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2012年11月23日
BREEダレスバックの持ち手修理
ここ最近の検索状況を見ると、
どうもBREEの修理に関心ある方が多いようです

ということで、
今日は少し前に持ち込まれた修理についてご紹介しますね

患者さんはこのBREEのダレスバックさん

しっかりと仕立てられた、重厚感のある素敵な鞄です

マチもたっぷりとってあるので、
これなら荷物も充分入るでしょうね

何年物かお聞きしていたのですが、
1か月もたつともう忘れてしまう私の記憶力をお許しください

確か10年はご使用されているものだったかと思います

BREEさんといえばこのヌメ革オンリーの仕上げが特徴的ですが、
とってもいい感じに歴史を刻んでいて、
これからの変化がさらに楽しみな状態になってました

しかし、持ち手を見ると・・・
左側付け根 右側付け根


持ち手全体に巻いてある革の付け根部分が、
このように裂けてしまっています
厚い革が持ち手の芯として使用されていましたが、
それは見た目に問題ない状態でした
ただ、これだけのサイズの鞄の重量が
この2点に集中するわけですから、
かなりの負荷がかかっていたと思います
そのため、芯の革が少しずつ伸びてきて、
周りに巻いてある革がその伸びについていけなくなり、
さらに乾燥状態も影響して
縫い目の穴から裂けてきたのだと思われます
良く見ると、巻革の付け根部分以外はいい色に焼けていて、
まだ使える状態でした
このように裂けてしまっています

厚い革が持ち手の芯として使用されていましたが、
それは見た目に問題ない状態でした

ただ、これだけのサイズの鞄の重量が
この2点に集中するわけですから、
かなりの負荷がかかっていたと思います

そのため、芯の革が少しずつ伸びてきて、
周りに巻いてある革がその伸びについていけなくなり、
さらに乾燥状態も影響して
縫い目の穴から裂けてきたのだと思われます

良く見ると、巻革の付け根部分以外はいい色に焼けていて、
まだ使える状態でした


そこで、この部分は活かして、
付け根部分だけ新しいヌメ革で巻きなおすことにしました

さあ分解です


このまま付け根の革だけ新しくして組み立てても、
元の強度以上に仕上げることは出来ますが、
ここまで分解したなら、できるだけ強度を上げたいので

丈夫な芯を全体に入れ込みました


これ、お洋服用のベルト芯です。
いろいろ探してみた結果、
厚みと強度を考えてこれがベストと判断しました

さて、すでにお気づきかもしれませんが、
この持ち手はかなりの厚みで、
当然ミシンは使えず、手縫いになります

手順はこんな感じ

糸に2本の
針を通して

もとから開いている
穴に針が
通りやすくするため、
目打ちを貫通させます。

そこに針を通したら
反対側から
もう一度目打ちを
貫通させます。

そこから
最初に通した糸を
縫わないように
もう一本の針を通します。
これを繰り返して仕上げたのがこちらです!


表側 裏側


左側付け根 右側付け根


革だけで仕上げたものにはそれなりの上質感としなやかさがあり、
それはそれでとてもいいと思うのですが、
このやり方なら見た目には革だけしか見えませんし、
鞄の容量から考えて強度を重視するほうがよいので
この方法を選択しました
持ち手付け根革巻き補強
芯補強あり、手縫い仕上げ 14700円
納期 2週間
それはそれでとてもいいと思うのですが、
このやり方なら見た目には革だけしか見えませんし、
鞄の容量から考えて強度を重視するほうがよいので
この方法を選択しました

持ち手付け根革巻き補強
芯補強あり、手縫い仕上げ 14700円
納期 2週間
今回、元の構造とは少し変えているのと、
ベルト芯を新しく入れたことで、
もとより厚みが増していたため、
最後に巻く革のサイズがかなりぎりぎりでした
ベルト芯を新しく入れたことで、
もとより厚みが増していたため、
最後に巻く革のサイズがかなりぎりぎりでした

しかし、
使用による変化で革が伸びてくれていたのと
気合で
何とか元の穴を使って仕上げることが出来ました
使用による変化で革が伸びてくれていたのと

気合で

何とか元の穴を使って仕上げることが出来ました

最後には
持ち主さまの笑顔

幸せです

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一度ひねりてにご相談くださいませ

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