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ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2025年03月08日
トートバックの内張部分補強&メンテナンス
こんにちは
本日ご紹介の商品はこちらです



表はすべてヌメ革で仕立て上げられた
大きめのトートバック
経年による変化でよりオーナー様色になっていて
味わい深い逸品です


内張に4か所穴が開いてしまっています

ということでこの穴あき周辺の生地をを革に交換し

全体に乾燥も進んでいたため
ミガキもさせていただくことになりました

まずは仕上がりをご覧ください
こちらが


こうなりました

分解してみると

穴が開いていたところには
持ち手の付け根が取り付けられていることで
革が複数重なっており
その部分が内張と擦れて穴が開いてしまっているのだろう

ということが分かりました

内張の穴あき部分は革になるため
簡単に穴が開くことはありませんが

念のため内張を傷つけそうな部分に
不織布でカバーをしておきました

革はオーナー様に選んでいただいた
ラセッテレザーという
人と自然と環境に配慮された

ベジタブルタンニン鞣しの豚革です

色合いが近いという理由で選ばれたものですが
表がヌメ革ということもあり
全体の自然な雰囲気にぴったりな選択だったのではないかと
思います



仕上げにレーダーオイル
レーダーフェット
レーダフレーゲクリームを適量
時間をおいて馴染ませながら
しっかり丁寧に塗り込んで磨き上げました

作業前は全体に白んでいましたが
色が濃く蘇っているのが分かりますでしょうか?



ヌメ革トートバック
内張一部を革に交換X2
ミガキ 16500円(税込価格)
作業期間 1ヵ月
こちらの鞄
お母様からの誕生日プレゼントで

出来るだけオリジナルのイメージを壊さず
今後も長く愛用していきたいとのご相談でしたが
これでまた長くお付き合いいただけると思います

Posted by ひねりて at
15:25
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│修理(ほころび、革あてなど)│修理(アレンジ)│修理(内張り交換)│鞄│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)│タピール(TAPIR)
2024年06月08日
バレンシアガ三つ折財布のホック交換とメンテナンス
こんにちは
本日ご紹介の商品はこちらです

バレンシアガの三つ折財布
色はゴールドということで

金運上がりそうなお財布ですね~

持ち主様がどこかで落としてしまったのを
どなたか親切な方が警察に届けてくれていて
持ち主様が警察に取りに行ったその足で
ひねりてに持ち込まれたものでした

持ち込まれた理由はこちらです

ピンぼけですみませんが



ホック交換の際にこの部分を

では仕上がりです

まず表面はご使用による擦れで



今回、分解したところだけコバを手直しすればよい



ここも出来るだけクリーナーで汚れを落としてあります


バネホックがゆがんでいるのわかりますでしょうか?
なんで歪んでる?って思いますよねぇ

オーナー様曰く、おそらく道路に落としていて
車に踏まれたんだと思う、とのこと



2か所あるホックはどちらも歪んでいましたが

こちらのホックの方が留まらない状態だったので
今回、留まらないほうのホックのメス側のみ
新しく交換させていただくことにしました

そしてこの機会に
全体のメンテナンスもさせていただきます

分解して作業するので

場合によってはコートも手直しするかもしれない
という前提で受け付けさせていただきました

表面のゴールドは剥がれていましたが
クリーナーで拭いてみると予想以上に汚れていたので
黒ずみ汚れが取れた分スッキリクリアになっています

そしてあろうことかひねりて
交換したバネホック部分の写真を
撮り忘れてしまっておりまして

こんなのしかありませんが



この写真の右側のホックを交換して

ホックは留められるようになりました

と思っていたのですが

いざクリーナーで汚れを落としていくと
コバの汚れが良く取れて
思っていた色ではなかったことが判明

小豆色かと思っていたコバは
ゴールドに合わせた感じのからし系の色
そしてコバは劣化も進んでいた上に
クリーナーに反応したようでベタベタした状態

このままでは具合が悪いので

最終的に
元のからし色に近い色に調合したコート剤を
全体に塗って仕上げました

コバはしっかり手直ししようとすると
元のコート剤をすべて落として
磨いて
下地剤を塗って
コート剤を塗って
仕上げ材を塗って
と時間と手間がかかるため、費用もそれなりに結構かかります

