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・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
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・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
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場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
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受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2024年10月19日
ルイヴィトンキーホルダーのコバ塗りなおし
こんにちは
今日の広島は一日雨

結構な雨で



今週の蒸し暑さはこの雨のせいだったのか~?

って思ってます

では本日ご紹介の商品です
ルイヴィトンのキーホルダー
しっかり厚みもあって長持ちしそうな一品ですが
今回のお悩みポイントはこちら

分厚くかけてあるコート剤が
劣化してねちねちベタベタ状態になっていて

埃や汚れがついてしまっているところもあれば

はがれてしまってるところもあるので
おそらくこれまでに、他の商品やオーナー様の手を
汚してしまっていたのではないかと思います

ということで今回はこのコートをやり直させていただきました
仕上がりはこんな感じ

基本ひねりてにあるコート剤は
革だけで作られた商品の切り口をカバーするためのもので
粘性が弱く、あまり厚みのでないタイプとなりますので
こんな感じで切り口の凸凹感が分かるような仕上がりとなります



ただ、厚みのあるコート剤のように
劣化してはがれかけた部分を引っ張ると
他の部分も簡単にはがれてしまう
といったような症状は出にくいタイプのコート剤です

今回はコート剤を塗る前に
一度黒い染料で土台を染めておいてから
コート剤を塗ってあるので
今後コート剤がはがれてきてもあまり目立たないと思います

キーホルダー
切り口コートの塗りなおし 4400円(税込価格)
作業期間 1週間
オーナー様には喜んでいただけました

2024年03月23日
ルイヴィトン、モノグラム、ルーピングの内張交換他
こんにちは
早速ですが本日ご紹介の商品です

こちら、たしか持ち込まれた方のお母様に買ってもらった
思い出の逸品だったかと思いますが
2~30年ほど経つ年代物ということもあり
全体に弱っていました

パッと見の外観は大丈夫そうですが
内側はこの通り

おそらくスエード調の人工皮革が使われていて
全体にポロポロと劣化が進み
このままでは使用できない状態でした

ファスナーの引手は外れてなくなっています

ということで
今回は内張交換とミガキ
そして本体底4隅のステッチの上糸が
摩耗して無くなりかけていたので

その部分の補強縫いをさせていただくことになりました

では仕上がりです
色はオーナー様がお好きなコーラルピンクです

before
after
内ポケットの中は
ローズピンクの光沢生地にしたので
色移りのリスクもなく安心してご使用いただけますし

ちょっとしたアクセントになって
開けるたびに気分も上がる感じです

before
after

ファスナーも本体、内ポケット共に交換し
なくなっていた本体ファスナーの引手は
シンプルなゴールドの短冊形をつけました

ミガキは、修理で分解した段階で
クリーナーを使って汚れを落とし

モノグラムには
レーダーオイルを軽く塗ってひび割れ予防をし
ヌメ革には
レーダーオイル+レーダーフェット+レーダーフレーゲクリーム
の最強セットでメンテナンスをし
しっかり栄養と耐久性を与えて表面を保護して仕上げました



ルイヴィトンモノグラムルーピン
内張交換、ファスナー付き内ポケットX1
本体ファスナー交換
底角4隅ほころび縫い
ミガキ 63800円(税込価格)
作業期間 約1ヵ月
作業してみて実感しましたが
こちらの鞄の入り口部分の構造はなかなかの曲者で
予想以上に手がかかり苦戦することになりましたが

なんとか仕上げることができて良かったです

今回、内張の色をピンク系でまとめたことで
明るく元気の出る仕上がりなったので
オーナー様の気分も上がって
活躍してくれていることを願ってます

2023年04月01日
Louis Vuitton 手帳カバーの内張交換
こんにちは
今日の商品はこちらです

Louis Vuittonモノグラムの手帳カバー
何年物かな~?

表は問題ないのですが
内側の合皮部分が・・・この状態



合皮あるあるの
ベタベタお化けにとりつかれてしまってました




内側はこんな感じ


今回はこの合皮素材を
選んでいただいた生地に交換させていただくことにしました

では仕上がりです

表は変わりなく見えますが


ラベンダー色の生地が濃茶の革に良く生えて
爽やかですね~



ステッチの色は良く確認すると
濃茶ではなくカーキ色だったので
ひねりてでも同じようなカーキ色で縫製いたしました

・・・が、パッと見よくわかりませんねぇ

まあ、気分の問題ということです・・・

この負荷が良くかかる部分は
返し縫して3重に縫ってあります

内側
外側
今回の修理で
切り口からちらっと新しい内張の色が見える仕様となり
さりげなくお洒落な感じに仕上がって
オーナー様にもお喜びいただけました



before
after
Louis Vuitton手帳カバー
内張交換、コバ手直しあり 13200円(税込価格)
作業期間 約3週間
*今回は2か月お待ちいただきました。
濃い色に薄い色を合わせる組み合わせ
メリハリが出ていいですね

