お願いとおことわり


     ・このブログは
      広島近郊の方には
      お店の詳細を知っていただくために、
      遠方の方には
      身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
      公開しております。パソコン

     ・カテゴリ一番上の記事
      「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
      ご来店ください。家

     ・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格、
      納期などをご紹介しておりますが、
      同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
      価格や納期は変わります。
      あくまで目安として
      参考にしていただくために公開しておりますので、
      予めご了承ください。スマイル

     ・2014年4月より前の記事では
      その当時の消費税率5%で価格表示してありますが、
      実際にはご来店時点での消費税率で
      対応させていただくこととなります。金貨


2018年06月23日

コーチの鞄の持ち手交換


こんにちは!

今日はオーナー様がちょっと冒険してみた音符

鞄の持ち手交換をご紹介します。

商品はこちらのコーチのトートタイプ↓


実はつい先日、

撮りためていたデジカメ内の画像データを

誤って全部消去してしまったためガーン

今回の鞄の修理前の写真はありません×

これは修理後の写真ですカメラ






もともとついていた持ち手はこちらで↓


ちょっとわかりにくいのですが、

付け根部分がすべて弱ってきていて、

折れそうな状態だったため、

持ち手を新しく作成して交換することになりましたパー


比べてみるとこんな感じ




作業代を抑える為に

飾りのステッチはない仕上げにしてあります。




で、冒険というのはこの色です

以前は紺色のエナメル革でしたが

今回はこのシャンパンゴールドのスムース革

コバは自然に見えるよう無色の蜜蝋で仕上げてますピカピカ


ご覧のとおりゴールドと言っても光沢は抑えめで

上品な雰囲気漂うシャンパンゴールドですカクテル


今回ひねりてでご用意できる革の中に紺色もありましたが、

元の持ち手に近い紺色とはトーンや濃さ、つや感が

中途半端に違うため、

鞄本体や付属品などの色に合わせたり

全くない色をあえて使うほうが馴染みが良い

とお奨めさせていただきましたスマイル


ということで、こげ茶、山吹色、ベージュ、シャンパンゴールドなど

ひねりてが馴染むと思う革を抜粋し

その中からオーナー様に選んでいただきました雷


最終的にこげ茶と

シャンパンゴールドで悩まれていましたが

「えいっ!」と思い切って

いつもなら選ばないこのゴールドにされたようでした

ちょっと冒険したくなったんでしょうねニコニコ

決めた時のオーナー様は

新しい冒険への期待に満ちた

いいお顔をされてましたピカピカ


元の持ち手のカバーはまだ元気だったので

取り外して移動させてますパー




こうすることでより一体感がうまれ、

いい感じに馴染んでます花まる


コーチトートタイプバッグ
持ち手交換2本(持ち手カバー移動あり) 18000+税円

作業期間                2週間



仕上がりはご期待を裏切らなかったようで

笑顔で連れて帰ってくださり

ひねりても一安心ですクローバー


こんな風に、修理のタイミングで

革色を変えるなど遊んでみるのも

新鮮で楽しいですよ!ハート

興味をお持ちのみなさまは、ひねりて迄どうぞ家


  


