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同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。
・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。
・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。
場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが
その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。
2024年04月06日
プラダ長財布ファスナーの引手交換
こんにちは
広島は今桜が満開
この週末はあちこちにピクニックを楽しむ方々で
にぎわいそうですね~
さて、本日ご紹介の商品はこちら
プラダの長財布
そしてご依頼場所はこちら
ファスナーの引手が付け根で切れて取れてしまっています
こういう場合の修理方法としては
元の引手を分解して中の芯を交換して付け直すか
新たに作成するかのどちらかなのですが
今回は、元の革に近い型押し革がご用意できたので
新しく作成することにしました
では仕上がりです
元は中央部分にスポンジタイプの芯が入っていて膨らんでいますが
新しい引手には丈夫なナイロンテープ芯を入れて
ふくらみは出さずに仕上げてあります
そして、カンに通す部分の幅も元より大きくして
出来るだけ強度が上がる仕上げを心掛けました
長財布ファスナー引手交換 5500円(税込価格)
作業期間 1週間
今回は引手取り付け部分のカンが
脱着不可の構造だったため
脱着可能な場合より1100円高くなりました
こちらのお財布
一見黒色で渋い感じに見えますが
中はピンクのグラデーションになっていて
それこそ毎日お花見気分になれそう
コントラストがいい感じの大人可愛い一品でした
2024年02月17日
エルメスカードケース破れ部を修理
こんにちは
本日の商品はこちらのカードケース
使いやすいということで20年以上ご使用の逸品ですが
それだけ使われてればあちこち弱ってくるのは当然で
7年ほど前にはファスナー交換をさせていただいてます
そして今回はこちら
カードの角が当たるところの革が
上下ともに擦れて穴が開いてきています
反対側の底側も穴は開いていないけど
だいぶん弱っています
あとはポケットに入れてることが多いせいか
糸が擦れてなくなりかけているところもありました
そして、全体的に汚れてます
ということで
今回は革の弱っているところを部分的に交換し
ほころび部分を縫い戻し
全体のメンテナンスをさせていただくことになりました
では仕上がりをご覧ください
弱っていた革をカットして
オーナー様に選んでいただいた新しい革を
新たに継いで強度を上げました
ほころび部分も縫い戻しましたが
表側のアップの写真を撮り忘れてます
あとは全体の汚れをしっかり取り除き
オイルとワックスで栄養を与えて表面を保護して仕上げました
革継ぎの修理のために分解した際に
しっかり内側の汚れも奥まで取り除いてあります
コバもろうで磨きなおしました
今回一番心配だったのはこの湾曲した部分の縫製ですが
表裏ともに良い位置に針を落とすことが出来て
うまく仕上げられました
HEMESカードケース
革部分交換
ほころび縫い1か所
ミガキ 16500円(税込価格)
作業期間 1週間
20年も経っていれば
さすがに劣化は進んでしまいますが
それでも本体側が
まだ修理に耐えうる強度を維持できているのは
さすがエルメスと言えるのかもしれませんね
2023年12月09日
父親から譲り受けたグッチの折財布を修理
こんにちは
早速ですが、今日の商品はこちらです
グッチの折財布
ご覧の通り
かなりの重症患者です
持ち込まれたのは
最初の持ち主であるお父様から譲り受けて使用してる息子さんで
少々費用が掛かっても修理したいとのこと
その思いを伺うと
若くして結婚したお父さんが
これまで苦労しながらも
家族のために頑張ってくれている姿を見てこられていて
そんなお父さんが使っていた財布を簡単には捨てられず
せめて一度は修理をして
出来るだけ長く使っていきたいということでした
なるほど、それはなんとかせねば・・・
ということで
表の劣化部分には新しく革を継ぎ
小銭入れのマチはこれ以上破れが進まないように
仕上げ方はお任せで縫い留め
カード入れ下側の破れ部分は内張の生地に接着し
全体に革のメンテナンスをして仕上げることにしました
では仕上がりです
つぎ足す革はご要望により
出来るだけ質感、色艶など元の革になじむ黒革にしました
上側の端
内側はこんな感じ
before after
下側の端
before after
小銭入れのマチは少し引っ張って元の縫製部分で縫い留めました
表から見たらこんな感じ
カード入れの破れ部分はこんな感じ
今回は、長年のご使用でかなり変形していたので
その辺を考慮しながら
出来るだけ左右対称になるように仕上げるのが
なかなか大変でした
仕上げにクリーナーとオイルとワックスをあれこれ使って
しっかりメンテナンスしてあります!
