
・インスタグラム始めました

ブログ以上に店主の趣味嗜好をご紹介してますので
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ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2017年09月30日
HERMES アザップのくるみバネホック交換と引手補強修理
こんにちは
今日の商品はこちらのHERMESの折財布です
ご依頼場所は
この引手の革パーツ部分と
こちらのクルミホックです
革が破れてきれいに無くなってます

内側はこんな感じで
使うのには問題ありませんが
今回の修理でメス側は新しいものに交換します

早速仕上がりをご覧ください

革引手部分は内側から補強テープを接着して
新たにステッチを入れて強度をあげました

元のステッチの色目に合わせて
馴染むように仕上げてあります

クルミホックはこんな感じです
同じような型押しではありませんが
色目が近いもので仕上げたので
いい感じに馴染んでいると思います

内側はこんな感じです

エルメスアザップ
革引手補強縫い(コバ仕上げあり)
クルミホック(メス側)交換X1 4200+税円
作業期間 3~4日間
こちらのオーナー様は
ひねりてお得意様のビアリッツさん
上質なエルメスのアンティークからキュートな小物類まで
カラフルに取り揃った雑貨屋さんです

オーナーの白川様のセンスが光る

素敵なお店なので
大切な方への贈り物や

自分へのかわいい一品をお探しの方には
お奨めですよ

2017年09月27日
AREA81 handmade shoes イベントのお知らせ
今日はひねりてのお気に入りのブランド
AREA81 handmade shoesさんのイベントについて
ちょっとお知らせです

当ブランド初の県外イベントだそうです

東京は終了してますが
京都の雑貨屋BROWNさんにて、10月初旬に登場されます

靴だけでなく

が同席されるということで・・・
楽しそうですね~

ひねりて、京都には4年ほど住んでいたことがあるもので
懐かしくて、行きたくなりました

来年の大阪出張でちょっと足を延ばしてみるかなぁ・・・?

今回は残念ながらひねりてはうかがえませんが
関西にお住いの方々

広島発のこのブランド、一見の価値ありです!

ぜひ冷やかし!?に行ってみてください!
イケメンスタッフさんのほんわかペースに乗せられて
きっと心地の良いひと時を過ごせますよ

2017年09月23日
ルイヴィトン、モノグラムのベルトの裏革交換(後篇)
カープ、やってくれましたね連覇

先ほど店の前にとまったタクシーの運転手さん

カープの赤いTシャツ着てらっしゃいました・・・

今広島はか~な~り~、あかいです

燃える赤ヘルです!!

ひねりてはまだリーグ優勝くらいでは満足してませんよ~

今年こそは取ってもらいましょう
「日本一!」

昨日CSのチケットの抽選に応募しました

10月中旬に早じまいする日があったら

どうぞお察しくださいませ~

ではお仕事しましょうか
前回の続きですが
まずはすべて分解しました

なかなか根気のいる作業でした
で、なぜだか中にこんな透明のシートが入ってました

で、なぜだか中にこんな透明のシートが入ってました
中でこま切れになってて
特に何の機能も果してなさそうだったので
全部とりだしちゃいました

再度使用する樹脂素材は
こんな風に擦れすぎて穴が開いてきてるところがあったので

こんな感じにナイロンテープを使って補強しました


では仕上がりをご覧ください

出来る限りオリジナルに近づけて仕上げてあります

裏からこんな風に補強しておいて

金具のハトメを取り付けました

錆びついてきてくすんでいたバックルは
錆びは取りつつ、メッキがとれすぎないよう
程々に磨いておきました

ホックはすべて新しく取り替えてます

樹脂が擦り切れて

下の生地の白色が見えていた部分には
コート剤で着色して、目立たなくしました

裏革全交換
バネホック交換2か所
バックルミガキ
モノグラム裏補強
ハトメ取り付け5か所 26000+税円
作業期間 3週間
それにしても
この革、気持ちいいぐらいにパキッと乾ききってました

相当使い込んでもらえたんでしょうねぇ

これからまた娘さんが
持ち主様の思いに守られながら

色々なところに連れて行ってくれることでしょう

こんな素敵な物付き合いに関われて

うれしい限りです

2017年09月16日
ルイヴィトン、モノグラムのベルトの裏革交換(前篇)
今日の商品はこちらです
この写真ではよく分かりませんね
ルイヴィトンのモノグラムのベルトです。
ひねりてのお得意様が
「これ、確か30年くらい前のもので
私が若かりし頃使ってたのを娘にあげたいんだけど
修理できるかしら?」

