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ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2017年10月28日
初めてクラウドファンディングに参加してみました!
こんにちは
毎週末の台風訪問に予定を振り回されて

このいたずらな自然現象を
恨めしく思い始めているひねりてでありますが
皆様いかがお過ごしでしょう?

まあ、嘆いていても仕方のないことなので
インドアな趣味を満喫できるチャンス
と切り替えることにします

さて、ひねりてのインドアな趣味のひとつに
映画鑑賞というものがありますが

このたび、勝手に縁を感じてしまった映画の
クラウドファンディングに参加してみることにしました

映画の題は
先週1週間ほどの間、サロンシネマで開催されていた
「食と農の映画祭2017inひろしま」の作品のひとつに
「0円キッチン」という作品があったのですが
その続編になります。
「0円キッチン」の舞台はヨーロッパ5か国
食材救出人のダーヴィドさんが
廃油で走るキッチンカーで、廃棄食材を救出し、
美味しい料理に変身させる旅を追ったロードムービーです

詳細はこちらをどうぞ
とまるで見たかのように言ってますが、
1週間という開催期間の中での上映スケジュールと
うまく予定が合わせられず



この映画は見ることが出来ませんでした

ただ、ネットで宣伝を見た時から
なんとな~く気になっていた映画なのです
やはり根が貧乏性だからでしょうかねぇ・・・

で、映画を見ることが出来なかった
無念の思いを持ちつつ
ひねりてでコツコツ作業をしていたつい先日

ラジオからダーヴィドさんのお声が!?
映画の宣伝と
次回作のクラウドファンディングへの
協力のお願いをされていて・・・その舞台は何と日本!

「お!これは参加してみたい!」となったんですね~

以前からクラウドファンディングというものに
興味があったことも後押しとなって参加を決めました

正直なところ
毎回の選挙では自信を持って投票できるほど
日々の政治の事、社会の事を知ろうとしているわけでもなく
そんな自分をよくないなとは思いつつも
目の前の生活や楽しみに時間を費やす
日々を過ごすひねりてですが

食料を無駄にしないことについては
物心ついたころから祖父母や両親の言動から教わり続け
出来る範囲で実行し続けてきていることです

ひねりてが無意識に行う調理作業のひとつに
卵の殻を割った後
必ず殻の内側を指でこそいで
白身を取りきるという作業があります

これはたしか私が小学生くらいの頃
台所で祖母の手伝いをしていた時に教わった
祖母の秘儀です

なんて、たいそうなものではありませんが
幼心にも大切な命を頂くことへの礼儀なんだなと思えて
なんとなくずっと続けられている作業でして
祖母と、食べ物を大切にする心の
両方を思い起こすことのできる
ひねりて流の大切な儀式なんです

と、そんなひねりてなので
この映画への協力をしてみたいと思えましたし
選挙で上手く意思表示が出来なくても
こういう共感できるものごとへの行動で
意思表示していくことならできるなと思えて
気持よく行動に移すことが出来ました

ただひとつ、
次回作が広島で開催してくれるのかが定かでないのが
少々不安なところなのですが
ま、大阪くらいまでなら見に行くのもありだなと思ってます

今はただ、このクラウドファンディングの成功を祈るばかりです

皆さまの中にも
この映画やクラウドファンディングに
興味をお持ちの方がいらっしゃったら、
一度ここをご覧になってみてください
映画以外にもいろんな挑戦をされている方々を
応援できるサイトなので
何か気になる挑戦に出会えるかもしれませんよ

2017年10月21日
メッシュセミショルダーのストラップを延長アレンジ
こんにちは
今日はこんなアレンジをご紹介します

商品はこちらのメッシュタイプのセミショルダーバックです。
それなりに容量もあって

ちょっとしたお出かけに使いやすそうな一品です
今回はこの鞄が斜め掛けできるくらいの長さに

今回はこの鞄が斜め掛けできるくらいの長さに
ストラップを延長してほしいというご依頼でした

お話を伺うと
持ち手の柔らかさは気に入っているので
元のストラップはこのまま使いたく
袋状に仕立て上げられている構造に合わせて
延長部分も同じような雰囲気にしたいとのこと

こちらの鞄、よくよく観察してみますと

見た目はシンプルですが
ところどころ凝ったつくりになってまして
その一つがこちらの付け根部分
ギャザー入ってますね~!
元のストラップの形も付け根と中央部分で幅が違う
変形タイプでした。
という事で今回も、一旦見積でお預かりして
2種類の方法をご提案させていただきました

