、サイクリング時に活躍してくれる逸品です
そもそも自転車通勤しているひねりてが
欲しくて考えた商品なのですが
以下のことを念頭に
みなさまに長くご愛用いただきたい逸品を
ひねり出してみましたぁ
脱着のしやすさ
カジュアルにもフォーマルにも使えるフォルム
上質な素材に必要以上手を加えず価格を抑える
ひそかに個性的
5色の革と5色の金具を組み合わせて
7種類ご用意させていただきましたので
詳細をご覧ください
アンクルベルト
各4400円(税込価格)
以下に革色と金具色を表記してご紹介します
ヌメ革
ダール(黒塗りつやなし)
ひねりてのイメージカラーとしている
ナチュラルベージュと黒の組み合わせ
カシメ 黒塗り(つやあり)
糸 黒
オイルレザー 濃茶
真鍮
しっとり吸い付くようなオイルレザーで
グリーンがかった濃茶と真鍮の組合せ
カシメ アンティクゴールド
糸 モスグリーン
オイルレザー 黒
黒ニッケル(つやあり)
カシメ 黒ニッケル(つやあり)
糸 黒
オイルレザー 黒
ニッケル(つやあり)
カシメ ニッケル
糸 黒
バーガンディ
真鍮
カシメ アンティーク
糸 ボルドー
濃紺
リング 真鍮
線コキ、ギボシ アンティークゴールド
楕円カン以外の
線コキ(サイズ調節金具)とギボシ、カシメを
アンティークゴールドにすることで
落ち着いた雰囲気に仕上げてあります
糸 紺
革も金具もひねりて厳選の上質なものばかりです
使用時には見えないカシメや糸も色合いを統一させてあります
このアンクルベルトは
3年前にひねりての自転車を
変速付きのシティサイクルに新調した際
アンクルベルトが必須となったため
長年温めていたプランを形にし
これまで自身で使い続けてきたのですが
これが思いのほか使いやすく
これなら自信を持ってお勧めできると思えましたので
今回満を持して!?
新商品として販売させていただくことにいたしました
新商品発売は、なんと実に5年ぶり!ということで
長らく修理だけに専念させていただいておりましたが
プランだけは
ずっと大事に温めていたものがいくつかありましたので
その一つをやっとお披露目することが出来て嬉しいです
ちょっと長くなりましたので
今回はこの辺にしておいて
次回、装着した様子や特徴、使い心地などについて
お話しさせていただきますね
2024年04月13日
ヒロフショルダーバックのテーピング交換
こんにちは
今日の商品はこちらです
ヒロフのショルダーバック
程よいサイズ感の普段使いしやすそうな鞄ですが
今回のご依頼場所はこちらです
天口ファスナー部のテーピングが擦れて破れてきています
ということで、今回はこのテーピングを交換します
ではさっそく仕上がりをご覧ください
今回の修理で一番気を使ったのがここ
そもそも両端の縫い留め部分は
重なりが多くて作業しにくいところで
更にひねりての性分的に新しい革を
元より少しだけ厚めにしてあるため
より作業しにくくなってしまっているのですが
元の縫い穴が見えないように
貼りこみ方などに気を使いながら下準備をしっかりして
なんとかうまくまとめられて良かったです
革はひねりてが厳選した2種類の革から
お客様に選んでいただき
質感色合いともに一番近い革を使ったため
うまく馴染む仕上がりに出来ました
コバは元と同様に
こげ茶色のコート剤で仕上げてあります
ヒロフショルダーバック
天口テーピング交換2本 17600円
作業期間 2週間
こちらの鞄
長年のご使用で全体的に乾燥が進んでいましたので
オーナーさまにメンテナンスをお奨めし
ひねりてが良いと思う方法を
少しアドバイスさせていただきました
今後オーナー様がお手入れされることで
より愛着感じながら、より長くご愛用いただけることを
期待しております
2024年04月06日
プラダ長財布ファスナーの引手交換
こんにちは
広島は今桜が満開
この週末はあちこちにピクニックを楽しむ方々で
にぎわいそうですね~
さて、本日ご紹介の商品はこちら
プラダの長財布
そしてご依頼場所はこちら
ファスナーの引手が付け根で切れて取れてしまっています
こういう場合の修理方法としては
元の引手を分解して中の芯を交換して付け直すか