2018年05月26日

エルメス、ピコタン、ブルージーンの全体染




こんにちは

今日は鞄の全体染をご紹介しますカメラ


商品はエルメスのピコタン

恥ずかしながらひねりて、

つい先日この名前を知ったのですがアセアセ

こんなかわいらしい名前だったんだと

それ以来必要以上に名前を連呼してます音符



ここで、正直に申しますと

染はひねりての専門外の分野でして

これまでは黒や濃茶の部分的な色はげ部分を

目立たなくする程度の染であれば

受け付けさせていただいてましたが

今回はそうはいきませんちっ、ちっ、ちっ


これまで

こういうケースの時に紹介していた

腕利きの広島の染職人さんは

残念ながら、都合により現在休業中ということで、

今回お客様に送料、手数料、時間がかかることを

ご了承のうえで、ひねりてが信頼をおく

大阪の染職人さんにお願いしました太陽の塔



まずは持ち込まれた時の状態をご覧ください↓

長年のご使用により、全体に色あせて

特に底の4隅は完全に塗料がはがれてこんな感じに・・・大泣き





持ち手と天口周りのコバも

ひび割れてはがれてきている状態でしたなき


持ち手の付け根や

両サイドのベルト部分の

革が重なって縫い留めてある所以外は

この古いコートを落として再塗装出来ますgood

ただ、天口部分のコバは

革が伸びて繊維もほぐれてきていることもあって

どうしてもピシッと目の詰まった

新品の時のような仕上がりにはならず

再発も早い可能性は高いですパー


こういった予想されるリスクや仕上りのイメージを

事前に説明し、すべてご理解いただいたうえで

受付けさせていただきました。



で、仕上りはこんな感じですカメラ


少し黄ばんで白んできていた感じが一掃されて

目に鮮やかなスカイブルーに仕上がってます花まる


目立っていたこのコーナー部分も

綺麗にむらなく塗装できていますピカピカ




そして、ここ

糸色が革色と違うため、

この糸が染まらないように処置して染めてありますパー
















同じ作業者として想像するに

その作業はかなり繊細で時間のかかることでしょう時計


それだけの手間をかけるからこそ、

これだけの仕上がりに出来るんですね

すばらしい!!拍手




最後にコバはこんな感じです。

持ち手部分は新品同様にきれいに仕上がってます花まる




仕上がり具合を懸念していた

延びて弱っていた天口周りも

予想以上にきれいに仕上がっていますOK







HERMES、ピコタン 全体染
コバ再塗装あり       31000+税円

作業期間          約1か月



仕上がりをご覧になった持ち主様は

これまた予想以上に喜んでくださってアップ

「作業した職人さんによろしくお伝えください」

ということでしたクローバー


もちろんすぐにお伝えさせてもらいましたメール

実はその職人さんって

以前ここでもご紹介したことのある恭さんです!ニコニコ



以前の職場で

彼女の仕上げた商品は何度も目にしてまして

その繊細で上質な染技術の高さに力こぶ

絶大な信頼を置いてましたが花まる

今回久々にその仕上がりを拝見して

改めて確かな技術力を確認することが出来ましたgood


という事で

染の事でお困りの方は

こんな心強い味方のいるひねりてまで

よかったらご相談くださいませ家






  


2018年05月19日

藤皮・かずらのバッグ&アート展のお知らせ



こんにちは

今日はひねりてのご近所さんである

藤皮・かずらの作家さんの作品展をご案内しますマイク


藤皮・かずらのバック&アート展
藤皮(藤の表皮)・かずらのバッグとインテリア品・アクセサリーetc.
<多様性に富むバッグたち>

2018年6月2日(土)~6日(水)
10:00~18:00(最終日~17:00)

広島市中区袋町5-3 松籟堂ビル2F
tel/fax 082‐249‐3036


ひねりても、

昨年の作品展にお邪魔させていただきましたが

どれもこれもお洒落で魅力的な一品で

素敵でした~メロメロ


職業柄、こういう作家さんの作品を拝見するのは

とても参考になりますし、良い刺激を頂けて楽しいです音符

また、同じ手仕事という点だけでなく

一自営業者という点でも共感できるところが多く

励みになり、力がいただけて有難いんですプレゼント



いつかこういうかごバックがほしいな~

とは前々から思ってるんですが

素材も技術も一流なだけに、やはり高価なものなので王冠

なかなか簡単には手が出せないのがつらいとこですなき

でも、いつかは・・・・

のために、日々のお仕事頑張らねば!!

と気合が入りますグー


今年も時間が作れたら、

またお邪魔して

いろいろ刺激を頂こうと思います雷


興味をお持ちのみなさまも

会場は、便利な袋町のギャラリーなので

街にショッピングがてら、覗いてみてはいかがでしょう?


