
・インスタグラム始めました

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ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2023年01月31日
開店時間臨時変更のお知らせ



2023年01月28日
ハーフコートの破れ補修&メンテナンス
こんにちは
全国的な寒波到来に

まだまだ気の抜けない状況が続いてますが
皆様いかがお過ごしでしょうか?

そんな今こそ、革のコートが活躍できるシーズンですよね



ということで、本日ご紹介の商品はこちら

柔らかくて軽くて着心地良さそうなうえ
シンプルなハイウエスト気味のデザインが
なんにでも合わせやすそうで
とっても素敵な一品です

そして今回のご依頼場所はこちら

いつの間にかできていたという破れ

おそらくどこかに引っ掛けてしまわれたのでしょうね

まだ購入して何年も経ってないようで
この破れさえ直ればまだまだ着られるコート
今回はなるべく目立たないように接着のみで補修し
全体に磨きをさせていただくことになりました

では仕上がりです

いかがですか?
結構目立たなく仕上げられたと思います

裏から同じ羊革を丸く抜いたものを加工して接着し
丁度ステッチ部分が近くにあったので
そこで接着した革の一部を縫い留めてあるため
接着だけで作業した場合よりも、よりはがれにくく仕上げられました

近づくと修理跡はわかりますが
このくらい離れていたら、わからないと思います

あとは
全体にタピールレーダーオイルで栄養をあげ

襟首周り、袖回り、裾周り、前立て周辺と
着用による摩擦が多く、傷みやすい場所に
ワックスの入ったレーダーフレーゲを塗って
表面を保護して仕上げました

ハーフコート 破れ部補修1か所
全体メンテナンス(ミガキ) 7700円(税込価格)
作業期間 2週間
*ミガキは
他の修理とセットでご依頼いただく場合
ミガキのみの費用の半額(5500円以下の場合)又は
3分の2(5500円を超える場合)ほどの価格で
させていただいております

まだまだ北風吹く季節のなか
オーナー様をやさしく包み
守ってくれてますように・・・

2023年01月21日
カルティエショルダーバックのストラップを延長アレンジ
こんにちは
本日ご紹介する商品は
こちらのショルダーバック
カルティエ、マストラインのショルダーバック
年代物のカルティエと言えばこの色
といってもいいのではないでしょうか

ボルドー色のカバンです

今回オーナー様のご希望は
ストラップを長くしたいとのこと

あれこれお話伺いながら鞄を診断させていただき

かっちり固定されている
ストラップの付け根はそのままに

途中からカットして

ナスカンとDカンを使って合計16㎝延長できるという試算で
作業させていただくことになりました

では仕上がりです

オーナー様に選んでいただいたゴールドの金具を取り付けました

元の革が経年により乾燥が進み

折れ曲げに耐えられそうにないと判断し

ひねりてが在庫革から抜粋した革の中から
オーナー様に選んでいただいた革を使って
金具を取り付けてあります

ストラップのカット位置には迷いましたが
天口のラインに揃えてカットし
革帯で金具を取り付けることによって
金具がかぶせの端に干渉しないように試みました

仕上げてみた感じ、いい判断だったと思います

また、ストラップ付け根を分解しないで作業することによって
費用も抑えることが出来ています





そして、元の革は顔料で塗装され
使用した革は染料メインで染められたもので
質感は違いますが

色合いがかなり近く、うまく馴染ませることが出来ました

暗い光の下でも、明るい照明の下でもいい感じです

結果
Dカン、ナスカン、金具を固定するための革帯のサイズ分を
延長することが出来
試算以上の17㎝長く出来ました

カルティエショルダーバック
ストラップ延長アレンジ
Dカン取り付けX2
ナスカン取り付けX2
ミガキ 14300円(税込価格)
作業期間 約2週間
*この度は1か月半お待ちいただきました。
こちらのカバン
今後は親子で使われるようですが
これを機会に親子で取り合いになるぐらい

出番が増えてくれていることを願います

2023年01月18日
営業時間臨時変更のお知らせ



2023年01月17日
開店時間臨時変更のお知らせ



2023年01月14日
大型トートバックの底上げアレンジ(簡易タイプ)
こんにちは
さあ、年明け最初にご紹介する商品はこちらです

マチ幅20㎝の大型トートバック
こちらのカバンの持ち主様は
小柄な方で
この鞄を、手をおろした状態で持つと
地面にこ擦れそうな状態でした

使われている革が柔らかく

マチが下に湾曲する分、さらに長くなってしまうんですね

このままでは使いづらいのをなんとかしたいということで
オーナー様と相談し
9.5㎝胴をカットして底上げすることにしました

では仕上がりです


底を取り外した後
胴をこれだけカットして、再度底を取り付けました

縦長のデザインが横長になりましたね
before after
そして今回オーナー様のご希望で、
内張はカットせずそのままの状態です

なので、表をカットした分余った内張は
鞄の中でクシャッとたわんでおりますが

まあ、使う分には問題ないし、表からは分からないし

何よりその分費用が浮きました





大型トートバックの底上げアレンジ
(内張カット無し) 7700円
作業期間 約2週間
みなさまも、今回のように
「内張は触らず費用を抑えたい!」といったご希望があれば
受付時に遠慮なくご相談ください

商品の構造や状態によっては
ご要望通りにはいかないこともありますが

出来る限りオーナー様のご希望に沿えるよう
ひねりての少ない知恵をひねり出してみますので~



2023年01月10日
開店時間臨時変更のお知らせ



2023年01月07日
ひねりて年賀状干支一回り分をお披露目!
こんにちは
今日は2~3年前くらいから思いついていた案で

開業から12年目に入った暁には
自分へのご褒美として投稿しようと思っていた
干支一回り分の年賀状デザインを
お披露目させていただきます

まずは開業の年2011年の翌年
2012年の年賀状
龍


ひねりてカラーの青紫ベースに招き猫のオンパレード
龍柄の朱印を添えて・・・
開業年に考えたということもあり
お客様を招きたい思いが詰まってますねぇ



巳


おめでたい青海波の柄を蛇のうろこに見立てて
蛇柄の朱印を添えてますが
この柄がなんか怖い~

午


この年から趣向を変えて写真を使用

ひねりての受付台をベースに
馬蹄型にカットした革や小物を使って
ひねりてらしさをアピールしてみました

未


ひねりてオリジナル商品「ひねりてのたまご」シリーズの
キーカバーを使って未をデザイン
色もひねりてイメージカラーの
ラベンダー&黒色ベースでまとめました

我ながらいい案だったなと

ひねりてお気に入りの一枚です

申


これはひねりて受付台の横板の模様を
かなりこじつけて申に見立てた
ごり押しのデザインです



自作の朱印付き
庚申堂の指猿お守りさんに助けてもらいました


酉


この年はまた趣向を変え
毎年9月ごろから春先まで
ひねりて近所の街灯を温めにやってくるかもめさんに
モデル出演いただきました
お陰で手抜き・・・いや手軽にできて
楽させてもらいましたぁ
戌


こちらは
左下あたりの木目が犬に見えるという
友人の一言で決まったデザイン

無理やり金具の一部を使って戌の文字を作り上げて完成

何事も為せば成る!?の精神で仕上げた一枚です

亥


ひねりての工具をかき集めて亥の字を作り
右下には前年の戌が去る様子を
左上には小ばさみの先で猪の蹄をデザインしてみましたが
分かる人はほとんどいなかったのでは・・・

まあ、自己満足な部分です

この年は結構悩んで苦しみましたが
最後までよく頑張ったと褒めてやりたい一枚です

子


スライダーやカシメ、アフリカンビーズといった
ひねりての材料で2020を作り
左上にこれまた前年干支の猪のしっぽをあしらっております

自分の干支ということもあって早くから思案した割に
大した仕上がりになりませんでしたが
得てして力入れたものに限って凡庸になる
ということを改めて感じた一枚です



丑


今回も受付台の木目頼りな一枚
木目を丑の顔に見立てて
角ボタンを角に、丸カンを鼻輪にして
丑の顔に仕上げましたが、見えますかねぇ?

寅


黄色い羊革の端のラインを活かしてカットしたものに
黒い豚革のスエードを巻き付け
寅のお尻を作成

文字も力強いフォントにしてみましたが
ちょっとお尻の大きさに対してしっぽ太すぎですよねぇ
まあ、その辺はご愛嬌ということで
卯


白い牛革をカットしておいて
ずっと捨てられずにいた折れた貝のフォークを加工したものを
革に張り付けウサギの耳を作成
眠ってたものを再利用できたという自己満足のおかげで

気持ちよく仕上げられた一枚です

ある意味
ひねりての仕事を表すにはぴったりのデザインとなりました

私、ひねりてを始めるまでは年賀状書かない派と言いますか
書かないと決めて楽したい人だったのですが

お店を始めるにあたって
これも宣伝としての仕事の一つ
と腹をくくって書き始めました

基本頑張りすぎない

を心掛けたこともあって、続けてこれたのかなと思いますが
内容はどうあれ我ながらよくつづけたなと褒めてあげたく

この場を借りて
自画自賛のお披露目会を催させていただいた
という次第です

長いひねりて勝手なお披露目会となりましたが
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました
さて、今後についてですが
年賀状終いも浸透しつつある昨今

来年も続けるのかは決めておらず
続けるにしても、一回り分のデザインが揃ったということで
使いまわしの可能性もありますが



やさしく見守っていただければ幸いです

今年一年は
店頭の片隅でウサギと一緒にお出迎えさせていただきます

2023年01月05日
2023年新年のご挨拶とお知らせ








店休日変更のお知らせ 