新たに作成するかのどちらかなのですが
今回は、元の革に近い型押し革がご用意できたので
新しく作成することにしました
では仕上がりです
元は中央部分にスポンジタイプの芯が入っていて膨らんでいますが
新しい引手には丈夫なナイロンテープ芯を入れて
ふくらみは出さずに仕上げてあります
そして、カンに通す部分の幅も元より大きくして
出来るだけ強度が上がる仕上げを心掛けました
長財布ファスナー引手交換 5500円(税込価格)
作業期間 1週間
今回は引手取り付け部分のカンが
脱着不可の構造だったため
脱着可能な場合より1100円高くなりました
こちらのお財布
一見黒色で渋い感じに見えますが
中はピンクのグラデーションになっていて
それこそ毎日お花見気分になれそう
コントラストがいい感じの大人可愛い一品でした
2024年04月02日
商品、修理代金改定についてのおことわり
お知らせ
みなさま
いつもひねりてを気にかけていただきましてありがとうございます
2011年6月に開店してから約13年
基本的な価格はほぼ変えることなく
営業させていただいておりましたが
この1~2年の物価、光熱費等高騰の影響を受けまして
ひねりての商品、修理代金ともに
価格を見直さざるおえない状況となりました。
修理価格につきましては
ひねりてでは開店当初より
毎回見積提示後、価格と内容に納得頂いた上でご依頼いただく
というスタイルをとらせていただいておりますので
すでに昨年春ごろから
15~20%アップした価格で見積もりを出させていただいておりますが
この春
オリジナル商品の価格も改訂させていただくことにしましたので
遅ればせながら
改めてここでその旨をお知らせさせていただきます。
みなさまには
心苦しいお知らせとなりますが
今後も「見た目美しく、強度は元以上に!」
を基本に、喜ばれる修理をご提供できるよう努めて参りますので
どうぞご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます
以下はよくある修理の参考基本料金です
ほころびぬい(〜10㎝) 1100円
カシメ交換(1個) 440円
ホック交換(1セット) 660円〜
(イタリア製や国産の上質タイプもご用意してます。)
ナスカン交換(1個) 1320円〜
根もも交換(1か所) 2750円〜
ストラップカット(1か所) 1650円〜
ベルトカット(1本) 1650円〜
ファスナー交換(30㎝) 5280円〜
持ち手交換
2枚革ステッチ入り(30㎝) 6600円〜
内貼り交換(A4サイズ) 10560円〜
袋タイプ
*上記価格はどれも最低限の価格です。
対象商品の構造や劣化状況、分解の有無、仕上げ方によって作業代金を加算します。
カシメ交換(1個) 440円
ホック交換(1セット) 660円〜
(イタリア製や国産の上質タイプもご用意してます。)
ナスカン交換(1個) 1320円〜
根もも交換(1か所) 2750円〜
ストラップカット(1か所) 1650円〜
ベルトカット(1本) 1650円〜
ファスナー交換(30㎝) 5280円〜
持ち手交換
2枚革ステッチ入り(30㎝) 6600円〜
内貼り交換(A4サイズ) 10560円〜
袋タイプ
*上記価格はどれも最低限の価格です。
対象商品の構造や劣化状況、分解の有無、仕上げ方によって作業代金を加算します。
そして、この4月よりひねりてオリジナル商品
「ひねりてのたまご」シリーズは
以下の通り価格を改定させていただきます。
ヘアゴム
リボンタイプ 1200円 → 1300円
リングタイプⅠ 1300円 → 1600円
リングタイプⅡ 1500円 → 1800円
キーカバー
小 440円 → 550円
大 550円 → 660円
尚、キーホルダーは現在新商品を計画中で
旧デザインとなる、今ある商品は
これまで通りの価格で販売させていただきます
そして近々サイクリング時に活躍してくれる
アンクルベルトを新商品として販売予定ですので
どうぞお楽しみに
2024年03月30日
2024年03月23日
ルイヴィトン、モノグラム、ルーピングの内張交換他
こんにちは
早速ですが本日ご紹介の商品です