ひねりても好きな組み合わせです

さあいよいよ新学期シーズンに突入
日々のスケジュール管理がより楽しくなりますように

Posted by ひねりて at
15:33
│Comments(0)
│修理(アレンジ)│修理(内張り交換)│LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)│小物類ほか│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)
2022年11月12日
ルイヴィトン、手帳型スマホケースのカメラ窓を加工
こんにちは
今日は、時々ご依頼のある、こんなアレンジをご紹介します

商品はこちらのスマホケース
新しいスマホのカメラレンズにあわせて
スマホケースのカメラ窓を大きくカットしてほしい
とのご依頼です

お客様曰く
この手帳型のスマホケースが使いやすいのだけど

新しいスマホ用には
同じような手帳型のスマホケースがないし

このケースもこのまま捨てるのは忍びないので
使えるようにしたいとのこと

ということで
新しいスマホのカメラレンズにあわせて
カメラ窓をアレンジさせていただきました

では仕上がりです

毎回作業して思うのですが
中の樹脂系の芯が予想以上に固く



思った以上に手間がかかります

切り口は磨いて

コート剤を塗って仕上げてあるので
まあまあ違和感なく仕上げられていると思いますが
いかがでしょう?

ルイヴィトン手帳型スマホカバー
カメラレンズ窓をカットアレンジ 3300円(税込価格)
作業期間 2~3日
*受付時の状況によりますが
現状、1~2週間お預かりさせていただいております。

お客様的には
使えるようになるだけで嬉しいようで
これまで作業させていただいた方は皆様
喜んで持ち帰られております

同じようなお悩みをお持ちの方は
一度ひねりてにご相談くださいませ

2022年10月15日
ルイヴィトン、モノグラム、バケットをリメイク(後編)
こんにちは
早速ですが前回の続きです
ではルイヴィトン・バケットをリメイクした
仕上がりをご覧ください

持ち手は元より短くご希望の長さで作成しました。
天口周りのテーピングも新しく交換してあります。
持ち手は例のごとく
元より気持ち厚めの仕上がりです

内張はこんな感じ
本体には深緑の豚革スエード
内ポケットには明るい若草色の生地を使用
使えるパーツは
合皮汚れを落として取り付けてあります

最後にこちら
今回途中で予定変更した底部分です。
改めてご説明させていただきます

元はこのヌメ革なしで
モノグラムを縫い合わせて底を作る予定でしたが

予想以上にモノグラムに縫い止まっている
ヌメ革帯の状態が悪く

そのまま予定通りに仕上げたら
すぐに底周辺のヌメ革に不具合が起きる可能性が高かったため



オーナー様に新しいヌメ革で底を作成する方法をご提案し
このスタイルに変更させていただいたという次第です

底の構造には迷いましたが
見た目、強度、費用の点でそこそこバランスのとれた
良い仕上がりに出来たのではないかと思っております

ルイヴィトン・バケット
トートタイプのカバンにリメイク
持ち手交換2本
底作成
天口テーピング交換1周
内張交換
(内ポケット付き、革パーツ移動あり) 93500円(税込価格)
作業期間 約1か月半
実質作業自体にかけた期間は1か月半なのですが

実際には
令和2年の秋にご依頼をいただき

お住まいが神奈川でコロナ過という状況の元
急がれないというお言葉にしっかり甘えさせていただき
作業に取り掛かり始めたのが令和3年の9月でした・・・が、
その直後に先ほどお伝えした予定外の劣化状態に直面

オーナー様が来広される11月まで作業を一時中止し

作業内容の変更にご了承いただいた後
これまたお時間に有余をいただけたことをいいことに
令和4年2月から作業を再開して
仕上がったのがGW直前の四月末

最終的に
オーナー様がお引き取りに来ることが出来たのが
8月末だったので

お預かりから納品までに
約2年かかってしまったというわけなのです

そしてその納品時に新たにまた4点、ご依頼いただきました

Aさま、この度は長らくお待たせいたしましたが
変わらずひねりてをご愛顧いただきまして
ありがとうございます

今回の4点は今月末には仕上がりますので
どうぞご安心くださいませ

Posted by ひねりて at
16:02
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2022年10月08日
ルイヴィトン、モノグラム、バケットをリメイク(前編)
こんにちは
今日はお預かりから納品するまでに
2年もかかってしまった一品
についてご紹介いたします

商品はこちらのルイヴィトンモノグラムの
バケットというバケツ型のカバンです

年代物ということもあり
だいぶん弱ってきておりました



以下のようにベタベタと劣化して

他のヌメ革などにも付着している状態でした

今回、オーナー様のご要望は以下の通りです。
・使えるように劣化した素材を新しくする

・使いやすい形にリメイクする

・持ち手は元より短めにする

ということで
お時間をいただき試行錯誤の上出した
ご提案内容をもとに打ち合わせをし

以下の内容で作業させていただくことになりました

・楕円の底とその上のヌメ革帯を取り外して残ったモノグラムで
トートタイプのカバンにリメイクする

サイズは出来るだけ大きく、細かい仕上げはお任せで

・持ち手はご希望の長さで新しく作成する

・内張は豚革と生地を使って新しく作成する

そして作業に取り掛かったはいいのですが・・・

すぐに問題発生!



