
・インスタグラム始めました

ブログ以上に店主の趣味嗜好をご紹介してますので
良かったらご覧ください。
「いいね!」と「フォロー」で応援していただけると
嬉しいです

ひねりてインスタグラム
・このブログは
広島近郊の方には、お店の詳細を知っていただくために
遠方の方には
身近なものを修理して使用する楽しさをお伝えするために
公開しております。

・右下の方にあるカテゴリの、一番上の記事
「ひねりてからのおことわり」の内容にご了承の上
ご来店ください。

・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
納期などをご紹介しておりますが
同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
価格や納期は変わります。
あくまで目安として
参考にしていただくために公開しておりますので
予めご了承ください。

・2014年4月より前の記事では
その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
実際にはご来店時点での消費税率で
対応させていただくこととなります。

・当店は予約制ではありませんので
営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
どんな修理にしたいかという構想を持って
ご来店ください。

場合によってはお客様が集ってしまうこともありますが

その際は、携帯電話をお持ちの方には
店外で他の用事などをしてお待ちいただき
受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。

2020年03月07日
ボッテガ・ヴェネタ長財布のパイピング交換
こんにちは
今日は長財布のパイピング交換をご紹介します

商品はこちら
ボッテガ・ヴェネタさんの長財布

まずは修理前の状態をご覧ください

どちら側もこすれて革がなくなってきています

今回、持ち主様は
どなたかから譲り受けられたばかりのこの財布を
綺麗にメンテナンスして使いたいということで
ひねりてに持ち込まれました

ということで
弱り切ったパイピングを交換して
全体を磨くことになりました

では分解した画をご覧ください

ここからパイピングを外し
糸やボンドをきれいに取り除いてから
新しい革でパイピングを取り付けていきます

そして仕上がったのがこちら
元の革は羊革
でしたが交換した革は牛革です


革の種類は違いますが
色とつや感がかなり近かったため
とてもいい感じになじんでいると思いますが

いかがでしょう?
長さの必要なパーツなので

継ぎ目は2か所になりました

表からはわかりませんが
こういうコーナー部分はどうしても裏ずれが出がちで
今回もこんな感じになりました

before after
でも、なじみ具合は元に負けてないでしょ?

before after
ボッテガ・ヴェネタ長財布
パイピング交換
全体メンテナンス(磨き) 22000+税円
作業期間 2~3週間
革製品の中でも
一二を争うくらい酷使されがちなお財布は
修理のご依頼が多い商品なのですが・・・
キャッシュレス化が加速化しつつある昨今

お財布がなくなって、過去の遺物

となってしまう時代も来るのかなぁ?

なんて、修理しながら思ったりしています

2019年10月05日
ボッテガヴェネタ長財布のファスナー&パイピング交換
こんにちは
今日はボッテガヴェネタの長財布
ボッテガといえばな編み込みタイプ
ファスナーのエレメント脇の布が擦れて破れかけています


ということで
今回はファスナーとパイピング革を全交換しました

う~ん、パッと見変わり映えしませんねぇ
ファスナーはYKKエクセラの
スライダー2個使用可能なタイプに交換してあります。
色はおそらく元の色と同じ黒ニッケルを使用

こっちは交換後の状態

こっちは交換前の状態

黒のメリットが活きて、目立ちませんよね

ボッテガヴェネタ長財布
ファスナー交換、パイピング交換
(引手移動あり) 22000+税円
作業期間 2~3週間
実は以前も
このお財布の修理をさせていただいたことがありまして
その時は引手の革を交換しました

こうやって同じ商品を
場所を変えて修理させていくことはよくありまして
その際、修理屋としては嬉しい
以前の修理個所との再会というご褒美を頂いてます

今回も見覚えのある引手が
まだまだ元気でいてくれて安心しました

2019年08月31日
ルイヴィトン、バケットGMの内張りとテーピングを交換
こんにちは
今日の商品はこちらのルイヴィトン
バケットGMです

全体にかなり乾燥していて
内張りもヌメ革も劣化がが進んでいる状態でした

こちらの鞄
持ち込まれた方のご主人が30年前に
お母様(おそらく持ち込まれた方のお義母様です)
にプレゼントされたもので
亡くなられた今となっては、大切な形見なのだそうです