運命の出会いが待ってるかも!?ピカピカですよ~ニコニコ



  


2018年05月12日

プラダ、手提げかばんの持ち手をバンブーに交換


こんにちは

さっそくですが

今日の商品はこちらのプラダですカメラ


以前もプラダのショルダーバックを

修理させていただいたお客様が

持ち込まれた一品ですボストンバック









これも使いやすくてお気に入りで、

長年使っていらっしゃったようですが

持ち手のクッション素材が劣化して

砂のようなものが中から出てきて使いづらくなってしまいガーン

ずっとしまいこんでいらっしゃったものを

「また使えるように持ち手を変えてほしい!」

と相談にご来店されました家


実際にどんな状態かというと・・・




元々はクッションが効いてて

ふかふかでもちやすい状態だったようですが

今はこの通り中身が抜け出てしまってしわしわです大泣き




この持ち手付け根の縫い穴から

粉状のスポンジ劣化物が出てきていたという事で

ご自身で何とかしようとされた痕跡がありますね救急箱




おそらくウレタン状のクッション素材が

経年劣化で粉状に変化して

こういう状態になってしまったのだと思いますが

確かにこの状態では使いづらいでしょうしょんぼり



という事で

持ち手を交換させていただいたわけですが

ここで持ち主様、ちょっと冒険されましたよ~音符

ご覧ください↓


バンブーの持ち手です

最初は革で近いものを作成して取り付ける

という話をしていたのですがちっ、ちっ、ちっ

ふとひねりての背後に飾っていた

竹の持ち手が目に留まり

ピン!!と来られたようで雷

この機会に遊んでみることにされました花火



今回の鞄もなかなかの年代物で

使用されている芯材の劣化を最小限に抑えつつ

アレンジすることになったので

元には無い所に縫い目を出す必要がありましたパー


で、強度もしっかりもたせるために

それなりに厚みのある根ももを作成して

本体に挟み込んで縫い留めることにしたのですが

これがなかなか大変でてこずりましたぁ大泣き


表は思うところに針を落とせるので

それなりに縫い目もまっすぐ揃えられるのですが




裏側はどうしてもこんな感じに歪んで乱れてしまいますワーイ


この点は持ち主様にも事前に説明して

ご了承いただいたうえでの作業ですが

「もっといい方法はなかったものか?」

と未だに自問している次第ですキョロキョロ



竹の持ち手は天然の物だけに

その形はまちまちで

付け根部分が細すぎて隙間がある部分には

動きすぎないように

ビーズや自作の革リングを一緒に通して

サイズ調整兼飾りにしてみました音符
















プラダ、手提げかばん
持ち手をバンブータイプに交換
根もも作成4か所         24000+税円

作業期間             2週間






仕上がりを見られた持ち主様は

とても喜んでくださったので

作業内容に悩みながら苦戦し赤面

少々疲れ気味だったひねりても救われました天使


この方

お引き取り時に、お友達と一緒に来られて

「ぜひ彼女にも紹介しておきたかったのよ!」

とひねりてをご紹介してくださいましたプレゼント

そしてこの方自身も以前

ひねりての別のお客様にご紹介いただいた

お客様なんです音符


まるでバトンを渡すように

ご紹介のリレーがつながっていって下さることに

ただただ感謝のひねりてですクローバー





  


2018年04月14日

ルイ・ヴィトン キーポル バンドリエールをリメイク!


こんにちは

今日は久々にリメイクをご紹介します!



商品はヴィトンのキーポル バンドリエール

形はボストンタイプの鞄ですが

すみません、修理前の写真撮り忘れています叫び

どんなのかはこちらのブランドのHPでご覧ください



それをまずは解体した状態がこちら↓



で、仕上りがこちらピカピカ


トートバックです!