このお財布の場合8000~10000円+税くらいでしょうか

なので、今回はまだそこまで必要ないと判断して
元のコート剤の上からひと塗だけしてある簡易補修です

そのうちまた汚れたりべたついたりしてくると思うので
そうなってもまだお使いいただきたいようだったら
しっかりコバの手直しをさせていただこうと思います

財布の中で小銭入れが一番汚れているところ


すべて汚れを落とした後

レーダーオイルで栄養を与え

仕上げにレーダーフレーゲクリーム(無色)で
表面をコートして

汚れが浸透しにくく、とり易く
色剥げしにくくしてあります

バレンシアガ三つ折財布
バネホック(メス)交換(分解あり)1か所
全体メンテナンス
コバ手直し 8360円(税込価格)
作業期間 1週間
今回のお財布
中身も無事で戻ってきたそうで
「こんなありがたいこと
日本ならではで、海外じゃありえませんよね~!」
とオーナー様
ほんと、こういう精神は
いつまでも大切に守っていきたいものです



Posted by ひねりて at
15:35
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│修理(金具、留め具類)│財布│BALENCIAGA(バレンシアガ)│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)│タピール(TAPIR)
2024年04月02日
商品、修理代金改定についてのおことわり
お知らせ 

みなさま
いつもひねりてを気にかけていただきましてありがとうございます

2011年6月に開店してから約13年
基本的な価格はほぼ変えることなく
営業させていただいておりましたが
この1~2年の物価、光熱費等高騰の影響を受けまして
ひねりての商品、修理代金ともに
価格を見直さざるおえない状況となりました。
修理価格につきましては
ひねりてでは開店当初より
毎回見積提示後、価格と内容に納得頂いた上でご依頼いただく
というスタイルをとらせていただいておりますので
すでに昨年春ごろから
15~20%アップした価格で見積もりを出させていただいておりますが
この春
オリジナル商品の価格も改訂させていただくことにしましたので
遅ればせながら
改めてここでその旨をお知らせさせていただきます。
みなさまには
心苦しいお知らせとなりますが
今後も「見た目美しく、強度は元以上に!」
を基本に、喜ばれる修理をご提供できるよう努めて参りますので
どうぞご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます


以下はよくある修理の参考基本料金です

ほころびぬい(〜10㎝) 1100円
カシメ交換(1個) 440円
ホック交換(1セット) 660円〜
(イタリア製や国産の上質タイプもご用意してます。)
ナスカン交換(1個) 1320円〜
根もも交換(1か所) 2750円〜
ストラップカット(1か所) 1650円〜
ベルトカット(1本) 1650円〜
ファスナー交換(30㎝) 5280円〜
持ち手交換
2枚革ステッチ入り(30㎝) 6600円〜
内貼り交換(A4サイズ) 10560円〜
袋タイプ
*上記価格はどれも最低限の価格です。
対象商品の構造や劣化状況、分解の有無、仕上げ方によって作業代金を加算します。
カシメ交換(1個) 440円
ホック交換(1セット) 660円〜
(イタリア製や国産の上質タイプもご用意してます。)
ナスカン交換(1個) 1320円〜
根もも交換(1か所) 2750円〜
ストラップカット(1か所) 1650円〜
ベルトカット(1本) 1650円〜
ファスナー交換(30㎝) 5280円〜
持ち手交換
2枚革ステッチ入り(30㎝) 6600円〜
内貼り交換(A4サイズ) 10560円〜
袋タイプ
*上記価格はどれも最低限の価格です。
対象商品の構造や劣化状況、分解の有無、仕上げ方によって作業代金を加算します。
そして、この4月よりひねりてオリジナル商品
「ひねりてのたまご」シリーズは
以下の通り価格を改定させていただきます。
ヘアゴム
リボンタイプ 1200円 → 1300円
リングタイプⅠ 1300円 → 1600円
リングタイプⅡ 1500円 → 1800円
キーカバー
小 440円 → 550円
大 550円 → 660円
尚、キーホルダーは現在新商品を計画中で
旧デザインとなる、今ある商品は
これまで通りの価格で販売させていただきます