いろいろ相談させていただいた結果
今回は、内張りをポケット無で作成し
天口のテーピング交換と
全体に栄養を補充するメンテナンスを
させていただくことになりました

では仕上がりです

内張りは合皮のような劣化が起こらない
豚革のスムース面を表側にして作成しました


天口周りのテーピングは
分解とともにポロポロと崩れてしまうくらい劣化してましたが
新しいヌメ革で作成し直したので
もう大丈夫

白っぽい色も、日光の元使用していけば
すぐに周りと馴染んでくれるでしょう

乾燥しきって、パキパキ割れ始めているヌメ革には

表 裏
タピールのこの3点
レーダーオイル、レーダーフレーゲ、レーダーフェット
を駆使してたっぷり栄養を与え
表面を保護してあげました

ルイヴィトン、バケットGM
内張り交換(内ポケット無)
天口テーピング交換
全体メンテナンス
カシメ交換X2 24500+税円
作業期間 1か月
今回はヌメ革部分はテーピングのみの交換でしたが
今後早い段階で持ち手部分の劣化が進んで
修理が必要になる可能性があるということは
ご了承いただいてまして
その際にはまたどうするか考える
という前提でご依頼いただいております

ひねりてとしましては
出来るだけ長くご愛用いただけるよう
たっぷり愛情込めてメンテナンスさせていただきましたので
もうしばらくは大丈夫なんじゃないかなぁ?
と期待してます

2019年07月13日
ルイ・ヴィトンボストンバックをトートバックにリメイク(その2)
こんにちは
さっそくですが、前回の続きです
ルイ・ヴィトンのボストンバックが
こんなトートバックに生まれ変わりましたので
ご覧ください

今回持ち主様のご希望で
革部分は本体の色に近い濃い濃茶で作成しました

ご本人様もおっしゃってましたが
とてもシックにどんなスタイルにでも合わせやすい
仕上がりになったと思います

持ち手は
厚着の冬にも問題なく肩にかけて使える程度の長さで
鞄本体の端から端までが約50㎝です
持ち手付け根の本体内側には革とナイロンテープで
しっかり補強してあります

天口周りのテーピングもこんな感じにまとめてあります
横から見た図
ここはひねりて的に
ミシンの糸調子を合わせるのが難しく
ちょっと苦手なところなんですが

今回は割とすんなり仕上げられました

内側から見た図
補強テープにも軽くて扱いやすいモノグラムと
アクリルテープを使用することで
ヌメ革を使用するよりコストダウンできています

分解したときはこんな感じで
変形跡がくっきり残っていたので
綺麗に汚れを落とした後
アイロンで出来るだけ折跡をとって作業してあります
それでも、やはりこの後は残ります

もちろん跡が残るのは、持ち主様ご了承の事ですが
元々あった革帯を取り外して
そこに何も縫い留めないで仕上げてあるため
ステッチ跡はそのまま残るし、
革があったところとなかったところのモノグラムの色合いも
微妙に違います

ほら、内側から見たらよく分かりますでしょ

角度によってもこんな感じ
でも、全体的に引いてみたら
ひねりて的にも、持ち主様的にも気にならないので
OKということなんですね
これはもともとついていたDカンです。

これはもともとついていたDカンです。
特にこれを取り付ける予定ではありませんでしたが
ひねりてのサービスです

内ポケットも何もない鞄なので、
ここにキーホルダーをひっかければ使いやすいかなと・・・

持ち主様にも喜んでいただけました

ルイ・ヴィトン、キーポル45をトートバックにリメイク
サイズ(W28XH30XD14㎝) 58000+税円
作業期間 約1か月半
ちなみにこの方
ひねりての以前のブログの作業例を見て
ご相談に来られました

Posted by ひねりて at
16:46
│Comments(0)
│修理(サイズ調整)│修理(持ち手関連)│修理(テーピング、パイピング)│修理(アレンジ)│LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)│鞄│修理(革部品交換、大物修理など
2019年07月06日
ルイ・ヴィトンボストンバックをトートバックにリメイク(その1)
こんにちは
ちょうど一年前の今日
西日本豪雨災害があったなんて思えないほど
今日の広島は晴天です。
被害に遭われた方全員が
一日も早く日常を取り戻されることと
災害で亡くなられた方々のご冥福を
心よりお祈り申し上げます。
つい先日の九州地方での豪雨といい
ここ数年、災害につながる天候が増えてきてますよね・・・
今日のこの日を
水害への備えについて意識し、
点検する日にさせていただきたいと思います。
では、当たり前に仕事ができる毎日に感謝して
今日も修理のご紹介です。
商品はこちらのルイ・ヴィトンのボストンバック