この形は、今回の持ち主様のご愛用デザインだそうで

しっかりと見本をお持ちいただけたので

とてもスムーズに受付することが出来ましたOK



こちらが見本で持ち込まれた鞄↓


目玉デザインがお茶目ですね目



では詳細をご覧くださいカメラ

持ち手付け根はこんな感じ


持ち手の幅も長さも見本通りにし、

出来るだけスマートな仕上げを心がけましたパー



裏は土台を補強するために

間に強化テープを入れてあて革をしてありますgood


で、もともと革帯が縫い留めてあったところのステッチ跡には

飾りステッチを入れようと思っていましたが

持ち主様が必要ないと言われたので×

そのままにしてありますパー


これがその部分の拡大写真、どこに穴があるかわかりますか?目


近くで見ても分かりにくいですが

遠目だとまず分かりませんちっ、ちっ、ちっ



でも、内側から見ると・・・


くっきりはっきりよ~く分かりますね~ニコニコ アセアセ

持ち主様はこの感じを楽しんでいらっしゃいました

その余裕と遊び心が素敵です花まる



持ち手はやはりヴィトンらしく

ヌメと赤茶のコートで仕上げてあります




マチのサイドも強度を上げるため

縫い割ったところに、裏から補強をして仕上げておきましたアップ


















サイズと形重視だったので、柄合わせは出来ておりませんパー


この辺の細かい作業内容は、すべてお任せだったので

修理屋目線で、強度重視の仕上げにさせていただきましたグー




そんなこんなでこちらが作業後に残った素材たちです




で、受付時に持ち主様が

「色々付属のパーツが活かせないか?」

などとおっしゃっていたのを思い出しつつ作業していたところキョロキョロ

ふと思いついて雷

リメイク仕上がり後にご提案して

こんなものも作成させていただきました


キーホルダーです鍵




















ショルダーに使われていたナスカンを使っています



このナスカンを、このループに通すと・・・・












こんな感じに鞄の持ち手などに取り付けられます

















この構造なら

どんな幅の持ち手にも取り付け可能ですチョキ


このキーホルダーは

持ち手に付けたまま鍵を使用して

すぐ鞄に放り込めるため

カギの出し入れがとてもスムーズで使いやすいんですよ花まる

ひねりてのオリジナル商品を元にご提案したら

オーナー様も既に同じようなものをお持ちで

その便利さを気に入ってらっしゃったので

すぐにこの案に乗って下さいましたニコニコ


さっそく鞄に取り付けてガンガン使ってくださっています音符



ルイヴィトンキーポルバンドリエール
トートバックとキーホルダーへリメイク  70000+税円

作業期間                約1か月





こちらの鞄

持ち主様が仕事を始められたころに購入してから

30年以上がたつ年代物で

ここしばらく眠り続けていた一品だそうですが

このリメイクをきっかけに

一気に活躍の場が広がりましたよね花火

素敵な選択をされたなと思います拍手







最後に

先週末、甲山ふれあいの里にお花見に行ってきましたクルマ







それがタイミングバッチリで

とっても素敵な時間を過ごさせてもらえたんです

その様子は、また次回にでもご紹介させてもらいますねサクラ




  


2018年04月07日

シャネルの書類鞄、スライダーへの内張り食い込みを修理


こんにちは!