グッチ折財布
表破れ部に革継ぎ補強
小銭入れマチ破れ部縫い留め
カード破れ部接着
全体メンテナンス 16720円
作業期間 2週間
*今回は1か月半お待ちいただきました。
今のオーナー様は
20代?もしかして10代?と思うような若者でしたが
とてもしっかりされていて
お父様の頑張る背中を見てこられた効果なのかなぁ・・・
などと勝手に想像してしまっています
このお財布が今後も長く
二代目のお供をしていけますように
2023年10月07日
グッチの財布を全体メンテナンス
こんにちは
気持ちの良い季節になりましたね~
・・・だけど
なんだか蚊もゴキ君たちにもよい季節のようで
出現率高くなってるのはひねりて界隈だけでしょうか?
やっぱ昨今の酷暑は虫にもつらいんでしょうね・・・
さて、本題に行きましょう
本日ご紹介の商品です
グッチの小型折財布
オーナー様長年ご愛用の逸品で
今後も出来るだけ長く使いたいので
不具合あるところなど
全体的にメンテナンスしてほしいとのご依頼
早速状態を確認させていただくと
かぶせの付け根あたりの糸が両サイド切れています
その他の縫製部分も
糸が擦り切れているところが数か所見当たりました
この折曲がっているところが一部擦り切れて、穴が開きかけています
あとは全体的に色がはがれて汚れもついている様子
ということで
今回は、表側の縫製部分を全周縫い直し
穴あき部分を補修+着色
コバ塗りなおし
ミガキ
をさせていただくことにしました
では仕上がりをご覧ください
修理前
修理後
修理前
修理後
オーナー様と相談の上
穴あき部分の裏側は見えない部分なので
ナイロンテープを貼って
必要最低限の補強をしてあります
表側は出来るだけ周りに馴染む
オレンジ系の顔料で補色してあります
あとはこちら
作業途中に見つけた不具合部分で
オーナー様に追加修理をご提案して、作業させていただきました
ポケットの底の方の内張が破れていたので
一部だけ交換してあります
コバはこんな感じ
グッチ小型折財布
表側縫製部分1周縫い直し
革破れ1か所補修(着色あり)
内張部分交換
コバ塗りなおし
ミガキ 18700円
作業期間 2週間
長年のご使用で色がだいぶん落ちているので
磨いてもあまり見た目変わらないと思いますが
汚れを落として
栄養を与えて
表面をコートしてあります
今後もこまめに同様のお手入れをしてあげることで
ご愛用期間を延長していくことも可能です
どうぞ一日でも長く活躍してくれますように・・・
2023年03月11日
シャネル長財布をがっつり修理(後編)
こんにちは
今日、今季初めて鶯のさえずりを聴きました
もうすぐ春ですね~
では前回の続きです
さっそくですが仕上がりをご覧ください
2か所の縁周りをパイピングでカバーして補強してあります
この留めベルトは分解して芯交換
ホック交換(オス)後、再度組み立てて仕上げてあります
中の芯は元のような紙芯ではなく床革を使っているので
より長持ちします
折り曲げ部分の両端の劣化部分は
テーピングだけではカバーしきれないので
こんな仕上げにしました
キルティング状のステッチラインにあわせて
カバーする革をデザイン的に縫い留めて
補強してあります
そして一番心配だったこちらですが・・・
ポケットの内張をすべて取り外し
アイロンをかけ
元の位置に戻して
今後剥がれてこないように
新たに縫い目を入れて固定しました
これで前のように
使用するうちに内張がはがれて、
中に入り込むといったことにはなりません
あとは受付時の予定には入ってませんでしたが
バネホックが2か所とも留まり方が
あまくなってきていたので
こちらからご提案して
追加で交換作業させていただくことになりました。
といいますのも、
今後別の機会に改めて交換するとなると
構造的に大きく分解する必要があり
分解部分の素材の劣化を進める上に費用も高くなるため
今回作業させていただく方が良いと思えたので
作業途中でご連絡し
奨めさせていただいたというわけです
分解しながらクリーナーで汚れを落としつつ作業を進め
仕上がり後にレーダーオイルとレーダーフレーゲで
栄養&つやを与えて表面を保護して仕上げました
シャネル長財布
パイピング取り付け40㎝X2
ベルト芯交換
カード入れ部内張調整固定(縫い留め)
折り曲げ部両端革あて補強
ホック交換X2セット(雄雌1セット)
ミガキ 52800円(税込価格)
作業期間 1~2か月
長らくお待たせしてしまいましたが
仕上がりに満足いただき
笑顔でおかえりいただけて安心しました
今後も長く使用するために
タイピールレーダーフレーゲも購入していかれました
長くなが~く活躍してくれますように・・・
2023年03月04日
シャネル長財布をがっつり修理(前編)
こんにちは
本日は久々に大物修理を2回に分けてご紹介します
商品はこちらのシャネルの長財布
ひねりてリサーチ情報ですが
カンボンラインという2000年代に人気を博したラインだそうです
オーナー様のお気に入りの一品で
20年近くご使用されているとのこと
それだけ使用されていればあちこち不具合が出てくるのは当然で
持ち込まれたときはこんな状態でした
オーナー様曰く
ラムではない丈夫な革の方を奨められて購入した
ということだったので
おそらくカーフではないかと思いますが
それでもよく擦れる場所はこんな感じです
カード入れ部分の内張の接着がすべて剥がれた状態で
カードの出し入れをしているうちにどんどん中に入り込んだようで
下の方がもりもりの状態でした
ベルトはコバコートがはがれて
中の紙芯が見えてますし、ステッチも一部擦り切れてました
オーナー様のご要望は
今後も出来るだけ長く使用していけるように
しっかり修理したいということで
あれこれリスクを説明しつつ相談を重ね
以下の修理をさせていただくことになりました
パイピング取り付け40㎝X2
ベルト芯交換
カード入れ部内張調整固定(縫い留め)
折り曲げ部両端革あて補強
ミガキ
ということで仕上がりは次回にご紹介させていただきますね
最後にちょっとだけ・・・
ひねりて的に一番心配していたこの部分
分解してみたらこんな様子でしたぁ
はたしてひねりては
これをうまく整えられるのでしょうか~?