そして近々サイクリング時に活躍してくれる
アンクルベルトを新商品として販売予定ですので
どうぞお楽しみに

2023年10月07日
グッチの財布を全体メンテナンス
こんにちは
気持ちの良い季節になりましたね~

・・・だけど
なんだか蚊もゴキ君たちにもよい季節のようで

出現率高くなってるのはひねりて界隈だけでしょうか?

やっぱ昨今の酷暑は虫にもつらいんでしょうね・・・

さて、本題に行きましょう
本日ご紹介の商品です

グッチの小型折財布

オーナー様長年ご愛用の逸品で
今後も出来るだけ長く使いたいので
不具合あるところなど
全体的にメンテナンスしてほしいとのご依頼

早速状態を確認させていただくと

かぶせの付け根あたりの糸が両サイド切れています

その他の縫製部分も
糸が擦り切れているところが数か所見当たりました
この折曲がっているところが一部擦り切れて、穴が開きかけています

あとは全体的に色がはがれて汚れもついている様子

ということで
今回は、表側の縫製部分を全周縫い直し
穴あき部分を補修+着色
コバ塗りなおし
ミガキ
をさせていただくことにしました

では仕上がりをご覧ください

修理前
修理後
修理前
修理後
オーナー様と相談の上
穴あき部分の裏側は見えない部分なので
ナイロンテープを貼って
必要最低限の補強をしてあります

表側は出来るだけ周りに馴染む
オレンジ系の顔料で補色してあります

あとはこちら
作業途中に見つけた不具合部分で
オーナー様に追加修理をご提案して、作業させていただきました

ポケットの底の方の内張が破れていたので



一部だけ交換してあります
コバはこんな感じ
グッチ小型折財布
表側縫製部分1周縫い直し
革破れ1か所補修(着色あり)
内張部分交換
コバ塗りなおし
ミガキ 18700円
作業期間 2週間
長年のご使用で色がだいぶん落ちているので
磨いてもあまり見た目変わらないと思いますが



汚れを落として
栄養を与えて
表面をコートしてあります

今後もこまめに同様のお手入れをしてあげることで
ご愛用期間を延長していくことも可能です

どうぞ一日でも長く活躍してくれますように・・・

Posted by ひねりて at
16:11
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│修理(ほころび、革あてなど)│修理(内張り交換)│財布│GUCCI(グッチ)│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)│タピール(TAPIR)
2022年05月28日
個性的でおしゃれな革ジャケットをメンテナンス
こんにちは
今日の広島は暑いです

そんな暑さの中紹介するのは
あったかそうな革ジャケットです



オーナー様が30年以上ご愛用の一品で

今回は今後も長く着れるように
しっかり革のメンテナンスしてほしいということで
ご依頼いただきました

残念ながら、作業前の写真はなく
仕上がり後の写真ばかりですが
こちらの革ジャケット、裏地がとっても凝ってて
素敵だったので

皆さんにご紹介したくて今回取り上げてみました

モスグリーンのキルティングと
タータンチェックのフリースっぽい生地のコンビで出来ていて
とっても暖かそうです

で、なぜか袖だけ鮮やかなオレンジのキルティング

しかも袖口はまたモスグリーンのキルティング



そして袖口と裾のファスナーを開けると
モスグリーンの生地が見えるというデザインが
これまた憎いですね

極めつけがこちら
分かりますでしょうか?
おそらくご購入時はこげ茶一色だったものが
ご使用による擦れなどで
下塗りされていたと思われる赤色が出てきて
いい感じにアンティークの雰囲気に変化してます

