
・インスタグラム始めました

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ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2015年10月31日
VANSONライダースジャケット、袖丈カット(ファスナー付)
今日はこちらの革ジャンです!

かっこいいですねぇ

背中の星
がまたインパクトあります


6㎝カットすることになりました

before after
袖口にはファスナーがついており、
そのファスナーの長さは元の長さのままで
袖を短くすることも可能ですが
その分時間も費用もかかりますし



今回は6㎝カットだったので
その程度のカットであれば
着脱時に不便にはならないだろうとの判断で
そのまま先からカットして仕上げました。

革ジャン袖口(ファスナー付タイプ)カット 14000+税円
お預かり期間 2~3週間
この方、実は一度に3着ご依頼されており
一点は同じく袖口カットで
もう一点はファスナー交換をさせていただいてます。
3着ともVANSONです

正直ひねりてはバイクとはほぼご縁がなく
このメーカーの事も特に知らなかったのですが

ライダースジャケットとしては
有名なメーカーさんのようですねぇ

そういえば持ち込まれる革ジャンに
よくこのロゴを見かけるような・・・

すみません、勉強不足です

ただこのメーカーの革は
どれも分厚く丈夫なものが使われていて
縫製もしっかりしているので

着る人の体をちゃんと守ってくれるだろうなと感じてます。
だから良いものは
こうやって修理してでも使ってもらえるんでしょうね

今回のサイズ調整で
オーナー様にぴったりのサイズになって
益々活躍の場が増えてくれることを期待します!

ここの所こういった革ジャンや
革ジャケットの修理が増えてますので
今後もこのタイプの修理をいくつか紹介させてもらいますね!

どうぞお楽しみに

2015年10月24日
ひねりての看板ねずみ!?
今日はちょっと修理は置いといて・・・
といいますか、
最近修理後の写真撮り忘れが続いていて
といいますか、
最近修理後の写真撮り忘れが続いていて
ご紹介できるネタが無かったもんで
すみません
すみません

で、今日の主役は彼です
陶器のねずみの置物
身長2.3㎝のおチビちゃんでございます

ご来店いただいたことのある方はご存知かな?
彼はひねりてカウンター上でお客様をお出迎えする
看板ねずみ君なんです

そんな彼が、今朝見てみると倒れてて
よーく見てみると・・・
足が折れちゃってました
よーく見てみると・・・

足が折れちゃってました

もともとはバレーダンサーのように、
ハの字に開いたつま先があって、いつも上手に立ってたのですが
折れた状態だとこの通り

折れた状態だとこの通り
立てません

今までにも足が3~4回

首が2回程

おちたり倒れたりした拍子に折れてしまってて

そのたびに瞬間接着剤でくっつけてたんです

ひねりての扱いが雑なせいです・・・ねずみ君ごめんなさい!

そして今回もまた接着しようと思ったのですが・・・
ない、ないっ!どこを探しても
ない、ないっ!どこを探しても
くっつけるべき足が見当たらないんです
「あ~、とうとうお別れの時が来てしまったか」と思ったのですが
「あ~、とうとうお別れの時が来てしまったか」と思ったのですが
開店当時から見守ってくれているねずみ君
このままあっさりお別れするのは何とも忍びない
このままあっさりお別れするのは何とも忍びない

そこで今回は革で足台を作りました

丸く抜いた革に楕円の穴をあけて
ねずみくんの足を突っ込むと・・・
うまくはまってくれました♪



いい感じに安定してます

たぶんこれからも倒してしまうことはありそうですが
出来るだけ長く見守っててほしいです
出来るだけ長く見守っててほしいです

2015年10月17日
John Galliano トートバック、パイソン持ち手の芯交換
今日はこちらのトートバックです!
本体は麻でしょうか?さらっと涼しげで上質な肌触りです

色は生成りで形もとてもシンプルですが
持ち手のパイソンとそれに合わせた根もも金具が
蛇の頭としっぽ

というのが何とも個性的でおしゃれな鞄です

内側もパイソンの革と模様入りの上質なサテン生地で
密かに凝ってます


割と厚みがある持ち手ですが
こうなってきたらとても弱くて

いつ切れてもおかしくない状況でしたので
この芯を交換しました
この芯を交換しました

元々は接着だけで仕上がっていた持ち手ですが
使用による劣化で蛇革部分が変形していたのを
しっかり固定してより丈夫に仕上げるために
今回は両サイドにミシンをかけました

さらに元は紙のような芯材が使われていたところに(下写真左)
床革を使用して(下写真右)、
ナイロンテープを間に入れてあるため
元よりずいぶん強度は上がっております

いかがでしょう?
ピンと張りのある元気な状態に戻ってますよ

持ち手芯交換2本 16000+税円
お預かり期間 2週間
それにしてもこの蛇さん

何とも存在感ありますねぇ・・・
ついつい見入ってしまいます

2015年10月10日
牛革製、豚の貯金箱
豚です。
豚の貯金箱です、ブヒブヒ・・・

今日の主役はこの豚さんです
どうですか?
チャーミングでしょ♪

先日ひねりてに持ち込まれた際、
一目見た瞬間

魅了されてしまいました

元々の持ち主は持ち込まれた方の亡きお母様だそうで
この貯金箱の中から
3人のお孫さん(持ち込まれた方のお子さん)
に事あるごとにおこずかいをあげていたそうです

この貯金箱には3世代に渡るご家族の
大切な思い出が詰まっているんですね

とてもあったかくて素敵なエピソードです

ではまず状態をご覧ください



長い年月の間で、糸全体が傷んでかなり弱ってる状態でした

なので今回は
右耳の作成取り付け(接着仕上げ)
しっぽの作成取り付け
全体の手縫い
(↑耳の修理のためには大きく分解する必要があるため
この機会に傷んだ糸を全部交換することにしました。)
をさせていただきました