広島は昨日あたりからまた冷え込んできていて

今日はなんだか風が元気に走り回ってますダッシュ


さて、本日の商品はこちら

シャネルの書類鞄


大半が生地で強度の必要なところだけ

革で仕立て上げられているため

とても軽くて柔らかく、使い心地の良さそうな一品です花まる



今回のご依頼場所はこちらです↓


表から見る限りよく分かりませんがちっ、ちっ、ちっ



裏を返すと・・・


お~、思いっきり内張りの生地が食い込んじゃってますね~叫び



オーナー様の話だと

長年使用するうちに

内張りが一部本体から外れかけてきていたのを

そのまま使い続けていたら、

ある時スライダーに外れかけの内張りが食い込んでしまい

取れなくなってしまったという事でした大泣き


ということで、

この食い込みを外して、

本体から外れた内張りを再度縫い留める修理をしましたグー


食い込みを外した状態がこんな感じ↓


結構がっつり食い込んでいたので

下手すると生地を一部カットするしかないかなぁキョロキョロ

と思っていましたが、

よしよしとなだめながらゆっくり優しく

でも最後は思い切って作業することでフンッ

無事生地を破ることなく食い込みを外すことが出来ました花火

よかったぁ拍手



で、仕上げにはずれた内張りを本体に縫い留めて

出来上がりですピカピカ





シャネル書類鞄
スライダー噛みを取り外してほころび部修理  2500+税円  

作業期間                1~2日間



今回は割とスムーズにスライダーを外せたので

作業代も抑えられましたが

こういうケースの場合、

最初にご提示する作業代金に幅を持たせてもらっておいて

実際作業した結果で

最終的な費用を決めさせていただいておりますパー

たとえば今回は

3000+税円前後かかることを了承いただいてました金貨


こういうスライダーが噛んで動かなくなってしまったものは

下手をすると、どんどん食い込んで手に負えなくなり

大きな修理や、元のデザインとは違う仕上げにするしかない

などの修理になりがちなので

皆さま出来るだけ早い段階で

最寄りの修理屋さんに相談されることをお奨め致します家





最後に、先日ひねりて初の

大山雪山登山に挑戦させていただきまして・・・

後にいた友人のお陰で

こんな素敵な写真を手に出来ましたので

良かったらご覧くださいカメラ


すみませ~ん、自慢です音符

登頂できたことと、素敵な写真をゲットできたことが

あんまり嬉しかったもので、ついつい・・・

お許しくださいニコニコ アセアセ



大きな節目の年という事もあってか

山の日記念全国大会の会場にもなるそうです

そんな年に雪山初挑戦を達成できて光栄だなと思いますピカピカ





ちなみにこれはヤーマン

山の日のキャラクターだそうです、

ガイドさんが撮ってる横からお邪魔して

撮らせてもらいましたチョキ

頭に鳥が載ってるのがひねりて的にポイント高いですひよこ





山に、大山に興味のある方はこの機会に

大山に親しみに行ってみてはいかがでしょう?

麓から山頂まで楽しみ方はいくらでもありますよ~日の出




  


2018年03月17日

TUMI持ち手革カバー(大)交換


こんにちは

今日はひねりてではすでにお馴染みの

TUMIのブリーフケースの持ち手革カバー交換について

少し追加のご紹介をしますマイク


先日、ちょうど働き盛りといった感じの

スーツをパリッと着こなされた紳士が持ち込まれた鞄は

2点ともTUMIさんの物でした↓



どちらも何回か他の修理屋さんで革を交換しながら

使い続けているお気に入りだそうです花まる


海外で修理されたこともあるとのことオドロキ

へ~!!どっちの鞄だろう?などと思いながら

分解を進めてみると・・・目

どちらもメーカー修理じゃないか?

と思えるくらい綺麗な作業が施されていてピカピカ


これはひねりても負けてはいられないぞとフンッ

気を引き締め直して取り組ませていただきましたグー






これまでもたくさん

同じデザインの持ち手の革カバーを

交換させていただいているのですが

見た目は同じようでも、サイズは大小いろいろありましてちっ、ちっ、ちっ

今回のタイプが一番サイズが大きかったですアップ


なので、サイズによって

2段階の料金設定をさせていただいておりますパー

全長23センチ以下  6000+税円/1本

全長23センチ超   7000+税円/1本



で、今回の鞄は

こちらは全長25.5㎝



こちらは27センチでした





TUMI持ち手革カバー交換 4本  28000+税円
(23センチ超)          

作業期間             2週間



さてこの鞄さん達ボストンバック

次はどのお国の修理屋さんを

訪ねることになるんでしょうねぇ・・・家

などと勝手に妄想は広がりますニコニコ


次の職人さんに恥ずかしくない仕上がりに

出来てるかなぁ?キョロキョロ

  


