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ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2024年05月11日
フェンディ、ミニショルダー部分染
こんにちは
今日ご紹介の商品はこちらです

フェンディの小ぶりなショルダーバック
濃こげ茶、ベージュ、白のコントラストが大人お洒落な感じで

素敵な一品です

オーナー様もお気に入りで
全体的に綺麗な鞄なのですが

底の4隅だけがこのように色が剥げて残念な状態

前側の向かって左底角近くには白いシミのようなものも・・・

クリーナーを使っても取れず
はっきり目立つわけではないけど
場所的にも気になるほおってはおけない厄介なシミですね

カジュアルにガシガシ使うにはこのままでも良いかもしれませんが
オーナー様はフォーマルなおしゃれアイテムとして
ご使用したいとのこと

ということで今回は
この底角4隅周辺の染をさせていただくことになりました

では仕上がりです

遠目には作業前と変わらない感じですが
近くで見るとこんな感じ

今回の仕事は
ひねりて御用達の染職人さんによるものですが
色剥げ部分も白いシミのようなところもしっかりカバー
色味もぴったり合っていて
とても自然に仕上がっています

職人さんの話では
あの白いシミは汚れではなく
表面のコーティングがはがれたものではないかということでした

パッと見だけで状態を判断するのは難しいですねぇ

下手なことしないで良かったです



フェンディショルダーバック
底角四隅染 14300円(税込価格)
作業期間 1ヵ月
今の季節にぴったりな一品
長~く活躍してくれますように

2021年11月06日
フェンディ手提げかばんの持ち手交換
こんにちは
衆議院選挙も終え、そろそろ冬支度に入る季節となり
ひねりても年末に向けて気ぜわしくなってきております

あ、広島は来週末に県知事選も控えてますが
付け焼刃な検索情報からでも自分なりに判断して
1票を投じてこようと思います

さて、それでは本日の商品
仕上がりの写真のみですがご覧ください

フェンディのトートタイプ手提げかばん

生地一枚仕立てでとても軽いながらも容量たっぷりの
使い勝手がよさそうな一品です

そして、ご依頼場所はこちら

持ち込まれたときには
新しく作り替えて取り付けてあります

裏のあて側も新しく交換しました

オーナー様のご要望は
やはり軽くて使いやすところがお気に入りなので

出来るだけ元の良い部分は損なわず
かつ多少でも元より丈夫になればベストといった感じでしたので

持ち手の幅を元より2㎜広く、厚みも気持ち厚くし
二枚合わせの革の内側にはナイロンテープを入れて
元よりかなり丈夫に仕上げました



写真の上側が新しい持ち手、下側が元の持ち手です。
下写真、左の元の持ち手は

今年の3月ごろに、
接着だけで出来ていた持ち手がはがれていたので
簡易のお直し方法としてはがれた革を接着して、
真ん中にステッチを入れる修理をしてましたが

その後寿命が尽きてしまい

再度持ち込まれたという次第です。

フェンディ手提げかばん
持ち手交換2本
裏宛革交換あり4か所 15400円(税込価格)
作業期間 7~10日間
実際は3か月お待ちいただきましたが
楽しみに待ってましたとおっしゃっていただき
有難かったです

2013年05月22日
フェンディショルダーバック、生地ほころび補修
今日は生地を使用した鞄によくある症状の修理を
ご紹介しまSHOW

商品はこちらの鞄
フェンディの生地X革コンビタイプのショルダーバックです


大きさ、形、軽さ加減と言い、
持ち主様の用途にピッタリの使いよい鞄だということです

長年使っているうちにこんな症状が出てきてました


これは布製の鞄の負荷がかかる部分によく起こる症状です

布製の鞄は、
軽くて柔軟性があって使い心地がよいのが長所ですが、
負荷のかかり具合でこういった症状が出てきてしまうのが
難点ですねぇ

今回の症状はまだ軽い方で、
ほころび部の裏の背面側は問題ないし、
内張りはしっかりしていたので、
ほころび部周辺を内張りにボンドで貼りつけ、
少し詰めて縫いなおしました

マチ側

このマチ側がほころんでいたほうで、つめて仕上げた部分です。
反対の背面側を上にしてミシンがけしているため、
下側のこちらは土台の厚みや素材の種類によって
今回のようにミシン目が思うように出せないことがあります

もちろん、この点は受付時に説明済みです

今回は出来るだけ丈夫に縫いとめることを重視した修理ですので、
縫いはずした部分は
内側に縫い目が出るように再度重ねて縫い直してあります

背面側(マチ側の裏側)

生地ほころび補修(15?) 1か所 2100円
納期 2〜3日
こういった生地ほころびの修理は割と高額になりがちですが、
今回は早めの対処だったことと
周辺の素材の状態が良好だったため
思いのほか低料金で仕上げることが出来ました

持ち主様には
これでまたしばらく愛用できると喜んでいただけました

こういう反応を戴くたび、
力が湧いてくるひねりてであります

明日も頑張ります