と持ち込まれた一品です。
まずはその時の状態をご覧ください

バックルはメッキがはがれて
錆びついてきてます

一番重傷だったのが
バックルに通して留めるこの場所です

装着時に汗などで湿って

保管時に乾燥して

脱着時にくねくね動かして

を繰り返す、一番劣化が進みやすい場所なだけに
乾燥してパキパキに固くなっています

穴の周りが朽ちたり亀裂が入ってきてます

ズボンのベルト通しで擦れたのでしょうね
表面の樹脂が削れて
下地の布が見えてしまってます

ホックが一つはずれて無くなっています

ここまで見ていただいて状態はお分かりかと思いますが
裏面の革が、
ハトメ穴付近を中心として全体的に劣化しており

このままでは使えない状態でした

分解した時に試して見た状態をご覧ください

指で折り曲げてみると・・・・・パキッ・・・・・となりました


ただ、表のモノグラムの生地は
裏の革のように、力を加えたら割れてしまう
というほど劣化はしてなく、
まだ柔軟性がありましたので、大掛かりな内容ではありますが
修理させていただくことになりました

続きは次回ご紹介しますね

カープ、今日は決まりませんでしたね

ま、楽しみは先に取っておきましょうか

と余裕なコメントが出来る状況に喜びを感じる
相変わらず貧乏性なひねりてです

2017年09月09日
QUELボストンバックのファスナー交換とその他修理
今日はこのブログへの登場が2度目のブランド
クエールのボストンバックの修理をご紹介しましょう

持ち込まれた時の状態はこんな感じです

ショルダーストラップを留めておくベルトとセットの
ボタンが無くなっています

本体にある2本のファスナーのうちの1本
ちょうどカーブになっているところあたりの生地が
破れてしまってます

ファスナーの引手の革が劣化で破れかけています

ストラップの付け根の劣化
土台に縫い付けてあった樹脂パーツがちぎれて
ストラップの付け根も擦れてきています

持ち主様はお医者さんで
この鞄をお仕事でガシガシ使われているご様子
ご要望は、
軽くて使いやすいから全体の強度のバランスを見つつも
丈夫に修理しながら出来るだけ使い続けたいという事でした。
色々打ち合わせをさせていただき
ひねりてが修理途中で思いついたプランへ
変更しつつ仕上げたものがこちらです

ボタンはもともと金属のものがついていたという事でしたが
狭い駐車スペースでの車の乗降時に
万が一他の車に擦っても、傷がつきにくい素材のボタンを
希望されていたので
仕入れられるボタンの中から検討して
革のクルミボタンを作成して取り付けてみました

東京で仕入れた革の中にぴったりの色合いのものがあったため
かなり馴染んでると思います

下の写真の上側が交換したファスナーです
左が元からあるファスナーで、右が交換したほうのファスナーです

ここが作業途中にプランを変更した部分で
元のファスナーはおそらくドイツなどの海外製のためか
ひねりての仕入れ先のYKKにはないサイズのものがついており
コイル部分は見た目にあまり変わらないのですが
布テープの幅が明らかに元のほうが広かったので

その誤差を補うために革の帯を取り付けることにしました

結果的には
直接本体に布テープを縫い留めるよりも
布テープへの負荷が少なく出来て
今回のような症状を起こしにくい構造に
変えることが出来たと思います

引手の付け根の劣化部分はカットして
新しい革で丈夫に作り直しました。
ナイロンテープも入れ込んでいるので
元よりだいぶ強くなってますよ!
ストラップ付け根は
ちぎれていた樹脂パーツは取り外して
ストラップの劣化部分もカットして新たに取り付け直しました
裏から丈夫な不織布で土台を補強したうえで
元とは違ったところも縫い留めて
この鞄の荷物の荷重を二分する部分だけに
出来る限り強度を上げた修理をしてあります



クエールボストンバック
ファスナー交換(一部アレンジあり)
引手付け根部分革継修理 2個
ストラップ付け根土台補強+ストラップカット 2か所
革クルミボタン作成 1個
32000+税円
作業期間(材料仕入れ期間含む) 1か月
オーナー様にはご満足いただけたようで
この鞄と入れ替わりに
また別の修理をご依頼いただきました