2018年01月27日

白熊リュックを修理しました




こんにちは

本日の患者さんはこちらの白くまくん雪


なんとも愛らしいですね音符



持ち主は

バイクのつなぎの修理などでよくご利用いただく方の

かわいいお嬢様、高校生くらいかなぁ?目

お父さんとバイクに乗って一緒に来店され家

お気に入りの白くまをなんとか直してほしい

とお願いされましたクローバー




症状はこんな感じです↓


肩紐の上の付け根の生地が破れてほどけてきています。




肩紐付け根の土台の生地も弱っていますねワーイ




分かりにくいですが

2本の肩紐の間の土台の生地も破れかけていますムカッ











肩紐の下側の付け根の生地も両方破れてきていますタラーッ



・・・と、負荷のかかる肩紐の4か所が

破れてきているだけでなく

その周辺の土台の生地も弱っていましたなき



持ち主様のご希望は

出来るだけ長くもてるように

丈夫に修理してほしいという事でしたボストンバック



ここで正直に申しますとマイク

この鞄の生地と構造自体がデザイン重視で

元々あまり丈夫なものではなかったのでアセアセ

修理屋目線で丈夫にするとなると

かなり大がかりなことになってしまいキョロキョロ

いくらでも費用がかかることになってしまいます$

なので、まず目安の予算を提示していただき

それで出来ることをお伝えしながら

あれこれ相談の上

作業内容を決めさせていただきましたパー




では仕上りをご覧くださいカメラ


肩紐は長さに余裕があったため

破れてきていた付け根の8㎝ほどをカットして

再度縫い留めましたハサミ







肩紐と土台の生地との間に強化テープを入れ込んで

破れかけていた中央部分の土台の生地の補強をしてありますアップ




さらに土台の補強として

内側に革をあてて一緒に縫い留めましたグー


元々ナイロン生地1枚だけに縫いとまっていた状態からすると

内張りと革も一緒に縫い留めたこの状態は

かなり強度をあげられていますアップ



肩紐の下側は

全体に破れて弱っていた生地を取り外して

弱っていないテープだけの状態にして

再度元の位置に取り付けましたパー






















白熊リュック
肩紐上側カット2本(分解あり、土台補強あり)
下側パーツ取り外し(分解あり)       8000+税円

作業期間                  1週間



仕上がりの連絡をさせていただいた当日

すぐにお父様が引き取りに来られましたダッシュ

親の愛を感じますねハート



偶然ですが

この鞄の少し前にも、同じような修理依頼がありました。

やはりお得意様であるお父様が

お嬢様のお気に入りのピンクのリュックを持ってこられ家

「娘がもうくたくたのこの鞄を

母親に他の鞄を使いなさい!

と言われてもなお使い続けるので

それなら雷この鞄をしっかり修理してあげて

この機会に

物を修理して大切に使うという事を体験させたい」クローバー

と持ち込まれましたアシ



お話を聞いたとき

「この仕事でこんな風に子供の教育に関われることもあるのかぁ」

と、ちょっと目から鱗の気分でしたオドロキ



白くまリュックの件と同じように、

ほんと親の愛を感じるエピソードですよね

寒ーい冬にほっこり温めていただきました炎





白くまくん、末永く背中から

かわいいあの子を見守ってあげてねクローバー






  


2018年01月20日

個性的な手提げかばんの革部品を交換してみました(その2)