これは狙ってのことなのか偶然なのかは定かでありませんが
使用することでまた違った味わいが楽しめて
一石二鳥な感じですよね

そうは言ってもよく擦れる袖口周りは
その赤色もなくなって、大分弱ってきていたので
レーダーフレーゲクリーム無色をしっかり塗り込んで
メンテナンスしておきました

クリーナーで表面の汚れを落とし
レーダーオイルを2~3回塗りこんで
たっぷり栄養を与えた後
防水性のあるレーダーフェットで弱った革にさらに潤いを与え

仕上げにレーダーフレーゲクリーム無色で
襟首、袖口、裾周り及び擦れて劣化が進んでいる部分を
しっかり保護して仕上げてあります


革ジャケットの全体メンテナンス
内ポケットの底1か所ほころび縫い 8800円(税込価格)
作業期間 2~3週間
たっぷり栄養を与えてあるので
オーナー様には
しっかり通気のいい場所で陰干ししていただくように
お願いしてあります

これから梅雨に入る日本では
革の栄養がカビの栄養にもなってしまいますのでね

皆様もこれからの季節

カビにはお気を付けくださいませ

2022年03月26日
40年物のフライトジャケットを修理&メンテナンス(後編)
こんにちは、今日の広島は一日中雨

と、先週もおんなじこと言ってますね

週末雨がここ最近お天気サイクルのようです。
桜満開後のタイミングでなくてよかったです

週明けから花の開花ショーがあちこちで楽しめそうですね~

さて、では前回の続きをご紹介しますので、ご覧ください

まずは今回の一番の大仕事だったこちら
表革を交換した襟です
裏革の継ぎ目のほころびは土台を補強したうえで
縫い留めました

この襟部分の作業をするために
付け根部分の金具もすべて取り外す必要があり
こんな感じで仕上げました

そしてこの付け根部分

予想通りこの襟の取り付け作業が一番大変でしたが

なんとかうまく形にできて良かったです

内側の縫い目はガタガタですが
これがひねりての限界でした・・・

あと、わかりにくいかもしれませんが
襟付け根の裏地部分、
分解したタイミングで生地の傷みをすすめない程度に
中性洗剤で洗ってみました

スッキリ綺麗にとはいかなかったですが

元より半分くらい黒ずみが薄くなってると思うんです
ひねりての見解ですけどね・・・

あとは、ポケットのほころび部分もこんな感じ
ひねりての見解ですけどね・・・

あとは、ポケットのほころび部分もこんな感じ
ほころび箇所は合計6か所で
劣化した革の状態を悪化させないように縫い直すのは
結構神経使いましたが
これも問題なく仕上げられて良かったです
オーナー様はタピールの愛用者で

オーナー様はタピールの愛用者で
ご自身でもメンテナンスされていらっしゃいましたが
この機会にひねりてでのメンテナンスもご依頼いただいたので
しっかり念入りにお手入れさせていただきました

まず、クリーナーで汚れだけでなく
縫い目に入り込んだ古いワックスなども落としておいて
タピールレーダーオイルで乾いた繊維にたっぷり栄養を与えました。
そしてその後に使ったのがこちらのレーダーフェット