予想以上に元のヌメ革が乾燥で弱っていたため

底作成のために縫い合わせてみるとこんな状態に



この部分は
上から新しいヌメ革でカバーする予定だったので
見えなくは出来ますが
そのまま予定通りの形に仕上げた場合
底から胴にかけてのこの元のヌメ革部分が
早い段階でひび割れてきてしまいそうです

これではせっかく高額をかけてリメイクしても
すぐにまた修理ということになりかねないので
あれこれ思案の上オーナー様に相談し
計画を変更することにしました

その変更部分がこちらです

はい、ではお時間きましたので今日はこの辺で・・・
仕上がりの詳細はまた次回ご紹介しますね

どうぞお楽しみに

Posted by ひねりて at
16:21
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2022年06月11日
スマホカバーの良くあるアレンジ修理
こんにちは
今日はスマホカバーの良くあるアレンジ修理を
3点まとめご紹介します

ひねりてでは、この2年ほどの間で
以下のようなルイヴィトンのスマホカバーのアレンジ修理を
よくご依頼ただくようになりました。
以下の商品もその一つで
この春、立て続けにご依頼いただいた3点です。
表側 モノグラム濃茶
内側 濃茶スエード
before after
マチ劣化部分交換
表側+レンズ窓のコバ塗りなおし 13200円(税込価格)
作業期間 2週間
*今回は2か月ちょっとお待ちいただきました
表側 モノグラム濃茶
内側 水色スエード→青色スムース革
before after
マチ劣化部分交換
表側+レンズ窓のコバ塗りなおし 13200円(税込価格)
作業期間 2週間
*こちらも2か月ほどお待ちいただきました
内側の革は
お客様とご相談の上もともとは水色のスエード革でしたが
青色のスムース面に交換させていただいています。
このタイプは今回は表の革を
モノグラムと同色系の濃茶色にしましたが
もし青色などの特殊カラーにした場合は、
その分必要な作業も増えるため、追加費用をいただくことになります

表側 モノグラム黒
内側 黒スエード
before after
マチ劣化部分交換
表側+レンズ窓のコバ塗りなおし
劣化部分補強+メンテナンスあり 15400円(税込価格)
作業期間 2週間
こちらは写真ではわかりにくいですが
全体に弱っているところが多く
コーナー部分を内側から補強したり
全体のクリーニングをさせていただいたので
その分の費用も頂いております。
こちらのスマホカバー
今は販売されていないようですが
ご愛用の方も多いようですね

受付時には現在のご使用状況を確認しつつ
ご使用のスマホも拝見しながら
元通りのサイズにするか
少し幅を広げるかなどを相談させていただき
可能な範囲でのサイズ変更も同時に行っております。
同じような症状でお困りのお客様は
良かったら一度ご相談くださいませ

Posted by ひねりて at
15:31
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2022年04月09日
ルイヴィトンショルダーバックのファスナー&内張交換
こんにちは
今日はこちらの商品をご紹介します

サイズ感がいい感じで使い易そうです

今回のご依頼場所はこちらです
















ファスナーの生地部分が大きく破れてしまってます

そして、内側を確認すると・・・

写真ではわかりにくいかと思いますが
全体的にしっとりとべたついた感じになっていて
生地が劣化で変化してしまっていました

なので、今回は
本体のファスナー交換と
内張交換をさせていただくことにしました

外ポケットは
両面側とも変化はしてなく問題なさそうでしたので
修理はしなくてよいと判断しました

では、仕上がりご覧ください
ファスナーはこんな感じ
周りの金具のメッキと揃えて
艶消しのシルバー色メッキのファスナーを取り寄せたので
いい感じに馴染んでいると思います

引手は元のものを移動させました

そして内張です
素材はお客様に選んでいただいた
濃い茶の生地を使用し
元と同じようにポケットも2か所に取り付けてあります
もちろん、エンブレムも移動してますよ

ルイヴィトン紳士ショルダーバック
ファスナー交換(スライダー2個付き)
内張交換(ポケット2か所付き) 30800円(税込価格)
作業期間 約3週間
この鞄の実際のオーナー様は
持ち込まれた方の息子さんで、
引き取り時はご自身で来られて、
喜んで帰られたので良かったです