恐らくサイズ的にキーポル45だと思います。
革部分は全体的に乾燥が進んでいて
ずいぶん弱っていました

以前は旅行に活躍していた鞄ですが
最近はキャスター付きのスーツケースに押されて
なかなか出番もなく
このままでは
劣化への一途をたどるばかりと思われた持ち主様が
一念発起して

ひねりてに相談しに来られたというわけです

確かに、この鞄にいっぱい荷物を入れたら
ドア・トゥ・ドアでなければ持ち歩くのは大変で
出番が少なくなるのも致し方ないですよねぇ

この持ち主様のご希望は
日常的に使いやすい
トートバックに作り替えることでした

ってことで
お手持ちの使いやすいトートバックを参考に
このボストンバックでとれるサイズを
割り出しながら打ち合わせをし
トートバックに作り替えることにさせていただきました

では分解です

今回は弱っていた革パーツはすべて取り外して
新たにこげ茶色の革で必要なパーツを作成して
組み立てることにしました

仕上がりはまた次回のお楽しみなんですが・・・
気になりますよねぇ

じゃあ、ちょっとだけよっ

こんな感じに仕上がりました

詳細は次回のお楽しみという事で
皆さま良い週末をお過ごしくださいませ

Posted by ひねりて at
17:42
│Comments(0)
│修理(サイズ調整)│修理(持ち手関連)│修理(テーピング、パイピング)│修理(アレンジ)│LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)│鞄│修理(革部品交換、大物修理など
2019年04月13日
マッキントッシュのコートをアレンジ修理
こんにちは
今日はこちらの商品をご紹介します

マッキントッシュのコートです。
これはひねりての私物でして
だいぶ色褪せちゃってますが、紫色で
10年以上愛用しているお気に入りの一品です

今回も残念なことに
修理前の写真を撮り忘れてしまっていて
比べることが出来ないのですが

仕上がりだけでもご紹介させていただきたいと思います

こちらの商品、
ご存知の方も多いかと思いますが
防水性のあるゴム引きの特殊な生地が特徴的な商品で
その特殊性のためか
どのクリーニング店でも受付けてくれるというわけではなく

気楽にメンテナンス出来る代物ではありませんでした

これまで自己メンテナンスや
メーカー推奨のクリーニング店に依頼してのメンテナンスで
12年ほど愛用してきましたが
さすがに襟の付け根部分の黒ずみが目立ってきたり

クリーニング店で接着し直してもらった
袖ぐり周りのシームテープも
再度剥がれてきてしまったりと

このまま着るには忍びない姿になってきたため

意を決して自己治療をすることにしました

まずは襟元
修理前の襟元はこのように
2枚の生地を圧着させているカーボンや
生地の間のゴムが
皮脂や汚れなどによって劣化して溶解し
染み出てきて黒ずんでしまっていました

なので、この表の生地を紫のラム革に交換しました

前
ここは、そこまで目立ってませんでしたが
少し擦れて穴が開きかけている部分があり
着用時には良く擦れる部分なので
今後少しでも長く愛用するために、
早めに予防する目的で
表からカバーして補強しておきました

後

袖ぐりの内側のシームテープがはがれていたところは
同じ紫のラム革でテープを作り
接着してカバーしました

袖口も擦れてきて破れかかっていたので
同じくラム革を使ったパイピングでカバーして
擦れを隠し補強しました



襟表側の生地を革に交換 12000+税円
袖ぐり表側補強革カバー
袖ぐり内側シームテープを革に交換 24000+税円
袖口周りにテーピング補強 8000+税円
合計 44000+税円
作業期間 約1か月
*修理場所に近いところの
他のシームテープがはがれかけている場合
追加料金が発生します

あくまでひねりての見解ですが
正直なところこのコート
他の素材と比べて機能性が良いとは言えません

ゴム引きのせいか、コート自体が結構冷たくなって

決して保温性に優れているとは言い難いですし
細身のデザインなので着にくいし動き難い

それでも色とデザインと着用時のラインの美しさに
一目ぼれして購入して依頼
気に入って愛用し続けてます

基本ひねりては
機能性とデザイン性のバランスが良いものが
好みではあるのですが
たまにはそういうお気に入りがあってもいいと思ってます

ただ、状態良くメンテナンスしたり保管することが
他の素材より難しいという点で
なにかと頭を悩まされ続けたのには参りましたぁ

今回、ここでご紹介したのは
ひねりてと同じように
ゴム引きコートを愛用していて
同じような劣化具合で着るに着られず
処分も出来ずに困ってる方がいらっしゃるのではないか
と思ったからなんです