こちら、たしか持ち込まれた方のお母様に買ってもらった
思い出の逸品だったかと思いますが
2~30年ほど経つ年代物ということもあり
全体に弱っていました
パッと見の外観は大丈夫そうですが
内側はこの通り
おそらくスエード調の人工皮革が使われていて
全体にポロポロと劣化が進み
このままでは使用できない状態でした
ファスナーの引手は外れてなくなっています
ということで
今回は内張交換とミガキ
そして本体底4隅のステッチの上糸が
摩耗して無くなりかけていたので
その部分の補強縫いをさせていただくことになりました
では仕上がりです
色はオーナー様がお好きなコーラルピンクです
before
after
内ポケットの中は
ローズピンクの光沢生地にしたので
色移りのリスクもなく安心してご使用いただけますし
ちょっとしたアクセントになって
開けるたびに気分も上がる感じです
before
after
ファスナーも本体、内ポケット共に交換し
なくなっていた本体ファスナーの引手は
シンプルなゴールドの短冊形をつけました
ミガキは、修理で分解した段階で
クリーナーを使って汚れを落とし
モノグラムには
レーダーオイルを軽く塗ってひび割れ予防をし
ヌメ革には
レーダーオイル+レーダーフェット+レーダーフレーゲクリーム
の最強セットでメンテナンスをし
しっかり栄養と耐久性を与えて表面を保護して仕上げました
ルイヴィトンモノグラムルーピン
内張交換、ファスナー付き内ポケットX1
本体ファスナー交換
底角4隅ほころび縫い
ミガキ 63800円(税込価格)
作業期間 約1ヵ月
作業してみて実感しましたが
こちらの鞄の入り口部分の構造はなかなかの曲者で
予想以上に手がかかり苦戦することになりましたが
なんとか仕上げることができて良かったです
今回、内張の色をピンク系でまとめたことで
明るく元気の出る仕上がりなったので
オーナー様の気分も上がって
活躍してくれていることを願ってます
Posted by ひねりて at
15:55
│Comments(0)
│修理(ほころび、革あてなど)│修理(内張り交換)│LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)│鞄│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)
2024年03月16日
グッチ大型ショルダーバックを小さくリメイク(後編)
こんにちは
早速ですが前回からの続きで
大きなショルダーバックを小さくリメイクした鞄の
仕上がり具合をご紹介します
まずは本体です
こちらが元の状態
胴体外側の革パーツを取り除いて
内側のパーツだけで作り直しています
マチ幅は元と同じにして
パイピングも元の物をサイズ調整して
改めて取り付け直してあります
そして内側です
出来るだけ元のパーツを使いつつも
必要な部分にはオーナー様セレクトの紫の革で
部品を作って仕上げました
写真はライトの影響で明るく見えますが
かなりトーン抑え目の紫なので
パッと見は目立たず、渋く
大人っぽい仕上がりになっています
ご使用されるときにちらっと見える紫が
気分を上げてくれそうですよね
オーナー様ご希望の長さで使いやすくなるよう
元のストラップの金具の配置等をあれこれ検討の上
この仕上がりとなりました
冬など厚着した時のために
ご希望の長さからも少し長く出来るようにしてあります
ストラップの本体側と根モモは
元のストラップのラインに合うようにカットして
新たに作り直しました
この金具が
体にあたって痛くない位置に来るようにしてあります
マチ周辺のコバは、新たに磨いて塗りなおしてあります
今回のリメイク
パッと見あんまり変わっていないように見えて
簡単だったのでは?と思われるかもしれませんが
これが元のステッチ穴が見えないように仕立て直したり
元の雰囲気を損なわないようなデザイン
構造を細部まで考えたりする必要があり
結構神経を使う大変な作業でした
なんとかバランスの取れた形に出来て
ほっとしています
グッチ大型ショルダーバックを
小さくリメイク 81400円(税込価格)
作業期間(正月期間含む) 約3か月
そもそもメンズかな?