こんにちは

今日は前回のつづきをご紹介しますカメラ

入り口部分の劣化していた革部品を

交換させていただいた結果が以下の通りです↓


アップ写真を撮り忘れましたが

持ち手の革剥がれ部分は接着で元通りにしましたスマイル





革部品を留めているこげ茶色のシニューは

この鞄の底から繋がっている糸なのでタラーッ

安易に切って新しいものにするわけにもいかずしょんぼり

しかし数か所こんな感じで弱っているしで↓

どう処理するか迷いましたがキョロキョロ


元の物を再度ロウ引きし直して、強度を補充したうえで使用しアップ

それでも不安が残る部分には

テグスを使ってあとから補強しておきましたグー


持ち手付け根の革帯部分には4か所とも

新しいキャメル色のシニューを使用してありますピカピカ


色は持ち主様と相談して

あえて元とは違う色に変えてみましたパー

違うとは言えども茶系なので

違和感なく仕上がってますよね花まる

持ち主様だけにわかるプチアレンジです音符



内側から見るとこんな感じ




あとはひねりてが

修理において常日頃大切にしていること

「修理で触る場所すべてをより丈夫に!」の精神で

持ち手の付け根の部品に裏から補強してありますグー




交換した革パーツは

元と比べるとこんな感じ、気持ち厚めになってますアップ


おそらく元のパーツは

劣化の状態から見て、再生革ではないかと思います目

再生革はある程度劣化が進むと、厚みがある割に

全体がもろくなってダウン

今回のような症状が起きてしまいますワーイ



新しく交換した部品は

ひねりてで、2枚のスムース革と1枚の床革を

貼り合わせて作ったもので

強度はかなり上がっていますグーアップ

コバの処理も天然の糊とロウだけで仕上げてあるため

見た目も自然に馴染んでますしクローバー

時間がたっても、コバコート特有の

割れたりベタベタしたり剥がれてきたり・・・

という症状は起きずちっ、ちっ、ちっ

後々の手直しがしやすくしてありますパー



特殊手提げかばん
天口部革帯交換2本
持ち手剥がれ部接着    42000+税円

作業期間         1~2か月



先日、この鞄の持ち主様から年賀状を頂き

「心を込めてバッグに命を与えてもらい感謝致します。」

とのこと・・・

その反応が励みになりますプレゼント


こちらこそ、

あれこれリスクや条件を提示した、

怖がりなひねりてを信頼して

大切な品を託していただき、感謝いたしますお花


お陰様で

また一つ貴重な経験を積ませていただきました双葉



  


2018年01月13日

個性的な手提げかばんの革部品を交換してみました(その1)


こんにちは

今日はとても個性的でおしゃれな

手提げかばんの修理をご紹介しますスマイル

商品はこちら↓



木製ビーズのようなパーツを

シニューで一つずつ繋ぎ合わせて鞄に仕立て上げてありますピカピカ

中にはメッシュ素材のポーチがインナーバックとしてあって

そこに物を入れて使うようになってますパー


初めてお目にかかる個性的な構造に

ひねりて、しばらく目を奪われました~オドロキ

つくりは個性的だけど、

茶系で統一されて落ち着いた色合いのため

どんな装いにも合わせやすそうですね音符


実際、この持ち主様もお気に入りという事で

長年大切に使用されてきたようです花まる

ただ、形あるもの

必ず劣化はしていきます・・・時計

ということで、今回のご依頼か所は

この天口部の革部品ですパー


表からはわかりませんがちっ、ちっ、ちっ

裏返すと・・・


8㎜ほどの厚みの革パーツに亀裂が入って

張り合わせ部も剥がれてきてしまってますワーイ


あとは持ち手部分の革ひもがはがれてきています



最初に鞄を拝見した時点で

ちょっと予想はしていたのですが、

この天口部分を修理するには

大掛かりな作業をするしかないですね~しょんぼり

といいますか、ひねりてに出来ることがあるのだろうか?

という内容でしたのでタラーッ

しっかり時間を頂き作業プランを検討後

分解なしで裏に樹脂プレートをあてて補強する方法と

分解してこの部品を新しく作り変えて交換するという

2種類の方法を提案させていただきましたパー


持ち主様の選択は後者の方法

分解してみなければわからないこともあるため

基本的に作業内容は

すべてひねりてに委ねていただきましたがパー

この構造的に下手すると

作業場所以外のところまで不具合が進んでしまうかも?ガーン

と思うと、ちょっと冷や汗でてきてましたアセアセ


持ち主様のお話では

今は亡き叔母様と一緒に手に入れた思い出の品でピカピカ

費用の一部も叔母様が出資してくださったのだそうです。

「いろいろ相談して回ったけど、どこにも断られてしまって

検討してみてもらえるだけでもうれしいんですなき

などと言われるくらい、

思い入れを持たれているものだけに

高額でも、より長く持てる方法のほうを

選ばれたんでしょうねクローバー



う~ん、よし、がんばるぞ!グー

と仕上げたのがこちらですカメラ


詳しくはまた次回

どうぞお楽しみにニコニコ