参考までに
修理後2か月ほど着用してみた
ひねりての感想をお伝えしますと
襟元をしなやかで柔らかいラムに変えたことで
首への肌あたりが柔らかくて気持ちが良く、
着心地は良くなりました

そして何よりうれしかったのは
今後長期保管する際は
良く擦れて汚れる部分が革になっていることで
革用のクリーナーとオイルで
自己メンテナンスして保管することが出来るので
毎年「高額なクリーニングに出そうか、どうしようか・・・」
と頭を悩ますこともなくなるな、と思うと
とても気分が楽になったことです

もし、同じような境遇の方いらっしゃいましたら
一度ひねりて迄ご相談くださいませ

一緒にマッキントッシュあるある話が出来れば嬉しいです

2018年11月10日
HERMESジャケット、襟の縁をパイピングアレンジ
こんにちは
まだ1週間しかたってないことが嘘のようですが
カープ、日本一に一歩及ばす・・・でした

ひねりての感想を言わせていただくと
最後の試合を除く全試合、結果的に負けた試合も含めて
どれも見ていて面白かったです

ただ、欲を言えば、最後の試合にも
もっと元気で粘り強い、
何かやってくれるんじゃないかというような
しつこい姿勢を見せてもらいたかったです

みんな顔が暗くて、
気持ちで負けてるように見えてしまいました



と、勝手な感想を述べさせていただきましたが
これもまたプロ野球の楽しみの一つ、
お許しくださいね

ま、また来年
この経験を生かした球宴を見させてもらえることを
楽しみにしたいと思います

では切り替えて、本題にいきましょう!
今日の商品はこちらのジャケット

おフランス育ちのエルメスさんです

この度、修理前の写真を撮り忘れてしまってまして

上の写真は修理後のものなんですが
どこを修理したかお分かりでしょうか?

答えはこちら

この襟の縁に革でパイピングを施しました

今回、オーナー様は
クリーニングに出されたあとの状態で
このジャケットを持ち込まれました。

パッと見分かりませんでしたが
良く拝見すると、長年の使用による素材の劣化のせいか
この襟の縁周辺の色が薄く変色してしまっていて
そのままではちょっと気になる状態でした

かれこれ10年ほど
大切にメンテナンスをしながらご使用されていらっしゃる
お気に入りの品という事で

まだこれからも出来るだけ長く使用したいので
その変色部分をうまくデザイン的に隠したい
というご要望でした

ということで、あれこれ相談しながら、
ひねりてでご用意できる革の中から
より馴染むものを一緒に選び
糸色や仕上げ方も細かく打ち合わせをして
このような仕上がりになりました

表 裏
オーナー様のご要望に沿って仕上げた端の処理
今回のジャケットのように
シンプルで上質な雰囲気を壊さないためには
こういう細かい処理に気を使う必要があります

出来るだけ全体に違和感なく馴染ませるために
もともとついていたファスナーの引手の革に
色も質感も近いものを選んで仕上げてみましたが
いかがでしょう?
HERMES
紳士ジャケット、襟の縁にパイピング加工 8000+税円
作業期間 7~10日間
こちらのジャケット
襟付け根の内側とポケットの内側だけ
こんな風に、鮮やかなオレンジ色が配色されています

一見地味でオーソドックスに見える
暗いトーンのオリーブカラーに、この配色があるだけで
なんだか個性的で洒落た感じに見えますねぇ

こういう色使い、結構好きです

持ち主様も、
この色合いが気に入った理由の一つのようで
最後までパイピングの色を
オレンジと今回の茶色で悩んでいらっしゃいましたが

やはり茶色で正解だったように思います

これだけ鮮やかなオレンジは
ちら見えくらいがちょうどいいのかな?

朝晩が冷え込む今日この頃・・・
日々活躍していることでしょう

2017年04月15日
カービングバックの革レース全交換
本日は久しぶりに修理をご紹介しましょう

商品はこちらの巾着鞄
カービングレザーをマチにして
全体に革レースのダブルステッチが施されています


かなりの年数がたっているのは間違いなく

全体的に乾燥して劣化が進んでました

鞄の右底コーナーあたりです

革レースも乾燥によって
カサカサポロポロの状態になっていたため
今回はこのダブルステッチを
すべて交換することになりました

では仕上がりをご覧ください

プチプチ切れてしまう状態だったため
1本ずつラジオペンチなどを使って引き抜く必要があり
思いのほか手がかかりました

まず、新しく縫い始める前に
全体の汚れをふき取り
タイピールのレーダーオイルを数回重ねて
しっかり潤いを与えてあります

今回90㎝の革紐が11本必要でしたので、
10か所で革を継いであります

以前の継ぎ目はこのような状態で
よく見ればわかる状態でした


どこかわかりますか?

