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      同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
      価格や納期は変わります。
      あくまで目安として
      参考にしていただくために公開しておりますので、
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     ・2014年4月より前の記事では
      その当時の消費税率5%で価格表示してありますが、
      実際にはご来店時点での消費税率で
      対応させていただくこととなります。金貨


2017年02月25日

ホルスター型サスペンダのアレンジ!


今日はこんなアレンジ修理をご紹介しましょう

お品はこちらのホルスター型サスペンダーカメラ


「あっ!」て思われた方、いらっしゃるのでは?

ここ最近、人気沸騰中の星野源さんが

このタイプのサスペンダ付けて踊っていらっしゃいますよね

恋ダンス音符



ひねりても受付時に思わず

「あっ!、星野源さんが付けてるタイプですよね!」

って、よく知った風に言ってましたオドロキ

こういう呼び方するとも知らなかったのにねタラーッ



さあ余談は置いといて

持ち込まれたオーナー様のご要望はというと

ここ↓


この部分を・・・



こうしてほしいということでした↓





ってことで、アレンジしてみました↓




見本と比べるとこんな感じ


ひねりて持ち合わせの道具との兼ね合いで

全く同じ形というわけにはいきませんでしたが

構造は同じですパー



これ、簡単そうに見えるかもしれませんがちっ、ちっ、ちっ

大量生産する場合は抜型を使って、

一発で抜き取るパーツを

ひねりてでは持ち合わせの抜型と包丁とグラインダーなどなど

ありったけの道具を使って、この形を切り出すわけで

けっこうな工夫が必要なんですよ~キョロキョロ アセアセ



がんばった甲斐あって

オーナー様には満足いただけたので、良かったです拍手






ホルスター型サスペンダ
背面パーツを革で作成アレンジ   12000+税円

修理期間(道具仕入あり)      約2週間



こちらのオーナー様

今までもいろいろご依頼いただいているお得意さまで

とってもおしゃれ好きなお方なんですピカピカ

このタイプのサスペンダは

色違いで他にも何本か持っていらっしゃるとのこと

色によってあれこれコーディネートするのも楽しいでしょうね花まる



そして、ご自分の好みや希望を

しっかり持っていらっしゃって

今回のように

「ここの長さとここのパーツをこの見本と同じようにしてほしい。」

とご要望も端的にはっきり意思表示してくださるのでスピーカー

修理屋としては

とても分かりやすく、ありがたいお方ですクローバー



これから春、

この紺と白のコントラストが素敵に映えそうですねぇピカピカ




さて、

最後に今朝撮りたての、春っぽい写真をご紹介しますので

お付き合いくださいませスマイル

















































日向ぼっこするツグミ
















































ボートが通った後の水面が面白くて撮ってみたら


な~んかビルが生き物みたいに口開けてるような画が撮れましたオドロキ

ダリか何かの絵にありそ~っ!!

て勝手に興奮してしまったひねりてですニコニコ アセアセ



春は植物だけでなくクローバー

動物の世界にも近づいてましたよひよこ

ふと見回すとどこもかしこもカップルだらけですハート















巣穴に出来そうかなぁ・・・?

なんて言いながら覗いてるんでしょうか?

しきりにいろんな穴を覗いていたシジュウカラがいました。

メスかなぁ?


そのそばをずっとついてきた

もう一羽のシジュウカラが下から見上げてます


穴を吟味する奥さんに

その物件どう?住み心地良さそう?

なんて聞いてるのかなぁ?

なーんて妄想してしまいましたよニコニコ








最後にまさかのここにも春が双葉
















ここ何年か冬から春の間、

この街灯の守をしてくれているカモメさん

今月に入って気付きましたが

パートナーを見つけて2羽になってましたメロメロ



たまには正面から撮ってみようと

周りのビルを避けて撮ってみたら・・・

こんな構図になっちゃいました笑

なんかかわいいでしょ♪



どこもかしこも春の近づきを感じさせてくれますね~サクラ

近いうちにあちこちで

幼鳥の姿が目に出来るのではないかと

今から楽しみです音符







  
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Posted by ひねりて at 17:06Comments(0)修理(アレンジ)小物類ほか

2016年11月26日

エルメス、ヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」を思い切り修理しました!(その3)


さあ今回でこの鞄の記事も最終回です!