で、こんな感じに仕上がりました

ストラップの上側の
肩にあたる部分が元のストラップで
付け根側の両端が
新しく作成して取り付けた部分です

いかがでしょう?
作成した部分の革は
この夏、東京で仕入れてきたばかりの牛革で
少しつやがあること以外は
しぼの入り具合や柔らかさ、深い色合い等が
元の革とかなり近いものだったので
とてもいい具合に馴染んでると思います

オーナー様にこの革をお見せすると
すぐに気に入られて、
ご依頼いただけました

付け根はこんな感じ・・・
まあまあ近い感じに出来たのでは?と思ってます

延長の継ぎ目部分
メッシュセミショルダー
ストラップを延長アレンジ
(全長47㎝→105㎝) 12000+税円
作業期間 2週間
この鞄にぴったりの革を
仕入れてこれたという事だけでも
出張に行った価値があるなと思える
うれしいマッチングでした

これから
オーナー様の元で、日々活躍してくれることでしょう

2017年10月14日
COACH ベルトを補強修理
こんにちは、
今日の商品はCOACHのベルトです

長年のご使用で
ベルト穴付近の革が劣化し

ステッチ部分の穴から革が裂けてきています

片面は濃茶色で
反対側は黒色です

おそらくリバーシブルで使えるようになっているベルトですが
持ち主様はもっぱら濃茶面を表にして使用されていました。
今回はこのベルト穴の周辺の革を
部分的に交換して修理することにしました
では仕上がりをご覧ください

濃茶色側にはあえて、
明るい赤茶の革を使用してアクセントにしました

反対の黒色側には
元と同じような質感の黒色にして周りと馴染ませました

あえて赤茶色でアクセントをつけてみましたが
なかなかいい感じに仕上がってくれて、
持ち主様も喜んでくださいました


COACH ベルト
ハトメ穴周辺の革を新しく交換 10000+税円
修理期間 2週間
こちらのベルト
以前ご紹介したクエールの鞄と同じ持ち主様のもので
あの鞄の引き取り時に、
入れ替えでこのベルトをご依頼くださいました

今までにもこういうケースは結構よくありまして
ひとつ修理を依頼されると、
何かのスイッチが入るのでしょうか

そういえばあれも、これもと
次々修理したいものが思い浮かんでくるようです

こうやって修理をして物を使い続けたいタイプの方は
たくさんお宝を眠らせていらっしゃるのでしょうね

・・・と、そういうひねりても同類でして

直したい洋服や物が
押し入れの中で順番待ち状態です

そろそろ私物の修理にも手を付けていこうかなぁ?
と季節の変わり目ごとに思うひねりてであります

2017年10月07日
ナンタケットバスケットの持ち手を部分修理
今日の商品は
こちらのナンタケットバスケット
ご覧のとおり
持ち手の付け根が裂けて、本体からはずれてしまってます

良く見てみるとこちらの持ち手は合皮で出来てました。
合皮は日ごろ使用するには扱いやすくて
気楽に使いやすい素材ではあるのですが
今回のこの構造には強度が不十分なようですね

オーナー様と相談の上で
こんな仕上げにしてみました。
持ち手の強度が必要な付け根部分4か所とも
部分的に新しい革に交換しました。
元の持ち手の薄い若草色に
ぴったりの色合いの革はなかったので
かごの色合いに馴染むベージュの革を使用してます

裏側にはナイロンテープを貼って強度を上げていますので
元の合皮の状態に比べるとずいぶん丈夫に仕上がっています

かごの底には板が使用されていました。
なんだか佇まいが素敵で、お洒落なかごです

ナンタケットバスケット
持ち手根部分交換4か所 9000+税円
修理期間 1週間
こちらのナンタケットバスケット
アメリカのボストン郊外に浮かぶ小さな島、
ナンタケット島で昔から作られている伝統工芸品で
バスケット界のエルメスとまで言われる
上質な一品なのだそうです

まるでよく知ってるかのように書いておりますが
これは、先週もここで登場した
ビアリッツのオーナー様から教えていただいた
まめ知識でございます・・・



そうです、この鞄はそのオーナー様からのご依頼でした

いつもご利用いただき
そして無知なひねりてにご教授頂き
ありがとうございます

精進してまいります