ちょっとわかりにくいですが
右から三つ目の縫い目の1か所の革レースに
うっすら白っぽいラインが横に1本入ってます
そこで継いでます

縫い終りの始末は真ん中あたりでしてあります。
一見、以前のように重ねてからませてない分
強度が心配になるかもしれませんが、
大丈夫です

しっかり貼り代をとって、
貼り合わせ面の接着力をあげる下処理をしたうえで

より接着力が発揮されるタイミングで接着してあるので
見た目以上に丈夫に仕上がってますよ

また、元よりも全体的に均等な厚みで仕上がっているため
部分的に擦れにくく
より丈夫に仕上がっていると思います

カービングレザー巾着鞄
革レース全交換、ダブルステッチ仕様(140㎝) 18000+税円
作業期間(材料仕入れあり) 約2週間
革レースの色も同じ色合いのもが用意できたので
雰囲気を変えることなく仕上げることが出来ました

オーナー様にも喜んでいただけて良かったです

さて、広島市内の桜はそろそろ葉桜に衣替えしつつありますが
ひねりては先週の2連休に
3か所でお花見の梯子をしてきましたので
良かったらその写真展にお付き合いくださいませ

まずはじめに
竹原のバンブージョイハイランドという運動公園です

竹と桜の色合いが春らしくて綺麗でした♪
行くまでのルートは離合の難しい山道でして

ジェットコースター顔負けのスリル満点コースに
冷や汗ものでしたが・・・



「この景色が見られるならまた頑張ろうかなぁ?」

と思えてしまうくらいの絶景でした

う~ん、もうちょっとましなルートが無いか
ちょっと探してみよっかなぁ

最後は牛田のバラ公園
ご近所さんでありながらも、
今回初めて行きましたが
見事な桜がいっぱいで、野鳥ものびのび飛び回ってました

今度はバラの季節に来てみたいです

からの・・・・
菓子の木でお茶
&お買い物


ひねりての牛田でのお決まり行動パターンであります

最後の最後は菓子の木の桜ロールで締めまして



お腹の中まで満喫させていただきました

ごちそうさまでした~

さくらさん、来年までさようなら~

2016年09月03日
グッチのセカンドバックを大幅にアレンジ!(その1)
今日は、久しぶりに
大型修理のご紹介をさせていただきます

商品はこちらの鞄
グッチのセカンドバックです。
この鞄の初代オーナー様は
持ち込まれた方の叔父様でもうお亡くなりになられてます。
新オーナーさまはその叔父様にとてもお世話になったそうで
頂いたこの形見の鞄を
きちんと修理して大事に使っていきたいということで
ひねりてに相談にこられました

持ち込まれた時の鞄の状態は
かなり乾燥しておりまして
以下のような様子でした

まず合皮製の内張りはすでに寿命が来ており
ポロポロと表面がはがれてきております

本体の表側は革と樹脂素材のコンビになってます
そしてこの革がすべて乾燥しきっておりまして
このように簡単に裂けてしまうような状態でした・・・

前ポケットの内張りの合皮も同じく劣化でポロポロしてます

この状態を長く使えるようにするには
全分解して作りかえるような修理が必要です。
もちろんそれだけの費用も掛かります

が、この2代目持ち主様は
「叔父さんの形見の鞄を大事に使ってきたい!」
という強い意志をお持ちなので
それでも修理をお願いしたいということでした

そして、新オーナー様との綿密な打ち合わせの結果
修理内容は以下の通りとなりました。
革パーツすべてを黒い革に交換し
持ち手を脱着可能なタイプに仕上げ
それとは別に脱着可能なショルダーストラップを作成して
メッセンジャーバックのようにも使えるようにします。
あとはすべての内張りを深緑の豚革に交換し
内ポケットはアクセントとして朱色の生地を使用します。
と書き連ねましたが、
イメージはできましたかぁ?