長らくお待たせいたしましたー時計

こちらが仕上がりの全容ですカメラ


ベージュ色の部分はすべてヌメ革を使用し、

どのパーツも元の厚みより気持ち厚めに仕上げ

常に負荷のかかるような部分には

強化用にナイロンテープを入れるなどして

オリジナルに近い仕上がりにすることと同様に

強度を上げることにも努めましたアップ グー



ここからしばらくは

各部位の仕上がり具合をご覧くださいカメラ






































































いかがでしょう?



ちょっとこちらをご覧ください


この写真の右上のほうの糸が切れているのは

お分かりでしょうか?↑


この部分には

持ち手をつなげるための金具がついているのですが

その金具を外すとこのように糸が切れていました。

おそらくこの金具を取り付けるための穴をあける際に

糸が切れてしまったのだと思いますハサミ



元々この状態で、これまでほころんでませんし

手縫いでしっかり固まっている部分なので

少々ではほころばないでしょうが・・・しょんぼり

不具合につながる可能性を見つけてしまった以上

やはりこのまま見過ごす事も出来ずキョロキョロ


手縫いで強化しておきましたニコニコ



あとはこちら


修理の都合上スライダーを外して作業する必要があり

その際この下止めを取り除いて

必要な作業後、再度組み立てて

新しい下止めを取り付けるわけですが・・・

このファスナーの生地も乾燥でかなり弱っておりワーイ

上記作業を慎重にしたにもかかわらず

生地に穴があき始め叫び

仕方なく土台に近い色の革で補強してアップ

何とか使える状態にまでもっていった

苦肉の策の跡なのですニコニコ アセアセ



仕上げた後で

「もっといい方法がなかったかなぁ?」

とあれこれ考えましたが

やり直しが何度も効くほどの耐性すら無い

生地状態だったため赤面

この仕上がりでとどめておく判断となりましたパー



いや~それにしても

下手したらファスナーを別のものに変えるしかない

危機的状態だったのでがいこつ

何とか今後の使用に耐えられるだけの強度を与えたうえでアップ

元の形をとどめた状態で仕上げられてほっとしましたーアセアセ



持ち主様のご要望のなかに

出来るだけオリジナルのパーツは残したいというのがあり

ファスナーもその一つだったので・・・ほんとによかったですクローバー



さて、つづいてこちら



マチ部分と青い革の部分ですね↑

あとで交換前の部品の写真も載せますが

やはり青い革部分も全交換しておいて正解でしたgood

分解していく先からピリピリポロポロと劣化は進みダッシュ

元には戻せない状態に自ら変化していってました悪魔



このマチも元の厚みより0.5㎜ほど厚いものを使用してますパー

その0.5㎜の厚みが

作業性をより困難なものにしてくれるわけですがアセアセ

縫製する周辺だけ少し漉いて仕上げるなど

より丈夫でありながら

見た目も綺麗に仕上げるための工夫を考えながら

作業を進めていきました溜め息










オリジナルの場合

このマチ部分はすべて手縫いで仕上げてありましたが拍手

今回の修理では

八方ミシンと手縫いの合わせ技で仕上げてあります。



理由は作業性をあげて時計アップ 費用を抑えるためです金貨ダウン



すべて手縫いで縫い上げれば

縫い目をきれいにそろえてピカピカ

丈夫に仕上げることは出来ますが力こぶ

その分手間もかかり費用も上がります金貨アップ



ただでさえ大掛かりな修理

手縫いでなくても高額な修理代になるため花火

抑えられるところは押さえたいということで

出来るだけミシン縫いで仕上げて

構造上ミシンで不可能な部分だけ、手縫いで仕上げましたパー


そういった理由とひねりての技術力不足もあってタラーッ

オリジナルのようなほれぼれする仕上がりにはかないませんがアセアセ

まあこんな感じに仕上がりました↓




反対のマチもこんな感じです


このコーナー部分をきれいに仕上げるために

結構気を使いましたニコニコ




















あとは、この金具の革ベルトへの留め方が、

なかなか繊細な作業を要求されるような精巧さだったためピカピカ

新しく作成した革ベルトに、