Posted by ひねりて at
14:52
│Comments(0)
│修理(テーピング、パイピング)│修理(アレンジ)│CHANEL(シャネル)│財布│修理(革部品交換、大物修理など│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)
2022年07月16日
コンパクトな折財布の革破れ部分を修理
こんにちは
本日の商品はこちらの折財布です
コンパクトな三つ折り財布で
コロンとかわいらしい形をしています
中はこんな感じ
水色、レモンイエロー、黄緑、深緑と
爽やかな色合いのおしゃれなお財布です
こちらの商品
綺麗な白髪のお洒落なご婦人が持ち込まれたのですが
この方、美術館巡りがお好きで
コロナ前にヨーロッパの美術館巡りに行った際
スイスの空港で(と言われていたと思います、たぶん)
一目ぼれして購入した一品とのこと
どおりで色遣いが特徴的だなと思いましたぁ
そして今回のご依頼場所はこちら
カード入れ部分のマチが一部破れてしまっています
とてもお気に入りの品なので
直して長く使いたいけれど
必要以上に費用はかけたくはないということで
今回は必要最低限の内容で
しっかりと丈夫になるように作業させていただきました
では仕上がりです
内張のナイロン生地が傷んだところの作業は不要
と言われていましたが
作業のついでに上から補強テープを貼って
強度を上げておきました
黒色のテープですが、内側の底の方のほぼ見えない位置なので
問題ないと判断しました
下写真のマチの右側のラインを分解して取り外し
表革破れ部分の内側に補強テープを貼って
縫いしろを新しく作り必要な部分を縫い留めておいてから
再度組み立ててあります。
これでこの部分はとても丈夫になっています
表側 裏側
三つ折財布
マチ破れ部補強修理(分解あり) 3300円(税込価格)
作業期間 1~2週間
このオーナー様の
趣味嗜好のお話がとても興味深く
受付、納品時ともにいろいろお話を伺ったのですが
美術の中でも現代アートがお好きとのこと
正直ひねりて的に
現代アートは理解できないものが多いイメージなのですが
このご婦人に「とても面白いのよ」と
微笑んで言われると
なんだか違った見方が出来そうな気がしてきました
また機会があったらお話伺ってみたいお方です
2021年12月11日
ゲンテン長財布のファスナー交換他
こんにちは
早速ですが今日の商品です
ゲンテンの長財布
オリジナルの抜き模様が個性的ですね~
そして今回のご依頼場所はこちら
ファスナーが劣化して布テープに穴が開きかけています
あとはこちらも糸が擦り切れてますね
反対側も同様の症状になっていました
そして、この引手の付け根もそろそろ寿命が近そう
ここの糸も擦り切れてなくなっているところがあります
ということで今回は
全体的にいろいろメンテナンスさせていただきました
まずはファスナー交換
もともとついていたファスナーは
YKKで言うところの3番というサイズのものでしたが
布テープは特注なのか幅広のものが使われていて
ひねりてで入手可能な材料の中で
同じような幅で取り付けようと思うと
5番の幅広タイプを使うしかなかったので
お客様のご了承のもと、
サイズを大きいものに変更させていただきました
引手付け根部分だけ新しい革で作成して取り付けました
ひねりてあるあるの元より厚め仕上げになっております
糸切れ部分はこんな感じ
before
after
革裂け部分はこんな感じ
オーナー様と相談の上、必要最低限の作業で
これ以上悪化しないような修理にしてあります
以下もひねりてのお節介あるあるで
糸に負荷がかかり易そうな部分は重ね縫いして強化してあります
表 裏
あとは全体的に長年の使用で
お疲れ気味の様子でしたので
表面の汚れを落とした後
レーダーオイルをたっぷり塗りこみ
仕上げにレーダーフレーゲとレーダーフレーゲクリームで
表面を保護して仕上げてあります
ゲンテン長財布
ファスナー交換
引手付け根補強
ほころび縫い2か所
カード入れ入り口補強縫い1か所
ミガキ 17600円(税込価格)
作業期間(材料仕入れ含む) 1ヵ月
これからまたオーナー様の元で
長くご愛用いただけますように
2021年09月18日
ヒロフ長財布のファスナー交換
こんにちは