さて、答え合わせは次回までとっておきましょう
どうぞお楽しみに

Posted by ひねりて at
18:04
│Comments(0)
│修理(テーピング、パイピング)│修理(アレンジ)│修理(内張り交換)│鞄│修理(革部品交換、大物修理など│GUCCI(グッチ)
2016年08月10日
革製刀袋を全体メンテナンス修理
皆さま、こちらは何を入れるものかお分かりでしょうか?
あ、タイトルでわかっちゃいますよね
はい、日本刀です

ひねりては今回初めて拝見しました

持ち主様は岩国のほうにお住まいの方なのですが
そのお知り合いの広島在住の方が
代理でこの刀袋を持ち込まれました

長年ご使用の商品のため
至る所に傷みが出てきている状態です
まずはその状態をご覧ください

ファスナーが閉めても閉まらなくなってます
持ち手の付け根の根ももが
2か所とも劣化しており

片方は修理した跡がありますが
それも弱ってしまってます

ストラップをひっかけるDカン用の根ももも、同様な状態

留め具が無くなってしまったのか
ボルトを使って留めてありました

ずいぶん弱っていて

ほころんだあとを何度も補修した跡がありました




持ち手部分の根ももを2か所交換

この針金を糸代わりにして留めてありました

何とかして使いたかったんでしょうねー

こんな感じで
1か所を複数回にわたって手直ししてあるところが
あちこちにあり
持ち主様がこの鞄に
いかに愛着を感じているか、ということがよく分かりました

その持ち主様のご要望はというと
お孫さんにこの鞄と刀を譲りたいので
その前に今後も長く使えるよう
気になる部分を修理してほしいというものでした。

そこで、そのご要望通りの修理をした場合と
さらにひねりてから見て、
長い目で見てここも気になるという点を追加して修理した場合と
2種類の見積を出させていただいたところ
せっかくだからしっかり直したいと
後者の内容でご依頼をいただきました

では仕上がりをご覧ください

ファスナーとその周辺のテーピングを約1mほど交換してます!
根ももの裏は
左の写真のように、本体に直接取り付けてありましたが
より丈夫にするため、右のようにあて革をしてあります

ストラップも新しく作成しました

革は世界から評価の高い栃木レザーさんの
ミシバクロップという革を使用してます

必要最低限の加工で仕上げられたこの革は
卸店が「革のトロ!」と称賛するほどの上質な革なんですよ

興味のある方は栃木レザーさんのHPで
最高級の革の世界を覗いてみてください

いかに真剣に革と向き合っているかがよくわかり
なかなか刺激的ですよ

使い込むことで育ち、深みを増していくこの革は
今回の持ち主様にぴったりだと思います

こちらは針金で補修してあった部分です。
一番先のほうは何度も補修したことで、
穴が開きすぎて弱っていたため、
1センチカットしたうえで40㎝ほどテーピングを交換しました。
その他、糸が擦り切れていたところも縫い直してあります

全体の仕上がりをご覧ください
刀袋全体修理
ストラップ交換
根もも交換4か所
先端劣化部修理(カット、テーピング)
ファスナー交換40㎝
テーピング交換約1m
色はげ部着色+ミガキ 47000+税円
作業期間 約1か月
こちらの商品は仕上がり後、代理の方が取りに来られて、
その足で岩国まで届けてくださったのですが

後日ご本人様からお電話で
感謝のお言葉を頂くことが出来ました

その際分かったことですが
その方の御年92歳
電話の内容は
「この刀袋は約40年ほどの間、
移動の際に使用し続けている愛着のある逸品だということ

その傷みが進んできたため、
修理してくれるところをあちこち探しても見つからないで
困っていたところ

今回修理してもらえて感謝している

孫にこれを引き継いでもらえたらいいなと思う」といったものでした。
どうしても直接お礼が言いたくて電話しましたということ

本当にありがたい、修理者冥利に尽きるお言葉で
とても感激いたしました

もともとこのお電話をいただく前から
ひねりてがはじめて手にした珍しい刀袋ということもあって
ブログの記事にさせて頂こうと思っていたところに
この嬉しいお言葉

熱が冷めないうちにと

さっそくご紹介させていただいちゃいました

今後もご希望通り
お孫さん、そのまたお子さんへと
この方のこういった物を思う心とともに
代々受け継がれていかれるといいなと思います

Posted by ひねりて at
15:30
│Comments(2)
│修理(持ち手関連)│修理(テーピング、パイピング)│修理(ファスナー)│鞄│修理(革部品交換、大物修理など│修理(傷跡メンテナンス、ミガキ他)