と思うくらい大きなサイズだったので
確かに普段使いはし辛そうだし
何しろ重たかったぁ!
なので、今回のリメイクでかなり使いやすくなったと思います
オーナー様も一目で気に入ってくださったご様子
喜んでお持ち帰りいただけて良かったです
2024年03月09日
グッチ大型ショルダーバックを小さくリメイク(前編)
こんにちは
早速ですが本日の商品です
すみません
作業途中で修理前の写真を撮ってないことに気づいたもので
どの写真もストラップの片側を取り外した状態になってます
今回のオーナー様のご希望は
この鞄が大きすぎて重たくて、長らく使えていない状態なので
もっと小さく作り替えてほしいというものでした
なので、しっかりお時間いただいて見積もりをし
あれこれご相談させていただいた結果
胴体のパーツの外側の革を取り除いたサイズに合わせて
作り替えさせていただくことになりました
内容を言葉で説明するのは難しいので
また次回
写真で仕上がりの詳細を説明させていただきますね
ということで今回は
一部だけお見せしておきます
Posted by ひねりて at
15:23
│Comments(0)
│修理(サイズ調整)│修理(持ち手関連)│修理(アレンジ)│鞄│修理(革部品交換、大物修理など│GUCCI(グッチ)│作成(オーダー他)
2024年03月02日
コルネットケース、ポケットのファスナーを交換
こんにちは
今日の広島はさぶく
雪が降りました~
そしてひねりての鳥予想が的中
イカルとシメに出会えました~
写真はインスタにあげますので良かったらご覧ください
では本日の商品です
こちら、特殊な鞄なのですが皆様おわかりでしょうか?
見ただけでわかる方はきっと音楽家の方ですね
はい、正解は
コルネットという楽器用の鞄です
オーナー様曰く
30年?くらいご使用の逸品で
同じような鞄を買おうと思うと高く
同じメーカーのものはもうないのだそうです
そして今回のご依頼場所はこちら
前ポケットのファスナーが傷んで
使えない状態になっています
そして両端はこんな感じ
こうなると、ファスナー交換をするしかないのですが
今回の鞄の特殊な構造と、劣化状態経年数がネックで
元通りの見た目にするための修理はリスクが高すぎます
ご覧の通り内側には分厚いクッションがあります
ひねりての経験上、年代物になればなるほど
出来るだけ分解はしないほうが良く
手数も少なくするに越したことはありません
ということで
オーナー様にいろいろなリスクの可能性を説明し
あれこれ相談させていただいた結果
今回はファスナーの両端部分は分解しないで
交換する方法にさせていただくことにしました
では仕上がりをご覧ください
ファスナーは黒色のコイルファスナーで
元のサイズに近い8番を取り付けました
古いファスナーはカットして
新しいファスナーの端は縫いこまずに仕上げてあります
ミシンだけで両端の際まで縫い留めるのは無理なので
手縫いをしてあります
オーナー様には
両端の縫製が端までできない可能性に
ご了承いただいてましたが
端までしっかり縫い留めることができて良かったです
コルネットケース
ファスナー交換約30㎝
両端分解なし 9900円(税込価格)
作業期間 2週間
とにもかくにも
他の部分の劣化を進めずに作業を終えられて
ほっとしました
こちらのオーナー様
学生時代の、確か吹奏楽部から始めて
社会人になっても趣味で続けられていらっしゃるそうですが
長く続けているからこそ感じられる
楽しさとか喜びといったものがあるんだろうなぁと
羨ましく思いました