実はオーナー様、このブログの
初めてクエールの鞄の修理を紹介した時の記事をご覧になって
来店いただけたという事でした

こういう反応を頂くと
ブログを書いていてよかったと実感できて
益々筆も進みます
ありがとうございます


これからもコツコツ書き続けて参りたいと思いますので
みなさま引き続きお付き合いのほどお願い申し上げます

2017年09月04日
9月の店休日
お知らせ



2017年09月02日
ひねりてのたまごシリーズ、自転車かごカバー登場!!(後編)
では早速前回の続きです。
今回の自転車かごカバーのために揃えた
ラミネート生地をご覧ください。
かっこ内には地の色を明記してあります

レモン(グレー)
北欧調サークル柄(生成り)
青い鳥(海)
水玉(生成り)
水玉(チャコールグレー)
唐草(草)
唐草(からし)
星(濃紺)
バナナ(深緑)
バナナ(からし)
キツネ(生成り)
猫(うすもも)
ナチュラル系シャンブレー(グレー)
ナチュラル系シャンブレー(水色)
くま(ブルーグレー)
くま(淡い草)
いかがですか?どれもこれも素敵でしょ♪
あとは、これらの生地以外でも
お気に入りの生地を持ち込んでいただいて
作成することも可能です

ただ、
商用利用不可の生地を持ち込まれる場合
以下の事にご注意くださいませ

キッピス、ソレイアード、マリメッコ
の生地については
お客様が正規販売店で購入したものを
ひねりてに持ち込んで作成するのであれば問題ないと
各代理店に確認してありますのでどうぞご利用ください

ただし、仕上がった商品の
他者への転売は固く禁じておりますので

その点にご了承いただける方に限ります。

その他の
商用利用を許可していないブランドの生地に関しましては
確認できておりませんので
まずはひねりてにご相談くださいませ

ひねりてからブランドに確認を取るなどの
出来る限りの対応をさせていただきます

商用利用が可能な生地かどうかといったことは
販売店の店員さんに確認すれば
教えてくださると思います

糸色は40色の中からお選び下さい
ゴムは常時20色以上取り揃えております
カシメは6色
ニッケル、黒ニッケル、真鍮メッキ、本金
アンティークゴールド、ブロンズがあります。
ではご依頼からの流れをご説明いたします

ひねりてに自転車を連れて来店


ひねりてが、かごの構造を確認後、
作業可能なタイプかどうかを判断



どのようなかごであっても
出来る限り受付けられるよう作業方法を検討いたしますが
構造によっては作業不可能な場合もありますので
まずは受付可能かどうかを検討させていただきます


お客様のご希望を確認後
仕上がりについてのイメージや注意事項などを説明


内容と価格に納得いただいたうえで受付を決定

かごの構造によっては
見本の価格と異なる可能性はあります


かごのサイズを計測

オーダーの詳細を決定

生地、糸色、金具色、ゴム色
代金を全額お支払


カバー作成後、ひねりてよりお客様にご連絡
かごに取り付ける日時を相談して決定
最短で1時間ほど作業時間を頂きます
出来れば半日ほどお預かりさせていただける予定で
ご来店いただけると助かります


再来店していただき
ひねりてが、かごにカバーを取り付けて完了

それではおさらいです

自転車かごカバー(セミオーダー制)
見本のサイズ 縦50㎝X横42㎝
・かごに合わせたサイズで作成
・選べる内容
生地(17種類)
ゴム(20色以上常備)
糸(40色)
カシメ色(6色) 8000+税円
生地持ち込みの場合 500+税円割引
フック部分のゴム交換、永久無料サービス付

作業期間 1週間+自転車へ取り付ける為に半日
横幅のサイズはそれぞれのかごに合うように
作成いたします。
長さは~50㎝が
上記価格で対応できるサイズとなりますので
予めご了承ください。

50㎝以上の長さをご希望の場合は
生地を持ち込んでいただければ対応できますので
どうぞご相談くださいませ。

うろ覚えで申し訳ありませんが
6年使用する中で
ゴムの交換は4~5回くらいでしたかねぇ

ゴム交換はカバーを使用される限り
サービスで交換させていただきますので
ご面倒かもしれませんが
年に1、2度ひねりてに会いに来てくださいませ

生地はひねりてが自信を持ってお奨めできるものばかり

~ といいますか・・・
どれもひねりてが使いたい物ばかりというのが正しいですね
~

を取り揃えておりますので
興味をお持ちの方は
まずは一度ご来店くださいませ

ちなみに
ひねりてが最初に作ったカバーはソレイアードの生地
現在使用中の見本のカバーはキッピスの生地です
どちらもお気に入りの一品で
自転車に乗るのがより楽しくなりましたよ~