では術後をご覧ください

仕上げにたっぷり栄養オイルを与えた結果
元の耳のほうの色が濃くなっています。
おそらく時間の経過とともに、色合いは近くなっていくと思います


ひねりての想像力を駆使して創造した結果がこれです

この尻尾は簡単に脱着可能で
お金が出し入れできるようになってます
ここからおばあちゃんがおこずかいあげてたんですねぇ

想像しただけで顔と心が緩みます


豚の貯金箱
右耳作成取り付け(接着) 8000+税円
しっぽ作成取り付け
全体手縫い(40㎝)
お預かり期間 2週間
いかがでしょう?
昨日2代目である現持ち主さまがご来店され
仕上がりに喜んでいただき
「まるで本物の動物を連れて帰るような気持ちです
」

とおっしゃりながら大切に持ち帰られました。
喜んでいただけて良かったです

あとは三代目のお孫さん達と、
出来れば天上の初代にも

喜んでいただけたらうれしいですね

今後もお孫さんのお子さん、
そのまたお子さんへと一代でも長く
この貯金箱が引き継がれていってくれるくことを
願います

最後に、
ひねりて、この形とあったかエピソードに魅了されて
写真撮りまくってしまいまして・・・

せっかくなのでプチ写真集にしとこうと思います

どうぞお楽しみください。

どうもお付き合いいただき、ありがとうございました
ブヒッ!

2015年10月03日
ご主人様を待ち続ける革ジャンとキャップ
こんにちは
今日は訳あって、
長くお預かり中の未修理の商品2点について
お知らせさせていただきます

まずは商品をご覧ください

一つは羊のヌバックと思われる茶色い革のジャンパーです。
ファスナーの引手部分には
ネジ式で開閉できて
中に小さなものが入れられる
ロケットがついてます。
おそらく引手代わりに
持ち主様が後から自分で
つけられたものだと思います。
内側は深緑、ベージュ、
茶系のチェックと
とてもお洒落で個性的です。
修理のご相談箇所はこの右肩部分の破れです。
けっこう大きく破れているし
年代物ということもあって
全体に弱っている状態なので、
補強も含めた大掛かりな修理が必要な状態です

つばはヌメ系の革製です。
シンプルだけど存在感ある素敵な一品です。
クマのブローチはあとでご自身がつけたもので
これも何か思い出があるものと言われていたように思います

ご覧のとおり、
後ろの革ベルトが片方ちぎれてしまっているため
このベルトセットの交換をご要望でした。
どちらも
今年の2月中旬にご来店された
年配の男性、O様の持ち物です。
ご覧のとおり革ジャンのほうの内容が少々込み入っていたため
1週間の見積期間を頂いて一旦お預かりしました。
その後、見積のご連絡をしようと
お預り証の電話番号に電話したのですが

「現在使われておりません・・・」のアナウンスが流れ

以前他の商品を修理させていただいたことがあった方なので

その際に伺っていた携帯電話の番号に電話してみたのですが

同じく使用されておりませんでした

1週間ほど毎日時間を変えて電話してみても
状況は変わらず

住所を書いていただいていたので
最後の手段として、
そこにお手紙を送らせて頂こうと思ったのですが

町名までで番地を書かれていらっしゃいませんでした

受付時にきちんと確認しなかったひねりてが
うかつでした・・・

あとは、
O様にお渡しした控えに、
見積が出る期日を書いていたため
O様のほうからご連絡があることを待つしかないわけですが
いまだにご連絡がないという状況であります・・・

で、本当に最後の手段として
このブログで持ち主様探しをさせていただくことにしました

先ほども言いましたが
この方の商品は以前も修理させていただいており
今回もご自身のお父様から頂いた革ジャンを
思い出があるからどうしても処分できない
と持ち込まれたくらい物を大切にされる方なので
これまで一度も連絡がないのは
何かご事情があるのではないかと思っています。

ご本人様は、
インターネットなどはされないかもしれませんが
このお知らせが

周りのご友人、ご家族の方などの目に留まり
解決に導けたらと願っております。
持ち主様にお心当たりのある方は、
まずご本人に、ひねりてが連絡を待っているということを
お知らせしてみていただけますか?

もし運よくご本人様がご覧いただいてましたら
まずは一度ひねりて迄お電話くださいませ。


このブログで探してみることは
春ごろから考えていたのですが
何かと目先の作業やイベントに追われてしまい、
気になりつつも後回しになってしまってました

また、ごく一部の方にあてた内容に
このブログを使用するのはどうかとも思いましたが

一日も早く、さみしそうな彼らを
持ち主様のもとに戻してあげたいので
他の皆さまには、
どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます
