
・インスタグラム始めました

ブログ以上に店主の趣味嗜好をご紹介してますので
良かったらご覧ください。
「いいね!」と「フォロー」で応援していただけると
嬉しいです

ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2024年11月09日
形見のハンドバックを再生(後編)
こんにちは
早速ですが前回の続きです
まずは仕上がりご覧ください

前の正方形パッチワーク部分
後ポケット
内張と天口のファスナー付きマチ
だけ残し
あとはすべて新しい革で作成交換しました

底にあった紙の底板は劣化で朽ち始めていたので
新しく樹脂素材で作り直しています



全体に巻いてある革レースですが
市販のものは使わず

持ち手等に使った革と同じ革から切り出して作成してますので
全体的にうまく馴染む仕上がりに出来ました

これが今回のひねりて最大のチャレンジで



まず革レースを作る道具を仕入れるところから始め
何度か練習と試作を重ねたうえで本番に挑む
というチャレンジをいたしました

あとは元のパーツの穴は変形していたり
不規則な間隔であいていたため
不規則な間隔であいていたため
そこに合わせるよう調整するのに結構頭を悩ませつつ
頑張りましたがうまく辻褄合わせられて良かったです



表
裏
持ち手付け根の三角のパーツは
受付時はオリジナルの方を使う予定にしていましたが
いざ分解してみると、思っていたより劣化していたので
新しく作り替えることにしました

これは、分解してみて気づいたことですが

表から見てこげ茶色と思っていた糸が
隠れている部分は生成り色になっていてびっくり



日焼けで変わったとは思えない変化なので
仕上げた後で全体を染めたのかなぁ?と想像してますが
実際のところは分かりません



イビザハンドバック
本体革劣化部分すべて交換
底板交換
全体メンテナンス 99000円(税込価格)
作業期間 3か月
今回、お母様の形見ということで
出来るだけオリジナルのパーツを残しつつ
長くご愛用できるよう努めてみました

オーナー様には喜んでいただけてほっとしていますが
今後お母様が育てた革と
オーナー様がこれから育てていかれる革が
どのように馴染んでいってくれるか楽しんでほしいなと思います

2024年11月02日
形見のハンドバックを再生(前編)
こんにちは
昨日から全国的に天候が荒れているようですが
みなさまご無事にお過ごしでしょうか?
今の広島は朝の大雨から一転
気持ちの良い青空に雲がぷかぷか良いお天気です

明日は三連休の真ん中でお天気ということなので
外出される方も多いでしょうねぇ

さて、本題に行きましょう
本日ご紹介の商品です

イビザの手提げかばん


全体に乾燥してあちこちひび割れてきていて

ずいぶん弱ってしまっています


マチの底の方は破れてきていました


持ち込まれた方が小学校の頃に亡くなられたお母様の
形見の鞄

ということで、使いたいけど劣化がひどく
使えないままずっとしまい込んでいたということでした

今のオーナー様的には
全て作り変えてもらっても・・・ということでしたが
せっかくお母様から譲り受けたものだし

多少でも費用を抑えるために



オリジナルのパーツを残せる状態のものは残しつつ
半分以上は作り替えという内容で進めることになりました

持ち手と付け根の三角パーツは
すべて新しく作り替えて交換

正方形のパッチワーク部分は残します





で、分解した様子がこちらです


毎度のことですが、この状態の時が
一番不安な気持ちでいっぱいなタイミングなのです

さてはてどうなる事やら・・・

続きはまた次回ご紹介いたします

2024年02月03日
イビザショルダーバックをお好みの形にリメイク
こんにちは
早速ですが本日ご紹介の商品です

イビザのショルダーバック
革はオーストリッチで
グリーン系の斑染で赤色がうっすらランダムにのせられた
個性的な一品です

こちらの鞄、新品でして
オーナー様のご要望はといいますと
ご自分の使いやすい形に変えてほしいというものでした

外側も内側もなかなか凝った構造なのですが
それがオーナー様には合わないようで

特にマチが深くて丸っこい形が使いにくくて
お好みではないのだそうです

(写真は
紐の構造見をるために、片側をほどいた状態です。)


今回のオーナー様は鞄がお好きな方で
ご自身が好まれる機能やデザインが
はっきりわかっていらっしゃるため
好みにそぐわないものは
せっかく買っても使わなくなってしまうのだそうです

それではもったいないので
ある程度費用がかかってもお好みの形に変えてほしい
とのことでご依頼いただきました

ということで
こんな感じにリメイクいたしました

ご依頼時に見本でお持ちいただいた鞄に近づけて
縦長のすとんとした形に仕上げました

1センチ幅を小さくしました

内張は3部屋だったところを
真ん中の部屋を残して両端二部屋のパーツを
天口のマチごとごっそり取り外し、マグホックも取り外して
あれこれ辻褄合わせて一部屋に大改造しました







それだけ取り除いても
内ポケットは2か所残ったので、収納力は十分あります

イビザのエンブレムも移動せずに残せました

before after
いかがでしょう?
ぱっと見がシュッとしましたよね
これがオーナー様にとって重要だったようです



イビザショルダーバック
全体をお好みの形にリメイク 35200円(税込価格)
作業期間 1ヵ月
*今回は年末年始を挟み、2か月ほどお待ちいただきました。
今回、出来るだけ費用を抑えるために
使われているものを出来るだけうまく生かして
内張への加工も最低限で済ませられるようにするために
あれこれプランを立てるのが大変でしたが

お陰で予想よりも分解量
作業量を減らすことが出来たため
見積金額よりずいぶん費用を抑えることが出来ました





オーナー様には仕上がりにプラスで
喜んでいただけて良かったです

そして現在別の鞄2点を
お好みの仕様にすべくお預かり中

ひねりての仕事に信頼いただけた証

と受け取っていいですかねぇ・・・?

改めてこの2点も頑張ります!
