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2021年04月24日
ルイヴィトン 書類鞄の修理(その2)
こんにちは
今日は前回の続きです。
まずは分解した様子をご覧ください
これはかぶせという鞄の蓋部分を分解した様子です
持ち込まれたときから
根モモのカシメが片方外れていたのですが
そのカシメで止まっていた中のスチール芯が外れてしまっていますし
その影響でか、内側の紙芯も一部変形して弱っていました
(上写真の右側中央あたりの様子のことです)
予定外ですが、
この紙芯も新しく交換することにしました
通常こういう仕事でもしてない限り
なかなか鞄の中の状態を目にすることもないでしょうから
この機会に根モモの裏がどんな感じになっているのか
じっくりご覧ください
ミシンの縫い始めと終わりの糸の処理は
ブランドや作業者によってまちまちですが
今回の場合、長めにカットした糸を
ボンドとナイロンテープで留めて処理してありました
こんな蝋燭のような樹脂製の芯(水色の棒状の芯)が入ってました
この持ち手の革パーツを参考に型紙を作成して
新しい革から切り出します
中央はミシンで縫えますが
両端は手縫いで仕上げることになり
なかなか手のかかる作業となります
元の持ち手の中央部分もミシン縫いで仕上げてありましたが
針孔を見るとまるで手縫いのような穴が開いていて
一瞬となりました
独自調査の結果、こういう穴が開くミシン針があることがわかり
納得勉強になりました~
今回はひねりて愛用の針で縫製しましたが
今後の参考にこのタイプの針を仕入れて
試してみようと思います
根モモについてはよく見てみると
片方だけ交換した修理跡がありました
どうしてわかるかといいますと・・・
こちらは今回ちぎれていた方の根モモ
こちらがもう片方の根モモ
土台の針孔跡が2重にあるし
根モモも縫いしろの幅がもう片方と違うところから
分かりますよね
それでも
革の色も質感もかなり近いものを使ってあったので
ぱっと見は全然わかりませんでした
さて、ひねりてでの仕上がりはと言いますと・・・
はい、また次回のお楽しみです
え~、早くみたい?
じゃあ、ちょっとだけね
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