そして、もう二度とないだろうと思っていた
お客様お手製弁当の差し入れが
また届きました

こちらのお客様、
以前にもお弁当を差し入れてくださった方なのですが
(詳しくはこちらをご覧ください
)

今回は、まるで持ってくるのが当たり前のように
「はい、これ!」って感じで渡されました



今回もバランス取れたおいしいお弁当に
なんともかわいく癒される紙ナフキン

年末のあれこれで疲れていた心身に染み入る
有難い忘れ難い贈り物でした



H様、この度もおいしかったです
ありがとうございました

2022年01月22日
ルイヴィトンボストンバックをトートバックにリメイク(その2)
こんにちは
早速ですが、前回の続きをご紹介します

まずは、オーナー様からの要望をご紹介しますね
・A4サイズのノートが横にした状態で綺麗に入る
・横長のトートバック
・内ポケット付き(スマホとキーホルダー、カード数枚が入るもの)
・入り口部分に留め具を取り付け
・持ち手が肩にかけられる長さ
という内容でした

で、いろいろ詳細を打合せさせていただき
まずは分解して
もともとのサイズをほぼ使い切る寸法で裁断し
ヌメ革をすべてメンテナンスしました

なぜかというとトートバックにした時のこの部分











この常に負荷のかかる底部分のヌメ革の劣化進行を
出来るだけ遅らせたかったからです

形はご覧のように
A4サイズのノートが余裕で入る
横長サイズのトートバックに仕上がりました

内ポケットはこちら
サイズを測っておいたスマホとキーホルダーがするっと入り
どちらのポケットにもカードを入れる余裕がある状態です



入り口の留め具は革ベルトにマグホックをつけたものにしました
2本のベルトの長さをあえて変えているのですが
なぜかわかるでしょうか?

内ポケット側のベルトが
ポケットに入れたスマホに干渉しないようにしつつ
留めたときのベルト全長を10㎝にしたかったので
こういう形になりました

あれこれ思案しての結果ですが
我ながらいい判断ができたのではないかと思ってます

そして持ち手はこんな感じ
元のサイズより長くして
肩にもかけられるようになっています
ヌメ革2枚合わせの間にはナイロンのテープも入れてあるので
元よりも丈夫に仕上がってます

今回のご要望を満たすためには
持ち込まれたボストンバックの素材だけでは
マチの材料が足らないため

マチ部分には、これまでのひねりてのお客様から
譲り受けていたモノグラムを使いました。
以前の縫製の跡がある部分になることはご了承済みです

と、ここまでがご依頼の内容でしたが
実際に仕上げてみると、
マチのふくらみが気になられるかもしれないなと感じたため

納品時にホックの取り付けも可能
とご提案させていただきました。
予想通り、取り付けを希望されたので
デパートでショッピングなどしていただく間に
取り付けさせていただきました

これで、容量に応じて使い分けることもできます





ルイヴィトンボストンバックをトートバックにリメイク
内ポケット(2部屋)付き
ジャンパーホック取り付け2か所 81400円
作業期間 約2か月
*実際はお預かり日から約6か月お待ちいただくことになりました

受付時から期待度の高さを感じておりましたが

納品時もとても良い反応をしていただき

良かったという安心感とともに
今後への活力をいただきました

Posted by ひねりて at
16:04
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│修理(持ち手関連)│修理(テーピング、パイピング)│修理(アレンジ)│LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)│鞄│修理(革部品交換、大物修理など│作成(オーダー他)
2022年01月15日
ルイヴィトンボストンバックをトートバックにリメイク(その1)
こんにちは
今年の修理投稿最初の商品はこちら
ルイヴィトンのボストンバック

1~2泊の小旅行に
ちょうど良さそうなボストンバックですね



ちょっと使いづらいサイズと形ということで




なかなか出番のない一品なのだそうです

ということで今回
トートバックに作り替えさせていただくことにしました

こちらの商品
パッと見に元気そうに見える鞄なのですが

年数の経過だけでも乾燥は進んでいるものでして



特にヌメ革部分の乾燥具合が気になるため

分解裁断後、組み立てはじめる前に
作業による劣化進行を最低限にするためにも
レーダーオイル、レーダーフェットをしっかり入れて
メンテナンスしておきました



レーダーフェットには羊からとれるラノリンという
動物性の油脂が入っていて
防水性、耐久性をあげて

古くなってひび割れてしまった革の状態を
より良い状態にしてくれる効果もあります

これを、手指を使って丁寧に塗り込み
乾いたころ合いにしっかり乾拭きして
表面をコートしました

そして、仕上がりはこんな感じです

詳しい内容についてはまた次回
ということで、どうぞお楽しみに

Posted by ひねりて at
14:28
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