同じような取り付け方で、

なおかつ金具に傷を付けずに移動させるクローバー

ということが困難なのとちっ、ちっ、ちっ

金具裏の革部分にエルメスの刻印があるのを残したい

という理由で

こういう仕上げにしてあります↓


これもまた「もっといい方法はなかったものか・・・?」目

といまだに心に残ってますが

これが今のひねりてに出来るベストでありますなき



最後に今回交換したオリジナルの革パーツたちをご覧ください。

長い間ご苦労様でした拍手
















それにしても今回のこのお品

その個性的なフォルムにも驚かされましたが

それ以上にあまりの劣化具合に驚くことばかりでオドロキ

・・・たとえば

糸をほどこうとして糸目に目打ちを入れると

革のほうがプチプチ切れていくという叫び

全体が首の革一枚で繋がっているような状態でしたガーン


新品時には丈夫な革もグー

劣化でここまでもろくなってしまうということを

あらためて感じることのできる

貴重な体験をさせていただきましたピカピカ




エルメスヒマラヤトートバック
交換パーツ
持ち手、持ち手付け根革ベルト一式
左右マチ
右側青色革部分
かぶせ留用ベルトの一部分        135000+税円

作業期間                約2か月 



ここまでに度々申しておりますが

今回の商品は組み立て方も複雑で

「え!ここまでミシンなのにここは手縫いなの?」

と思うようなところが多々ありましてオドロキ

本当にまたとない、いい勉強をさせていただきました雷


「次同じ作業をするなら、こうしたいああしたいメロメロ

という思いも湧いてきておりますが・・・・

いやいや、そうそうこういうご依頼はないでしょうねぇちっ、ちっ、ちっ

それだけにこんなひねりてを信頼して任せてくださった方

ビアリッツの白川様には感謝するばかりですお花




え?どなた?と思われた方はこちらをご覧ください

ひねりてのご近所様で、

アンティーク商品などを取り扱う雑貨店のオーナー様です家


今回のヒマラヤは

お店の商品として仕入れたものをご依頼いただきました。


そして納品後、

見事新しいオーナー様の元に嫁いでいったとのこと拍手





またどこかの街角で再会できたらいいなぁ・・・音符

などと勝手に妄想が膨らむひねりてですメロメロ



  
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2016年11月19日

エルメス,ヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」を思い切り修理しました!(その2)



今日は前回からの続きですスマイル


まずは作業内容の見積を出させていただき

予想されるリスク、仕上がりイメージ、作業方法等の詳細を

持ち主様にお伝えして、すべてご理解いただいたうえで

このご依頼を受けさせていただくことになりました家


劣化状況からすると、リスクの高い注意

かなりの大仕事ですが・・・キョロキョロ

ここまで来たら腹をくくるしかありませんよね!

心して取り掛からせていただきましたよフンッ グー



では作業内容をご紹介しましょうカメラ



こちらの商品、

革の劣化以外にも全体的に埃っぽく

汚れや黄ばみが出てきていたため

まずひねりてで分解してハサミ

交換予定のベージュの革パーツを取り外した状態で

一旦お客様に返却し

ご自身で馴染みのクリーニング店に依頼して家

生地部分のクリーニングをしたあと

再度ひねりてに持ち込んでいただきましたアシ


これは最初のご依頼時から

お客様がご自身でクリーニングに出すと

希望されていたことなので

こういった段取りになりました。


お客様のご要望によっては

ひねりてがクリーニング店への依頼等の代行も行っておりますパー



クリーニング店から戻ってきた時の状態はこんな感じです↓




生地の黄ばみはなくなり、全体的に白くきれいになっていますピカピカ

大掛かりにパーツ交換する修理だったからこそ、できるお手入れですね花まる

これが分解していない状態だったら

劣化の状況から考えて、

この鞄のクリーニングを受けてくれるお店を探すのは

難しいかと思いますちっ、ちっ、ちっ




さて、ここからはひねりての出番ですね!


最初に取り掛かったのは持ち手です。

かなり頑丈に持ち易く作られているだけに

同じように復元するのは大変そうなパーツですタラーッ


元のパーツからサイズの割り出しもするため、

その構造や組み立て方を考えながら

慎重に分解していきましたよクローバー












縫製はすべて手縫いで仕上げてあり、

中には半丸の芯が上下に、

その間には少し中央が盛り上がった平芯が配置してあり

合計5つのパーツで作り上げられていました

予想通り凝った構造ですガーン


中の半丸の芯はまだしっかりとして、粘りもある状態でしたのでgood

そのまま使うことにしましたが

間の平芯は一番負荷のかかる

カンに取り付ける部分が弱ってきていたためダウン

新たに作り直すことにしましたハサミ


ただ、これが結構微妙なサイズ配分で作られてまして

形も厚みも全体に丸みを帯びておりへび

直線でスパッといかないという点で、

なかなか手のかかる子でしたぁワーイ アセアセアセアセ



とりあえずサイズ配分や

組み立て方を確かめるために、こんな感じで試作をしてみました↓



革はB品ではありますが、

本番と同じようにヌメ革を使用して、

厚みや張り感が同じ状態で仕上がり具合を確認し目

すべてのパーツの長さ、幅、厚み、漉加減などのベストサイズを決め

ベストな組み立て方も決めて本番に挑み

四苦八苦しながらも何とか仕上げました!!フンッ グー


と、今日はここまでですパー

仕上がり具合は次回に詳しくご紹介しますねニコニコ

どうぞお楽しみに音符




  
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2016年11月12日

エルメス、ヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」を思い切り修理しました!”(その1)


今日は、

最近エルメスのヴィンテージトートバック「ヒマラヤ」の

かなり大がかりな修理を手掛けさせてもらいましたので

その内容を数回に分けてご紹介させていただきますカメラ


相変わらず無知なひねりては、初めて知った鞄ですが

知る人ぞ知るヴィンテージバックでピカピカ

なかなか手に入りにくいレアものなのだそうですオドロキ

その名も「ヒマラヤ」・・・確かに手が届きにくそうな名ですねアセアセ


エルメスの中でも個性的で

カジュアルな装いにもしっくりきそうな

面白いデザインですね花まる

価格はカジュアルではないでしょうが・・・タラーッ




持ち込まれた状態は

修理屋の立場から率直に言わせていただくと

かなりの重傷でしたガーン


まずはその状態をご覧ください































ここまでご覧になってみて、いかがでしょう?

全体的にかなり乾燥している状態で

革パーツはすべてカサカサ、サクサクなかんじです大泣き

取り扱い方によっては裂けたり割れたりする危険があり

状態確認で触るのにも緊張しちゃいましたよー叫び



さらに気になったのはこちらの部分しょんぼり


持ち込まれた当初の持ち主様のご要望のなかに

この青い革部分の修理は含まれてませんでしたが

ベージュのマチ部分を交換する際に分解したら

きっとこの青い革部分も

触らないわけにはいかないであろう劣化具合ですがいこつアセアセ




あとはよく見るとこんな修理跡がありましたパー



ステッチが2重になってるところは手縫いで修理してある様子です。


ひねりてが予想するに

このマチ、両方とも今回持ち込まれた状態のように

入り口部分から破れ始めたために

破れた部分をきれいにカットして少し縮めた状態で

再度縫い留めたのではないかと思いますキョロキョロ



持ち主様としては

このレアものの鞄をエルメスの刻印を残しつつ

なるべく見た目を変えずに修理してほしいということでしたマイク



そしてひねりてとしましては

この鞄の全体の様子が分かった時点で

「これは安請け合いは出来ないぞ!」と緊張し雷

少し時間を頂いて時計

どこまでそのご要望にお応えできるものか

考えさせていただくことにしましたキョロキョロ



結果受付させていただくわけですが・・・

続きは次回にさせていただきますねパー

それまでどんな修理になったのか

あれこれ妄想してみてくださいませニコニコ





  
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2016年10月01日

プラダショルダーバックの内張り交換


秋の長雨とは言いますが・・・

なんだか今年の秋は

特に雨や曇天の日が多いように感じてしまうのは

ひねりてだけでしょうか?キョロキョロ



そろそろ秋ならではの高い空が恋しくなってきましたがなき

この雨がいろんな恵みをもたらしてくれると思って

もうしばらく、しとしと日和と

うまく付き合っていきたいと思います雨 くもり



では本日のお題です

こちらのショルダーバック

今回書き始めて気付いたことですが

このブログ上でプラダの商品を紹介するのは

どうやら初めてのようですねオドロキ


ご紹介は初めてですが、

お店では今までもいろいろ修理させていただいておりますよパー



さて、今回のご依頼場所はこちらです↓


お~、これは見事な修理跡が!拍手

持ち主様にお話を聞くと

とってもお気に入りの鞄だったのに

内張りが傷んでしまったので

ご自身のお母様に直してもらったのだそうですハサミ



でも、そうこうするうちに前ポケットもこの状態に・・・タラーッ


ということで

今回ご友人からひねりてのことを聞いて

しっかり直してほしいと思い、ご来店されたのでした家



お母様の心のこもった修理というのもいいなハートと思いますが、

確かにこまで傷みが進むと

ちょっと手直しして・・・という訳にはいかなくなってきてますよねアセアセ

「よし、ここはひねりてにお任せあれ!」です!フンッ



まずは今の内張りをすべて取り外していきますよハサミ



   本体側の内張り       内張りを外した後の本体内側













本体から取り外した前ポケット




本体側の前ポケットを外した跡



















と、ここまできてお気づきでしょうか?

本体、内張りともに素材が生地のため

切り口からのほころびが大変なことになってます叫び



この状態のまま作業しても

内側の事ですので、見た目には問題なく仕上がりますがちっ、ちっ、ちっ

ひねりての性格的にも、作業のやりやすさから考えても

不要なほころび糸はすべてカットしたほうが良いので

がんばってカットしていきますグー




かなりすっきりしたと思いますがどうでしょう?











受付時点で大体の予想はしていたことではありますが

それにしてもここまで全体がほころびてしまってるとは・・・ガーン

疲れましたぁワーイ



あとは本体の縫い代を補強するために強化テープを貼りこんだりアップ

生地がほころびにくくなるように

切り口にボンドを塗ったりと、出来る限りの補強をしておいて

内張りを取り付けていくわけですが

この続きは次回にご紹介しますねスマイル



内張り素材は元と同じく生地を使いましたが

持ち主様がパッと見でピーンッ雷ときたものを使い

個性的で素敵な仕上がりになってますので

その辺もどうぞお楽しみに音符








  
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2016年09月10日

グッチのセカンドバックを大幅にアレンジ(その2)



さて、今日は前回の続きで、答え合わせですね~

みなさん仕上りのイメージは出来てますかぁ?ニコニコ


ではおさらいをしておきましましょうか本

こちらが今回修理をするグッチの鞄です↓


修理内容は以下の通りです。


革パーツすべてを黒い革に交換し

持ち手を脱着可能なタイプに仕上げ

それとは別に脱着可能なショルダーストラップを作成して

メッセンジャーバックのようにも使えるようにします。

あとはすべての内張りを深緑の豚革に交換し

内ポケットはアクセントとして朱色の生地を使用しますハサミ



まず仕上がりをお見せする前に

作業者以外はなかなか目にすることのできない

内側を少しお見せしましょうねぇカメラ



はいこれ、本体胴体部の樹脂素材パーツの裏側です


たくさんのパーツが重なりあう部分の端のほうは

このように少し薄く漉いてあり

縫い重ねても角がきれいに出て

全体が納まりよいようにしてあるのですが

縫製跡の縫い穴が、貼り合わせ用の印の

切れ目部分まで裂けてしまっていたりと

少々強度に不安を感じる状態が気になりましたしょんぼり



そこで・・・


漉いてある部分すべてを

このようにナイロンテープで補強したうえで組み立てましたグー



根ももの縫付け部分も裏から補強をしてありますアップ





と、出来る限り全体の強度のバランスを整えながら作業を進めて

ここまで仕上がりました↓






















この内張りと本体を合体させて、完成です!ピカピカ







このストラップのデザインは

グッチの商品を参考にさせてもらっていますパー




前ポケットの内張りもこの通り深緑ですピカピカ













金具は元のエンブレムや引手の色合いに合わせて

すべて真鍮色にそろえてますgood














こうやって比べると、ずいぶん印象が変わったように思いますが

いかがでしょう?

before                                        after


















内張りの深緑と内ポケットの朱色という組み合わせは

お客様がグッチによく使われている色合いを

意識されたうえでの選択なのですが

いい感じにメリハリが効いた、お洒落な一品にに仕上がりました花まる



では再度、修理前後を見比べてみましょうか目



交換した黒色の革の効果で

アレンジ後のほうがより引き締まった印象になったと思います雷

色の違いでこんなにイメージが変わるものなんですねぇスマイル




グッチセカンドバックをアレンジ        95000+税円
ショルダーストラップ1本(脱着式)
ショートストラップ1本(脱着式)
根もも取り付け2か所
パイピング交換2本
テーピング交換1か所
エンブレム土台交換
本体内張り交換(ファスナー付内ポケットあり)
前ポケット内張り交換
本体一部補強あり

作業期間                2~3か月  




皆さまイメージされたとおりの仕上がりだったでしょか?ニコニコ

なかなか言葉だけではイメージって湧きにくく

やはり写真や絵がある方が

イメージの共有がしやすいなと思いますカメラ



ひねりてではこのような

大掛かりなアレンジやリメイクを希望される方には

必ずイメージの分かる画像や見本

絵などをお持ちいただくことをお願いしておりますパー



このグッチの鞄の打ち合わせ時にも

お客様がイメージする画像のプリントを

数枚ご提示いただくことでカメラ

イメージの共有がスムーズに出来て音符

よりお客様の希望に近い仕上がりにすることが出来たものと

思っております花まる



今回のような大幅なアレンジには

時間も費用も掛かりますし時計金貨

お客様にも

それなりの労力をかけていただくことにはなりますがアセアセ溜め息

それだけに仕上がった品物には

それまで以上の愛着が湧くのではないでしょうかハート



今、お手元に、

いつまでも大切にしたいと思える品物をお持ちの方は

まずはご希望のイメージが分かる画像などを手に

ひねりてまでご相談ください家

一緒に唯一無二の一品を作り上げていきましょうプレゼント




最後に

今日はある一部の方々は

朝からそわそわ落ち着かないのでは・・・!?

はい、ひねりてもその一人でございますニコニコ アセアセ



全国のカープファンのみなさま

今日が待ちに待ったその日になることを信じて

現地の球場で、またテレビの前でテレビ

はたまたラジヲを片手に

しっかり見守りましょう!野球ボールバット



あ~、興奮してわくわくがとまりませんメロメロ

こんな気持ちをくれるカープに関わったすべての方々と

平和な今に感謝ですクローバー





  
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2016年09月03日

グッチのセカンドバックを大幅にアレンジ!(その1)


今日は、久しぶりに

大型修理のご紹介をさせていただきますカメラ



商品はこちらの鞄

グッチのセカンドバックです。





この鞄の初代オーナー様は

持ち込まれた方の叔父様でもうお亡くなりになられてます。

新オーナーさまはその叔父様にとてもお世話になったそうで

頂いたこの形見の鞄を

きちんと修理して大事に使っていきたいということで

ひねりてに相談にこられました家



持ち込まれた時の鞄の状態は

かなり乾燥しておりまして

以下のような様子でした↓



まず合皮製の内張りはすでに寿命が来ており

ポロポロと表面がはがれてきておりますタラーッ














本体の表側は革と樹脂素材のコンビになってます





















そしてこの革がすべて乾燥しきっておりまして

このように簡単に裂けてしまうような状態でした・・・アセアセ



前ポケットの内張りの合皮も同じく劣化でポロポロしてますなき


この状態を長く使えるようにするには

全分解して作りかえるような修理が必要です。

もちろんそれだけの費用も掛かります金貨

が、この2代目持ち主様は

「叔父さんの形見の鞄を大事に使ってきたい!」

という強い意志をお持ちなので

それでも修理をお願いしたいということでした拍手



そして、新オーナー様との綿密な打ち合わせの結果

修理内容は以下の通りとなりました。

革パーツすべてを黒い革に交換し

持ち手を脱着可能なタイプに仕上げ

それとは別に脱着可能なショルダーストラップを作成して

メッセンジャーバックのようにも使えるようにします。

あとはすべての内張りを深緑の豚革に交換し

内ポケットはアクセントとして朱色の生地を使用します。

と書き連ねましたが、

イメージはできましたかぁ?目



さて、答え合わせは次回までとっておきましょう

どうぞお楽しみにニコニコ

  
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2016年08月27日

短いベルトを延長アレンジ!



こんにちは!


前回の記事を書きながら

「そういえば店頭ではお知らせしているベルトのアレンジ方法を

ブログでまだ紹介してなかったなぁ!」と気が付きまして・・・!


本日はベルトのこんなアレンジ方法をご紹介することにしましたカメラ


何の変哲もない一枚革のベルトです

むか~しむかし、1980年代にリーバイス501が巷で流行り

古着ジーンズ全盛期(とひねりては感じてました)だったころ

こんなベルトも溢れていたと記憶してますがキョロキョロ

今でもカジュアルな定番ベルトとして見かける形ですよね!



これはひねりてがその昔に使っていたベルトなのですが

その当時はもっと上の位置につけていたこととタラーッ

ひねりての経年変化によって

肉腹巻がついてしまった事が原因でアセアセ

今の腰履きパンツに使用するとご覧のとおり・・・・

た、足りませ~んガーン


だいぶん傷んできていることだしムカッ

もう使うこともないだろうと思っていた一品なのですが

そんな時にひねりてを開業家

練習もかねていろいろ修理のサンプルを作ろう

と思っていたところに、このベルトが目に留まりました目



そして、こんな感じにアレンジしてみました↓


同じ厚みのヌメ革を使って18センチほど延長してますハサミ

「18センチも!?」なんて声が聞こえてきそうですが・・・タラーッ

いえいえ、たったの18センチですよ~ちっ、ちっ、ちっ




つなぎ目の固定を兼ねて

カシメで飾ってみましたピカピカ

作業した時は特にイメージはありませんでしたが、

今見ると太陽のようにも見えますねぇ晴れ

星や雪の結晶のようにも見える模様の刻印で星雪

地模様も少しつけて遊んでます音符


コバは元の黒革と一体感を出すために

磨いて毛羽立ちを抑えた後に、黒色に仕上げましたピカピカ



ベルト延長
一枚革仕上げ(バックル脱着可能タイプ)  4500+税円

作業期間               2~3日




そしてもう一つ、こんなのはいかがでしょう? 

こちらもふつーの、どこにでもありそーなベルトですウシ

たしか仕事のスーツ用に間に合わせで買ったか何かで

ほとんど使われることなくタンスに眠っていた一品ですウトウト


これは特に愛着もなかったにもかかわらず

性分的に処分できずにいたものだったのでアセアセ

サンプル兼ねてこんな感じに延長してみました↓

before                                      after












ベルトと同じ色はなかったので

あえてからし色の革と床革を使って、元のベルトを挟んで延長し

全体に一体感を出すために

コバを元の革色に近い薄茶色に着色し、

元のベルトに刻まれた模様をまねた

飾りステッチを入れて仕上げてみましたグー

      

いかがでしょうか?




あ、最初に言っておきますが

モデル腹周りの肉付きに対するコメントは

受け付けませんので、どうぞ悪しからず・・・パー







ベルト延長
2枚革使用(バックル脱着可能タイプ)    5500+税円

作業期間                3~4日



サンプル用にと思って作業したものですが

薄茶とからし色の組み合わせが意外にも

ひねりて所有のパンツ類と相性が良く花まる

延長部分がこれまたいい感じで、ちら見えしてくれるもんだから

ちょっとしたアクセントになってくれて雷

アレンジ後はフル活用の手放せないアイテムと化しておりましたニコニコ

見事に復活です!!拍手


















このベルトご本人としても

うん十年ぶりに活躍の場が出来るとは

思いもしなかったことでしょうキョロキョロ



修理者としては

こういう効果が目に見えて分かった時が

嬉しい瞬間だったりします音符



さて、皆さまの元にも

同じように眠れるお宝は

少なくないのではないでしょうか?

これを機会に

お洒落を存分に楽しみたい秋を前にもみじ

お宝を掘り起こしてみてはいかがでしょう?スマイル




  
  
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Posted by ひねりて at 17:17Comments(0)修理(アレンジ)ベルト

2016年08月20日

ベルトをショルダーストラップにアレンジ♪


盛り上がってますね~、オリンピック花火

高校野球バット

そして、カープ野球ボールニコニコ 音符



今日は以前からご提案したかった

ベルトのこんなアレンジをご紹介します↓



これまでも何度かご利用いただいていた

お洒落でダンディなお客様が

大きめのトートバックと年季の入ったベルトを持ってこられて

「しばらく眠らせてた鞄を久々に使おうと思って出してみたら

ストラップを無くしてしまっててねぇアセアセ

このベルトを使ってストラップをつくってくれるかなー?」

とのこと



「あ~、なるほど雷

それならいい方法がありますよ音符

とひねりて



まずは商品の状態とお客様のご希望を確認しましたパー



オイルレザーがいい感じにエイジングされている鞄です。

















ストラップの長さを確認しました。

このくらい短めの長さで肩にかけて

手で底を抱えられるようにしたいとのこと↓




















バックルのピンを通す穴周辺がずいぶん弱っていてダウン

元の穴以外にあとから開けた穴もありますアセアセ


この部分には表から革をあてて補強することにしましたグー



ということで

こんな感じにアレンジしてみましたカメラ


ナスカンは今回取り付ける鞄についている

線の太いリングにもひっかけることのできるタイプを使いました。



出来るだけ費用を抑えたいという

お客様の要望にお応えするため

ミシン縫いではなくカシメで取り付けてあります金貨













傷んでいた穴周辺には

鞄の革と色や風合いが近い革で

表からカバーして補強してありますOK


中にもナイロンテープを入れ込んで

出来るだけ強度を上げてありますよアップ
































ベルトをストラップにアレンジ
ナスカン、カシメを使用      7000+税円

作業期間            3~4日間  



今回は劣化部分の補強が必要でしたが

その必要がなければ、作業方法にもよりますが

だいたい3000~5000+税円くらいで出来るアレンジですOK  
 
*あまりに劣化が進んでしまったベルトでは

結果的にすぐに使えなくなってしまう可能性があるため

アレンジが不可能と判断させていただく場合もございます

予めご了承くださいませパー



ひねりて的には

古くなったり

短くて使えなくなったベルトのアレンジとしては

最良の方法ではないかと思っておりますが・・・

いかがでしょう?目



新しいものを吟味して購入するのも

それはそれでそれなりの楽しさがありますが

ひねりては

元からあるものをお手入れし、修理し、工夫することで

「も~充分!これだけ使ってもらえたら本望ですわぁ!」

とその物に言ってもらえるくらい使い尽くすことに

喜びを感じるタイプなので



元々ある

ベルトとしての機能を最大限活かして

長さを調節する事も出来

必要最低限の作業と費用で

見た目にもすっきり、しっくり馴染む

ストラップに仕上げることが出来るという点で

このアレンジは理想的な方法だと感じてます拍手




もし皆さまもお手持ちのベルトに

このアレンジを試してみたいと思われましたら

まずは取り付けたい鞄とアレンジしたいベルトを持って

ひねりて迄ご相談くださいませ家



  
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2016年07月30日

編み込みバックの革パーツを全交換



本日は夏らしい一品をおひとつご紹介!

天然素材の編み込みバックです。


持ち手と天口部のマチに革が使われていて

いいアクセントになっています♪






そして今回のご依頼場所は・・・


その革パーツすべての交換です

よく見ると革表面全体に亀裂が入って剥がれて来てますね大泣き




「こういう症状になるということは合皮では?」と思ったのですがキョロキョロ

下地は革でしたので、

床革の表面をラミネート

もしくは塗装仕上げしてあるタイプのものかなと考えてますパー

革を無駄なく活用するための工夫の産物ですね拍手


でもやはり表面が合皮に近い仕上げのため

経年変化でいずれこうなってしまうのは止むおえませんなき


今回オーナー様と相談させていただいた結果

同じような濃茶色ではなく

黒色の革ですべて交換することになりました。



ではご覧ください↓





内ポケットは元のままで触ってません




持ち手も元と同じ幅、長さですが

中に丈夫な芯を入れ込んであるため

元以上に丈夫に仕上がっておりますパー




元のマチには裏はありませんでしたが

今回は裏も付けてあり、より上質に仕上げましたグー







編み込みバック革パーツ全交換
持ち手2本、天口マチ、ファスナー  28000+税

お預かり期間          1か月



うん、黒もいいですね~good

なんだかよりメリハリが出て、上品な感じがしますピカピカ

なぜか親近感湧くなと思ったら

ひねりてのお店の色合いとリンクしてるからだと気づきましたニコニコ





良い色合わせです花まる





オーナー様も納得な様子で良かったです音符

さあ、すでに夏真っ盛り入道雲

これからしっかり活躍してくれることを期待しますスマイル   


  
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