アウトドアでガシガシ使いたい革ジャンで
今回のように劣化が進んだ革には
このレーダーフェットが向いています

動物性の油脂が入っているので
体温で溶けるくらい融点が低いのが特徴ですが
今回はこれを手指でやさしくしっかり隅々まで塗り込み
体温で革に馴染ませました

仕上げに
劣化しやすい袖、襟、裾周りに
レーダーフレーゲクリーム無色を塗りこんで
表面を保護してあります

フライトジャケット
襟表革交換
ジャンパーホック交換2個
フック脱着2か所(カシメ使用)
襟裏革ほころび補強縫い
ほころび縫い(ポケット4か所、肩帯1か所)
全体メンテナンス 35200円(税込価格)
作業期間 約1ヵ月
*今回は4か月お待ちいただきました。
革はオーナー様に選んでいただきましたが
質感色合い的にも違和感なく仕上がって
満足いただけました

Posted by ひねりて at
17:05
│Comments(2)
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2022年03月19日
40年物のフライトジャケットを修理&メンテナンス(前編)
こんにちは
昨日今日と広島は雨です

これで、ぷっくら膨らんだ桜のつぼみに
たっぷり栄養補給ができたので

週明けから一気に花開いていくのでは?と期待してます



さて、今日はこちらの商品をご紹介します

知る人ぞ知る的なフライトジャケット
アヴィレックス タイプA2
と言いましても、ひねりても詳しくなくて
オーナー様はあれこれ説明してくださったのですが
すべて忘れてしまいました・・・すみません

ただ、このシンプルなデザインは
素敵だなということだけはわかります

今回の商品は40年以上経つ代物で
今のオーナー様は3人目の使用者ですが
既に手に入れてから30年は使用されているとのこと

長年気楽に愛用されていたので
雨に濡らしてカサカサにしたこともあったそうです

確かにこういうレザージャケットは
ワイルドにガシガシ使って
くたくたになったのがまたかっこよかったりもするので

オーナー様も
「あちこちについた傷も汚れもまたよし!」と思われているのですが

さすがにあちこち弱ってきているところは
今後長く使っていくためにも直したい

ということで持ち込まれました

ではどんな様子かご覧ください

襟表は全体にひび割れて穴が開いたところもあります
裏のつなぎ目の糸が切れています
肩帯部分や、ポケット入り口周辺など
あちこちにほころびもあります

雨に濡れた時の後遺症でしょうか?
袖山を中心にカサカサのひび割れが全体に入ってます

ざっとこんな感じで状態はお判りでしょうか?
そして、この状態からこんな感じに仕上がりました

何をどうしたのかにつきましては
次回までのお楽しみです

では、皆様よい週末を~

Posted by ひねりて at
16:09
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2021年06月16日
ひねりて10周年記念のご挨拶














只今ありがたいことにご依頼が多く
内容によっては3~4か月お待ちいただくことになりますが

そんな状況でもよろしければ
この機会にどうぞご利用くださいませ

2011年6月16日
2021年6月16日

変わってないようで
ちょこちょこ変わってますね

2020年02月29日
初めてのイベント出店
こんにちは
今日は先週のイベントの様子を
写真メインにご紹介させていただきます

イベント詳細
裏通りDiscovery
2月23日(日)
10時~16時
暮らしの道具屋 TUKURITE
広島市安佐北区落合2丁目18-5
この日は快晴で気持ちの良い一日でした

まずはひねりてブースの様子です



自転車カゴカバー



そして、なんともありがたいことに費用は不要なんです

キーホルダー、キーマント、キーカバー
ヘアゴム3種類

前日の搬入時に主催者TUKURITEのオーナー家具職人さんが
ものの10分かかったか?

くらいでパパッと作ってくれたキーカバー用什器
これがお子様のいいおもちゃになってくれました


家具も小物も椅子もすべてTUKURITEさんからお借りしたもの
お陰でおしゃれで、見やすいディスプレイに仕上げられました



ひねりて開業以来初めて
タピールの全商品を揃えて展示しましたが
結構な注目をいただきました

・・・特に男性陣の反応がよかったです


木の道具箱(大)

