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ひねりてインスタグラム
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広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
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公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
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2019年03月16日
ルイヴィトン、エピのボストンバックをトートバックにリメイク(その1)
こんにちは!
今日は、インスタグラムでちら見せしておりました
こちらの商品

ルイヴィトン、エピ、スピーディ30のボストンバックです。
発売当時は良く見かけた鮮やかなブルー
目を引く綺麗な色ですね

オーナー様のご要望は
まずこの持ち手のコバの劣化をきれいにすることと
この擦れた部分をなんとかすることと
ご希望の形にリメイクすることです

これはなかなかの難問だったんですが

オーナー様に具体的なイメージがあり
見本を持ってご相談いただけたので
見積と打ち合わせの時間をしっかり頂いたうえで
受付けさせていただきました

言葉だけで
内容についてあれこれ説明しても分かりにくいので
写真とともにご説明させてもらいますね

ではまず分解です

これは何度経験しても緊張感のある作業でして
責任の重さを一番感じる瞬間でございます

もうやるしかない

前に進むしかない

・・・・とね
そして、修理には分解して気付く
予想外の事はつきものなんですが
今回のは結構焦りました

マチについていたポケットを取り外してみると
隠し扉が・・・・

これは、この鞄を組み立てる工程において
必要な切り込み口のようで
内側から革を貼ってふさいであったこともあって
ひねりては、事前にこの構造に気づくことが出来ておらず
発見した時はしばらく固まってしまいましたぁ



というのも今回の
オーナー様のご希望の鞄に仕上げるには
このマチ部分をしっかり使う必要があったからなんです

冷静になって
良くよく吟味した結果

何とかぎりぎりご希望のサイズくらいには仕上げられそうで
内張りに革を貼った跡が残っている所には
元と同じように元々貼ってあった革を貼リ戻す事で
オーナー様にご了承を頂け一安心

良かったです

持ち手や根ももは取り外した時に
劣化したコートを取り除いて新しくコートしなおしました

before after
before
after
その後
底の端の方の擦れた部分は無くなるように
カットしたうえで組み立てていきます




大体仕上がりのイメージついてきましたでしょうか?
ここまで来たらあと少しなのですが
ここからまた予想外の事に遭遇し

頭を悩ますこととなりましたぁ

では
その予想外の展開と仕上がりについては
また次回のお楽しみという事で

・・・今日はこの辺で失礼しまーす

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