今日の広島は台風一過で
青空がまぶしいです
他の地域はまだ通過途中のところもあり
風の被害など出ているようですね
みなさまどうぞお気をつけ下さいませ。
今日ご紹介するのはこちらのお財布
HIROFUさんの濃紺の長財布です。
ご使用によって
いい感じに手に馴染んできているご様子ですが・・・
ここに問題発生
ファスナーが閉まらなくなってしまっていました
オーナー様とご相談の結果
ファスナーを元より大きいサイズのファスナーに交換し
革のメンテナンスもして仕上げることになりました
では仕上がりをご覧ください
before after
元はYKKで言うところの3番くらいのサイズで
メーカーはリリー
リリーはひねりてではなかなか簡単に手に入れられず
仕入れられても高額になるため
基本YKKで交換させていただいてます
(*リリーご希望の方にはその都度
材料調達が可能かどうか検討させていただいております)
ブランド名入りの引手は移動させてます
今回は特にリリーでなくても大丈夫だし
丈夫な方がいいということで
YKKの5番のサイズを取り付けさせていただいてます
あまり裏ずれもなくいい感じに仕上がりました
ひねりてでは、出来るだけ長くご使用いただけるように
常に負荷がかかるような部分のステッチは
お客様さえよければ3重にさせていただいております
例えばポケットの入り口部分は
ご使用するたび負荷がかかって糸が切れやすい部分なので
このお財布では、表のポケットと内側のポケットそれぞれの
入り口の一目だけ3重になってます
表側
内側
ぱっと見そんなに気にならない重なりだと思いますが
いかがでしょう?
オーナー様には喜んでいただけたようで良かったです
HIROFU長財布
ファスナー交換30㎝
ミガキ 11000円(税込み)
作業期間 2~3週間
あ、ちなみにYKKって
世界のYKKっていうくらい、とても信頼性の高い
安心安全バランスの取れた商品を作ってくれる
日本のブランドだと思うので
ひねりてでも安心して使用させていただいております
2021年09月11日
折財布をプチアレンジ
こんにちは
今日はお財布のちょっとしたアレンジをご紹介します
ひっくり返すと大きく開く小銭入れがあって
ぱっと見何も変わってなく見えますかね?
うえの折り返しにも謎のホックが・・・
こげ茶色のベルトを外すと
お札とカードが入れられるようになっています。
コンパクトにまとまってる割に容量のある
便利そうなお財布なのですが
オーナー様には使い勝手の面で一つ不満があり
今回はご要望に従って
こんなアレンジをさせていただきました
ぱっと見何も変わってなく見えますかね?
ところが、このベルトを外して
下の折り返しを開くと・・・
これで予想つきますでしょうか?
今回はこげ茶色の留めベルトを元の位置の反対側に取り付けて
そのベルトで留められるように
ホックも元の位置の反対側の折り返し部分に取り付ける
というアレンジをさせていただきました
ということで、このホックは元のホックで
今後は使わないのですが
そのままにしていても隠れる部分なので、
外したり隠したりといったこともせず、放置しているというわけです
留めベルトがもともとついていたところは
ギリギリのところでサクッと切り取ってこれもそのまま放置
通常の使い方ではほぼ見えない状態です
切り取ったベルトは切り口をコート処理して
目立たないように縫い留めてます
各作業はすべて分解なしで仕上げたので
裏に貫通した状態です
before after
そしてホックの位置は
あえてもともとのホック位置よりも端から距離をとって
オーナー様が実際使用してみて必要を感じたら
もう一つホックを増やして容量を大きくできるように仕上げました
before after
ベルトの遊びもオーナー様のご希望に沿って
元より少なめにすることですっきり仕上がってます
折財布のプチアレンジ
ベルト位置変更取り付け
バネホック(メス)取り付け
分解なし 3300円(税込み)
作業期間 1週間
このように機能面をアレンジすることで
使い勝手が良くなって、日々のストレス軽減!
ってこと、結構あるのではないでしょうか?
今回は分解をしないで
必要最低限の方法で作業しましたので
なかなかお手軽に
オーナー様の喜ぶアレンジができて良かったです