写真では見えない、奥側の収納部分には
瓶を立てて入れられるようになっています




アクセサリーショップ

このイベントは

一番注目頂いていたメンテナンス用品用革鞄
レーダータッシェ







左から黒、赤茶、茶で
赤茶と茶をご購入いただけました

現在黒がひねりてでご覧いただけますよ


ヘアゴムリボンタイプをつけて
前日の搬入から、販売、搬出、ひねりてへの搬送まで手伝ってくれた
かれこれ30年来?
の友達

今回、家族総出で助けてくれて、もう足を向けて寝れません



ほんとうに、ありがとうございました


では、他の出店者さんもご覧ください

アクセサリーのショップ
skoaさん

どれも魅力的で素敵でしたぁ



早くから商品が品薄になっていて
途中から追加で作りながら販売されていました
ひねりてもこのミモザのピアスをプレゼント用に購入
かわいかったです

雑貨販売の
momoさん
紐を器用に編んでいろんなものを作り出されていました


右の青いのが欲しかったけど売れちゃっていたので
左のベージュを購入、ボトルを入れた感じがまたかわいい

この夏活躍すること間違いなしです



アクセサリーショップ
favorites of tomoさん
おしゃれで大人っぽいアクセサリーがいっぱいのお店
お客さんもいっぱいでずっとにぎわってましたよ



フラワーショップ




フラワーショップ
Filer du Felicite 侘(わび)さん







今回人気すぎて近づけず、写真に撮れていませんが
このほかにも
パン屋「Bread Factory K」さん
串焼き屋「なんじゃろー」さん
ケーキ屋「菓子工房カプリス」さん
が出店や出品されていましたし
TUKURITEさんのカフェでは
白島の「ユニオン珈琲」さん監修の珈琲が提供されていたりと
充実した内容でした


この機械がある場所に

ひねりての大好きなミモザがいっぱいで
テンション上がりましたぁ

カラフルな植物のおかげで会場も華やぎ
とても素敵な場にグレードアップされました



全体の様子はこんな感じです



開場からの2時間ほどは
人気のパン屋さんの効果もあって会場は人でいっぱい
ちょっとしたカオスでした・・・
さすがにその時写真を撮る余裕もなく、記録はできませんでしたが
お陰でたくさんの方々にひねりてを知っていただくことができました

今回人気すぎて近づけず、写真に撮れていませんが

このほかにも
パン屋「Bread Factory K」さん
串焼き屋「なんじゃろー」さん
ケーキ屋「菓子工房カプリス」さん
が出店や出品されていましたし
TUKURITEさんのカフェでは
白島の「ユニオン珈琲」さん監修の珈琲が提供されていたりと
充実した内容でした

そして閉場後は、ものの1時間でこの状態

ひねりて以外の皆さんは手慣れたもので
パパッと片付けていらっしゃいました


あのフラワーショップのブースがあったというのが
信じられないくらい早業で元に戻っていました

このイベントは
家具屋さんのTUKURITEさんと
パン屋さんのBread Factory Kさんの発案で
TUKURITEさんの移転一周年記念として
催されたものでした

一見家具屋さんと分かりにくく、
場所も郊外でわかりにくいということで
宣伝のために奮起されたわけですが

実質1か月程度の準備期間で
良くここまでの形に作り上げられたものだと
感心して、いや尊敬しております

今回ひねりては
開業時にお店の内装をしていただいた
というご縁から繋がって呼んでいただけたのですが
素敵なイベントの一員となれて嬉しいです
最後に・・・

最後に・・・
この家具職人さん渾身!?の遊び心的表記
ホットコーフィーに気づかれたのは
ホットコーフィーに気づかれたのは
閉場後でした・・・


いろんな意味ですごい方です

Posted by ひねりて at
18:13
│Comments(0)
│ひねりてのたまご(オリジナル商品)│ひねりての活動報告│研修、出張のご報告│お手入れ用品│小物類ほか│ひねりてのご近所さん、お気に入りなど│タピール(TAPIR)
2019年09月28日
ドイツからのお客様
こんにちは
今日は修理をお休みして
ひねりて初の外国人ゲストさんとの交流話を
少しご紹介させていただきます

そのゲストさんというのは・・・


こちらの商品を生み出された方
タピールの社長ご夫妻です

日本のタピール代理店エルデの嶋田さんが
パートナーのウベさんと
ご夫妻を広島まで案内してきてくださいました

極小店舗のひねりてに
いっぺんにゲストが4人も訪ねて来てくださるなんて

しかもそのうち3名はドイツのお方
(ウベさんは日本でドイツ語を教えていらっしゃるドイツ人です)
なんて国際的な画なんでしょう!
まぶしい



ウベさん、Fischbachご婦人です
そもそも事の発端は遡ること半年前の3月に
嶋田さんから「タピールの友人が日本に来る予定なので
広島観光に案内したら会えるか?」とのお話を頂き
「もちろん!」と即答したことからで
よくよく話を伺うと
どうやらタピールの宣伝と
還暦を迎えられるお祝いを兼ねての旅行らしく
なんとドイツから陸路



タピールロゴ入りの愛車、ボルボで来られるとのこと

(今ドイツのタピールでは
車用のワックスも製造販売しているそうです)
なので6月ごろ出発して
10月末ごろ広島に到着予定という事で
ほんとに車で来られるのか疑問に思いながらも

楽しみにお待ちしてました

でも、こういう長旅は
予定があってないようなものですよねぇ・・・
実際は1か月早く9月末に来られたというわけです

残念ながら車は直前のロシアの東端までで
ドイツに送り返されてました

ドイツで走っていた車を日本で走らせるには
いろいろ手続きが大変なようで、断念されたのだそうです

写真を拝見しましたが、
水色のステーションワゴンでとてもかわいかったですよ

ということで、日本には空路東京に到着

しばらく関東を観光されたのち
広島にやってこられましたぁ
・・・はぁ、ここまでが長かったぁ

そして平和公園、宮島観光後にひねりてにご来店




もちろん私は
ネットで調べたカタコトのドイツ語で
挨拶らしきものをした後はすべて日本語で
嶋田さんとウベさんに通訳してもらいながら
なんとかコミュニケーションをとらせてもらいました

ひねりての極小工房を興味深く見学されてた画

ひねりてカウンター内にて


食事会場にて


食事会には
ひねりてオープン前からご愛顧頂いている
服飾修理店のファッションリフォーム「ロビン」オーナーの
佐々部さんも合流して、賑やかな会となりました

佐々部さんはまたこれも驚きですが
60歳超えたころから独学でドイツ語を学ばれ
日本在住のドイツ人と
スムーズにコミュニケーションがとれるほどの
語学力を磨かれているお方

今回、ぜひ勉強のためにも生きたドイツ語に触れたい
という事で実現した交流でした

そんなこんなで
なんとも夢のようなひと時を過ごしたわけですが

あとになってあれも話せばよかった
これを聞いてみればよかったと思う事ばかりで
どうやらひねりて、不覚にも
慣れない国際交流に舞い上がってしまっていたようです



正直なところ
タピール製品についてはほとんど話せてないのですが
このご夫妻が学生時代に
自分たちの欲しい革用オイルを作ろうと
図書館で古い文献を読み漁るところから
タピールの歴史が始まったのだと思うと
ますます親しみと愛着を感じてしまってます

それにしても
ご夫妻ともとてもおしゃれで、還暦とは思えない佇まいでした

そしてその足元は・・・足袋



浅草で気に入って購入以来、履いていらっしゃるそうです
ライニングがスカイブルーというのも素敵なチョイス

センスが光ってました


この後
船で松山
道後温泉に行き


今治、しまなみ海道を尾道までサイクリング

東京経由でドイツへと帰路につかれたようです

長旅最後の街が広島の尾道とは・・・
嬉しいです

以上、ひねりての浮かれた国際交流話に
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました
