› ひねりてのお直ししまSHOW › 修理(テーピング、パイピング)

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   ・ブログ内で、過去に修理した作業内容や価格
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    同じ修理内容でも対象商品の状態や仕上げ方などによって
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    あくまで目安として
    参考にしていただくために公開しておりますので
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    その当時の消費税率5%で価格表示してありますが
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    営業時間内のご都合の良い時に、修理したい商品と
    どんな修理にしたいかという構想を持って
    ご来店ください。家
    場合によってはお客様が集ってしまうこともありますがアセアセ
    その際は、携帯電話をお持ちの方には
    店外で他の用事などをしてお待ちいただき
    受付の順番になったら、ご連絡させて頂いております。黒電話


2020年03月07日

ボッテガ・ヴェネタ長財布のパイピング交換



こんにちは

今日は長財布のパイピング交換をご紹介しますカメラ

商品はこちら

ボッテガ・ヴェネタさんの長財布↓




まずは修理前の状態をご覧ください





お財布はここから劣化が進んでいきがちですね↓

どちら側もこすれて革がなくなってきています大泣き










今回、持ち主様は

どなたかから譲り受けられたばかりのこの財布を

綺麗にメンテナンスして使いたいということで

ひねりてに持ち込まれました家



ということで

弱り切ったパイピングを交換して

全体を磨くことになりましたパー



では分解した画をご覧くださいカメラ


ここからパイピングを外し

糸やボンドをきれいに取り除いてから

新しい革でパイピングを取り付けていきますハサミ



そして仕上がったのがこちら


























































元の革は羊革ひつじでしたが交換した革は牛革ですウシ

革の種類は違いますが

色とつや感がかなり近かったため

とてもいい感じになじんでいると思いますがgood

いかがでしょう?



長さの必要なパーツなのでへび

継ぎ目は2か所になりました↓














表からはわかりませんが

こういうコーナー部分はどうしても裏ずれが出がちで

今回もこんな感じになりました↓

before                                      after












でも、なじみ具合は元に負けてないでしょ?目

before                                      after
















ボッテガ・ヴェネタ長財布
パイピング交換
全体メンテナンス(磨き)   22000+税円

作業期間        2~3週間





革製品の中でも

一二を争うくらい酷使されがちなお財布は

修理のご依頼が多い商品なのですが・・・

キャッシュレス化が加速化しつつある昨今ダッシュ

お財布がなくなって、過去の遺物時計

となってしまう時代も来るのかなぁ?キョロキョロ


なんて、修理しながら思ったりしています家







  


2019年10月05日

ボッテガヴェネタ長財布のファスナー&パイピング交換




こんにちは

今日はボッテガヴェネタの長財布


ボッテガといえばな編み込みタイプ



ファスナーのエレメント脇の布が擦れて破れかけていますワーイ



ぐるっと全体に施されているパイピングも擦れてしまってますなき




ということで

今回はファスナーとパイピング革を全交換しましたグー


う~ん、パッと見変わり映えしませんねぇ



ファスナーはYKKエクセラの

スライダー2個使用可能なタイプに交換してあります。

色はおそらく元の色と同じ黒ニッケルを使用パー



こっちは交換後の状態↑



こっちは交換前の状態↓


ちょっとは違いが分かるのではないでしょうか?



裏ずれはしてますが

黒のメリットが活きて、目立ちませんよねgood




ボッテガヴェネタ長財布
ファスナー交換、パイピング交換
(引手移動あり)          22000+税円

作業期間             2~3週間



実は以前も

このお財布の修理をさせていただいたことがありまして

その時は引手の革を交換しましたハサミ


こうやって同じ商品を

場所を変えて修理させていくことはよくありまして

その際、修理屋としては嬉しい

以前の修理個所との再会というご褒美を頂いてますピカピカ


今回も見覚えのある引手が

まだまだ元気でいてくれて安心しましたクローバー






  


2019年08月31日

ルイヴィトン、バケットGMの内張りとテーピングを交換




こんにちは

今日の商品はこちらのルイヴィトン

バケットGMですカメラ


全体にかなり乾燥していて

内張りもヌメ革も劣化がが進んでいる状態でしたダウン
































こちらの鞄

持ち込まれた方のご主人が30年前に

お母様(おそらく持ち込まれた方のお義母様です)

にプレゼントされたもので

亡くなられた今となっては、大切な形見なのだそうですピカピカ


いろいろ相談させていただいた結果

今回は、内張りをポケット無で作成し

天口のテーピング交換と

全体に栄養を補充するメンテナンスを

させていただくことになりましたスマイル



では仕上がりです↓



内張りは合皮のような劣化が起こらない

豚革のスムース面を表側にして作成しましたブタ





↓チェーンは元の場所に取り付けてあります




















天口周りのテーピングは

分解とともにポロポロと崩れてしまうくらい劣化してましたが

新しいヌメ革で作成し直したので

もう大丈夫OK





白っぽい色も、日光の元使用していけば

すぐに周りと馴染んでくれるでしょうgood



















乾燥しきって、パキパキ割れ始めているヌメ革にはしょんぼり



























表                 裏












タピールのこの3点

レーダーオイル、レーダーフレーゲ、レーダーフェット

を駆使してたっぷり栄養を与え

表面を保護してあげましたグー





















































































ルイヴィトン、バケットGM
内張り交換(内ポケット無)
天口テーピング交換
全体メンテナンス
カシメ交換X2        24500+税円

作業期間          1か月



今回はヌメ革部分はテーピングのみの交換でしたが

今後早い段階で持ち手部分の劣化が進んで

修理が必要になる可能性があるということは

ご了承いただいてまして

その際にはまたどうするか考える

という前提でご依頼いただいておりますパー 


ひねりてとしましては

出来るだけ長くご愛用いただけるよう

たっぷり愛情込めてメンテナンスさせていただきましたので

もうしばらくは大丈夫なんじゃないかなぁ?

と期待してますクローバー
       






  


2019年07月13日

ルイ・ヴィトンボストンバックをトートバックにリメイク(その2)





こんにちは

さっそくですが、前回の続きです


ルイ・ヴィトンのボストンバックが

こんなトートバックに生まれ変わりましたので

ご覧くださいカメラ


今回持ち主様のご希望で

革部分は本体の色に近い濃い濃茶で作成しましたパー

ご本人様もおっしゃってましたが

とてもシックにどんなスタイルにでも合わせやすい

仕上がりになったと思いますピカピカ




持ち手は

厚着の冬にも問題なく肩にかけて使える程度の長さで

鞄本体の端から端までが約50㎝です




持ち手付け根の本体内側には革とナイロンテープで

しっかり補強してありますグー







天口周りのテーピングもこんな感じにまとめてあります





横から見た図


ここはひねりて的に

ミシンの糸調子を合わせるのが難しく

ちょっと苦手なところなんですがアセアセ

今回は割とすんなり仕上げられました花まる


内側から見た図


補強テープにも軽くて扱いやすいモノグラムと

アクリルテープを使用することで

ヌメ革を使用するよりコストダウンできていますOK



分解したときはこんな感じで

変形跡がくっきり残っていたので

綺麗に汚れを落とした後

アイロンで出来るだけ折跡をとって作業してあります




それでも、やはりこの後は残ります↓




























もちろん跡が残るのは、持ち主様ご了承の事ですが

元々あった革帯を取り外して

そこに何も縫い留めないで仕上げてあるため

ステッチ跡はそのまま残るし、

革があったところとなかったところのモノグラムの色合いも

微妙に違いますキョロキョロ



ほら、内側から見たらよく分かりますでしょニコニコ




































角度によってもこんな感じ


でも、全体的に引いてみたら

ひねりて的にも、持ち主様的にも気にならないので

OKということなんですねOK



これはもともとついていたDカンです。

















特にこれを取り付ける予定ではありませんでしたが

ひねりてのサービスですクローバー

内ポケットも何もない鞄なので、

ここにキーホルダーをひっかければ使いやすいかなと・・・鍵



持ち主様にも喜んでいただけました拍手






ルイ・ヴィトン、キーポル45をトートバックにリメイク
サイズ(W28XH30XD14㎝)       58000+税円

作業期間                  約1か月半




ちなみにこの方

ひねりての以前のブログの作業例を見て

ご相談に来られました家

2018/04/14
ルイ・ヴィトン キーポル バンドリエールをリメイク!

これは革部分がすべてヌメ革で

内側の補強テープにもヌメ革を使用してあり

今回より少し横長サイズのタイプですパー


良かったら参考までに・・・


  


2019年07月06日

ルイ・ヴィトンボストンバックをトートバックにリメイク(その1)



こんにちは

ちょうど一年前の今日

西日本豪雨災害があったなんて思えないほど

今日の広島は晴天です。


被害に遭われた方全員が

一日も早く日常を取り戻されることと

災害で亡くなられた方々のご冥福を

心よりお祈り申し上げます。


つい先日の九州地方での豪雨といい

ここ数年、災害につながる天候が増えてきてますよね・・・

今日のこの日を

水害への備えについて意識し、

点検する日にさせていただきたいと思います。




では、当たり前に仕事ができる毎日に感謝して

今日も修理のご紹介です。

商品はこちらのルイ・ヴィトンのボストンバックボストンバック

恐らくサイズ的にキーポル45だと思います。





革部分は全体的に乾燥が進んでいて

ずいぶん弱っていましたなき



























以前は旅行に活躍していた鞄ですが

最近はキャスター付きのスーツケースに押されて

なかなか出番もなく

このままでは

劣化への一途をたどるばかりと思われた持ち主様が

一念発起して雷

ひねりてに相談しに来られたというわけです家





確かに、この鞄にいっぱい荷物を入れたら

ドア・トゥ・ドアでなければ持ち歩くのは大変で

出番が少なくなるのも致し方ないですよねぇアセアセ

この持ち主様のご希望は

日常的に使いやすい

トートバックに作り替えることでしたピカピカ





ってことで

お手持ちの使いやすいトートバックを参考に

このボストンバックでとれるサイズを

割り出しながら打ち合わせをし

トートバックに作り替えることにさせていただきましたパー






では分解ですハサミ


今回は弱っていた革パーツはすべて取り外して

新たにこげ茶色の革で必要なパーツを作成して

組み立てることにしましたグー




仕上がりはまた次回のお楽しみなんですが・・・

気になりますよねぇ目






じゃあ、ちょっとだけよっ音符

こんな感じに仕上がりました↓




詳細は次回のお楽しみという事で

皆さま良い週末をお過ごしくださいませクローバー



  


2019年04月13日

マッキントッシュのコートをアレンジ修理


こんにちは

今日はこちらの商品をご紹介しますカメラ


マッキントッシュのコートです。

これはひねりての私物でして

だいぶ色褪せちゃってますが、紫色で

10年以上愛用しているお気に入りの一品です花まる



今回も残念なことに

修理前の写真を撮り忘れてしまっていて

比べることが出来ないのですがワーイ

仕上がりだけでもご紹介させていただきたいと思いますカメラ


こちらの商品、

ご存知の方も多いかと思いますが

防水性のあるゴム引きの特殊な生地が特徴的な商品で

その特殊性のためか

どのクリーニング店でも受付けてくれるというわけではなくちっ、ちっ、ちっ

気楽にメンテナンス出来る代物ではありませんでしたキョロキョロ


これまで自己メンテナンスや

メーカー推奨のクリーニング店に依頼してのメンテナンスで

12年ほど愛用してきましたが

さすがに襟の付け根部分の黒ずみが目立ってきたりタラーッ

クリーニング店で接着し直してもらった

袖ぐり周りのシームテープも

再度剥がれてきてしまったりと大泣き

このまま着るには忍びない姿になってきたためがいこつ

意を決して自己治療をすることにしましたグー



まずは襟元


修理前の襟元はこのように

2枚の生地を圧着させているカーボンや

生地の間のゴムが

皮脂や汚れなどによって劣化して溶解し

染み出てきて黒ずんでしまっていましたなき


なので、この表の生地を紫のラム革に交換しましたハサミ






次に袖ぐりの表側



ここは、そこまで目立ってませんでしたが

少し擦れて穴が開きかけている部分があり

着用時には良く擦れる部分なので

今後少しでも長く愛用するために、

早めに予防する目的で

表からカバーして補強しておきましたアップ







袖ぐりの内側のシームテープがはがれていたところは


同じ紫のラム革でテープを作り

接着してカバーしましたクローバー



袖口も擦れてきて破れかかっていたので

同じくラム革を使ったパイピングでカバーして

擦れを隠し補強しましたアップ














襟表側の生地を革に交換       12000+税円

袖ぐり表側補強革カバー        
袖ぐり内側シームテープを革に交換  24000+税円

袖口周りにテーピング補強      8000+税円


合計                44000+税円

作業期間              約1か月

*修理場所に近いところの
他のシームテープがはがれかけている場合
追加料金が発生しますパー




あくまでひねりての見解ですが

正直なところこのコート

他の素材と比べて機能性が良いとは言えませんちっ、ちっ、ちっ

ゴム引きのせいか、コート自体が結構冷たくなって雪

決して保温性に優れているとは言い難いですし

細身のデザインなので着にくいし動き難い悪魔


それでも色とデザインと着用時のラインの美しさに

一目ぼれして購入して依頼

気に入って愛用し続けてます花まる


基本ひねりては

機能性とデザイン性のバランスが良いものが

好みではあるのですが

たまにはそういうお気に入りがあってもいいと思ってます音符


ただ、状態良くメンテナンスしたり保管することが

他の素材より難しいという点で

なにかと頭を悩まされ続けたのには参りましたぁガーン


今回、ここでご紹介したのは

ひねりてと同じように

ゴム引きコートを愛用していて

同じような劣化具合で着るに着られず

処分も出来ずに困ってる方がいらっしゃるのではないか

と思ったからなんですスマイル


参考までに

修理後2か月ほど着用してみた

ひねりての感想をお伝えしますと

襟元をしなやかで柔らかいラムに変えたことで

首への肌あたりが柔らかくて気持ちが良く、

着心地は良くなりましたOK


そして何よりうれしかったのは

今後長期保管する際は

良く擦れて汚れる部分が革になっていることで

革用のクリーナーとオイルで

自己メンテナンスして保管することが出来るので

毎年「高額なクリーニングに出そうか、どうしようか・・・」

と頭を悩ますこともなくなるな、と思うと

とても気分が楽になったことですクローバー


もし、同じような境遇の方いらっしゃいましたら

一度ひねりて迄ご相談くださいませ家

一緒にマッキントッシュあるある話が出来れば嬉しいですニコニコ








  


2018年11月10日

HERMESジャケット、襟の縁をパイピングアレンジ


こんにちは

まだ1週間しかたってないことが嘘のようですが

カープ、日本一に一歩及ばす・・・でしたなき


ひねりての感想を言わせていただくと

最後の試合を除く全試合、結果的に負けた試合も含めて

どれも見ていて面白かったです花まる

ただ、欲を言えば、最後の試合にも

もっと元気で粘り強い、

何かやってくれるんじゃないかというような

しつこい姿勢を見せてもらいたかったですバット

みんな顔が暗くて、

気持ちで負けてるように見えてしまいましたダウンタラーッ


と、勝手な感想を述べさせていただきましたが

これもまたプロ野球の楽しみの一つ、

お許しくださいねニコニコ


ま、また来年

この経験を生かした球宴を見させてもらえることを

楽しみにしたいと思います音符



では切り替えて、本題にいきましょう!

今日の商品はこちらのジャケットカメラ


おフランス育ちのエルメスさんですピカピカ















この度、修理前の写真を撮り忘れてしまってましてアセアセ

上の写真は修理後のものなんですが

どこを修理したかお分かりでしょうか??







答えはこちら↓


この襟の縁に革でパイピングを施しましたパー



今回、オーナー様は

クリーニングに出されたあとの状態で

このジャケットを持ち込まれました。家

パッと見分かりませんでしたが

良く拝見すると、長年の使用による素材の劣化のせいか

この襟の縁周辺の色が薄く変色してしまっていて

そのままではちょっと気になる状態でしたワーイ


かれこれ10年ほど

大切にメンテナンスをしながらご使用されていらっしゃる

お気に入りの品という事でプレゼント

まだこれからも出来るだけ長く使用したいので

その変色部分をうまくデザイン的に隠したい

というご要望でしたマイク


ということで、あれこれ相談しながら、

ひねりてでご用意できる革の中から

より馴染むものを一緒に選び

糸色や仕上げ方も細かく打ち合わせをして

このような仕上がりになりましたグー



表                裏












オーナー様のご要望に沿って仕上げた端の処理


今回のジャケットのように

シンプルで上質な雰囲気を壊さないためには

こういう細かい処理に気を使う必要がありますパー






出来るだけ全体に違和感なく馴染ませるために

もともとついていたファスナーの引手の革に

色も質感も近いものを選んで仕上げてみましたが

いかがでしょう?


HERMES
紳士ジャケット、襟の縁にパイピング加工 8000+税円

作業期間                7~10日間



こちらのジャケット

襟付け根の内側とポケットの内側だけ

こんな風に、鮮やかなオレンジ色が配色されています雷


































一見地味でオーソドックスに見える

暗いトーンのオリーブカラーに、この配色があるだけで

なんだか個性的で洒落た感じに見えますねぇメロメロ

こういう色使い、結構好きです音符


持ち主様も、

この色合いが気に入った理由の一つのようで

最後までパイピングの色を

オレンジと今回の茶色で悩んでいらっしゃいましたがキョロキョロ

やはり茶色で正解だったように思いますgood

これだけ鮮やかなオレンジは

ちら見えくらいがちょうどいいのかな?目



朝晩が冷え込む今日この頃・・・

日々活躍していることでしょう溜め息





  


2017年04月15日

カービングバックの革レース全交換


本日は久しぶりに修理をご紹介しましょう家


商品はこちらの巾着鞄

カービングレザーをマチにして

全体に革レースのダブルステッチが施されています↓




何年物かお聞きしたのを忘れてしまいましたがアセアセ

かなりの年数がたっているのは間違いなく時計

全体的に乾燥して劣化が進んでました悪魔




一番劣化している部分は最初の写真に写っていて

鞄の右底コーナーあたりですカメラ

革レースも乾燥によって

カサカサポロポロの状態になっていたため

今回はこのダブルステッチを

すべて交換することになりましたパー



では仕上がりをご覧くださいカメラ



古い革レースを外す際

プチプチ切れてしまう状態だったため

1本ずつラジオペンチなどを使って引き抜く必要があり

思いのほか手がかかりましたガーン



まず、新しく縫い始める前に

全体の汚れをふき取り

タイピールのレーダーオイルを数回重ねて

しっかり潤いを与えてありますアップ




今回90㎝の革紐が11本必要でしたので、

10か所で革を継いでありますパー


以前の継ぎ目はこのような状態で

よく見ればわかる状態でした↓




今回の継ぎ目はこんな感じです↓


どこかわかりますか?目

ちょっとわかりにくいですが

右から三つ目の縫い目の1か所の革レースに

うっすら白っぽいラインが横に1本入ってます

そこで継いでますハサミ


縫い終りの始末は真ん中あたりでしてあります。


一見、以前のように重ねてからませてない分

強度が心配になるかもしれませんが、

大丈夫ですちっ、ちっ、ちっ


しっかり貼り代をとって、

貼り合わせ面の接着力をあげる下処理をしたうえでアップ

より接着力が発揮されるタイミングで接着してあるので

見た目以上に丈夫に仕上がってますよグー


また、元よりも全体的に均等な厚みで仕上がっているため

部分的に擦れにくく

より丈夫に仕上がっていると思いますgood



内側から見たらこんな感じです





カービングレザー巾着鞄
革レース全交換、ダブルステッチ仕様(140㎝) 18000+税円

作業期間(材料仕入れあり)          約2週間



革レースの色も同じ色合いのもが用意できたので

雰囲気を変えることなく仕上げることが出来ました花まる

オーナー様にも喜んでいただけて良かったですクローバー





さて、広島市内の桜はそろそろ葉桜に衣替えしつつありますが


ひねりては先週の2連休に

3か所でお花見の梯子をしてきましたので

良かったらその写真展にお付き合いくださいませカメラ


まずはじめに

竹原のバンブージョイハイランドという運動公園ですサッカーボール
















竹と桜の色合いが春らしくて綺麗でした♪















次は三原の筆影山山頂の展望台です。













行くまでのルートは離合の難しい山道でしてタラーッ

ジェットコースター顔負けのスリル満点コースに

冷や汗ものでしたが・・・叫びアセアセ


「この景色が見られるならまた頑張ろうかなぁ?」キョロキョロ

と思えてしまうくらいの絶景でしたピカピカ


う~ん、もうちょっとましなルートが無いか

ちょっと探してみよっかなぁしょんぼり




































最後は牛田のバラ公園








ご近所さんでありながらも、

今回初めて行きましたが

見事な桜がいっぱいで、野鳥ものびのび飛び回ってました音符

今度はバラの季節に来てみたいですスマイル










































からの・・・・

菓子の木でお茶コーヒー&お買い物ケーキ

ひねりての牛田でのお決まり行動パターンでありますニコニコ






















最後の最後は菓子の木の桜ロールで締めましてレストランメロメロ


今年はいつも以上に桜を楽しむことが出来

お腹の中まで満喫させていただきました花まる

ごちそうさまでした~音符

さくらさん、来年までさようなら~サクラ


  


2016年09月03日

グッチのセカンドバックを大幅にアレンジ!(その1)


今日は、久しぶりに

大型修理のご紹介をさせていただきますカメラ



商品はこちらの鞄

グッチのセカンドバックです。





この鞄の初代オーナー様は

持ち込まれた方の叔父様でもうお亡くなりになられてます。

新オーナーさまはその叔父様にとてもお世話になったそうで

頂いたこの形見の鞄を

きちんと修理して大事に使っていきたいということで

ひねりてに相談にこられました家



持ち込まれた時の鞄の状態は

かなり乾燥しておりまして

以下のような様子でした↓



まず合皮製の内張りはすでに寿命が来ており

ポロポロと表面がはがれてきておりますタラーッ














本体の表側は革と樹脂素材のコンビになってます





















そしてこの革がすべて乾燥しきっておりまして

このように簡単に裂けてしまうような状態でした・・・アセアセ



前ポケットの内張りの合皮も同じく劣化でポロポロしてますなき


この状態を長く使えるようにするには

全分解して作りかえるような修理が必要です。

もちろんそれだけの費用も掛かります金貨

が、この2代目持ち主様は

「叔父さんの形見の鞄を大事に使ってきたい!」

という強い意志をお持ちなので

それでも修理をお願いしたいということでした拍手



そして、新オーナー様との綿密な打ち合わせの結果

修理内容は以下の通りとなりました。

革パーツすべてを黒い革に交換し

持ち手を脱着可能なタイプに仕上げ

それとは別に脱着可能なショルダーストラップを作成して

メッセンジャーバックのようにも使えるようにします。

あとはすべての内張りを深緑の豚革に交換し

内ポケットはアクセントとして朱色の生地を使用します。

と書き連ねましたが、

イメージはできましたかぁ?目



さて、答え合わせは次回までとっておきましょう

どうぞお楽しみにニコニコ

  


2016年08月10日

革製刀袋を全体メンテナンス修理




皆さま、こちらは何を入れるものかお分かりでしょうか?

あ、タイトルでわかっちゃいますよね

はい、日本刀ですピカピカ



ひねりては今回初めて拝見しました目

持ち主様は岩国のほうにお住まいの方なのですが

そのお知り合いの広島在住の方が

代理でこの刀袋を持ち込まれましたアシ



長年ご使用の商品のため

至る所に傷みが出てきている状態です

まずはその状態をご覧くださいカメラ



ファスナーが閉めても閉まらなくなってます











持ち手の付け根の根ももが       

2か所とも劣化しておりダウン                   
          
片方は修理した跡がありますが     

それも弱ってしまってますタラーッ      












ストラップをひっかけるDカン用の根ももも、同様な状態アセアセ

留め具が無くなってしまったのか

ボルトを使って留めてありました↓














一番底の部分は刀の負荷が一番かかるからでしょうか

ずいぶん弱っていて大泣き

ほころんだあとを何度も補修した跡がありましたハサミ




この針金を糸代わりにして留めてありました↓


何とかして使いたかったんでしょうねースマイル



こんな感じで

1か所を複数回にわたって手直ししてあるところが

あちこちにあり

持ち主様がこの鞄に

いかに愛着を感じているか、ということがよく分かりました拍手



その持ち主様のご要望はというと

お孫さんにこの鞄と刀を譲りたいので

その前に今後も長く使えるよう

気になる部分を修理してほしいというものでした。マイク



そこで、そのご要望通りの修理をした場合と

さらにひねりてから見て、

長い目で見てここも気になるという点を追加して修理した場合と

2種類の見積を出させていただいたところ

せっかくだからしっかり直したいと

後者の内容でご依頼をいただきました家



では仕上がりをご覧くださいカメラ




ファスナーとその周辺のテーピングを約1mほど交換してます!




持ち手部分の根ももを2か所交換




ショルダーストラップ部分の根ももを2か所交換




根ももの裏は

左の写真のように、本体に直接取り付けてありましたが

より丈夫にするため、右のようにあて革をしてありますグー














ストラップも新しく作成しましたピカピカ

革は世界から評価の高い栃木レザーさんの

ミシバクロップという革を使用してますパー


必要最低限の加工で仕上げられたこの革は

卸店が「革のトロ!」と称賛するほどの上質な革なんですよ花まる


興味のある方は栃木レザーさんのHP

最高級の革の世界を覗いてみてくださいめがね

いかに真剣に革と向き合っているかがよくわかり

なかなか刺激的ですよ雷










使い込むことで育ち、深みを増していくこの革は

今回の持ち主様にぴったりだと思いますOK



こちらは針金で補修してあった部分です。

一番先のほうは何度も補修したことで、

穴が開きすぎて弱っていたため、

1センチカットしたうえで40㎝ほどテーピングを交換しました。

その他、糸が擦り切れていたところも縫い直してありますパー




全体の仕上がりをご覧ください



刀袋全体修理
   ストラップ交換
   根もも交換4か所
   先端劣化部修理(カット、テーピング)
   ファスナー交換40㎝
   テーピング交換約1m
   色はげ部着色+ミガキ        47000+税円

作業期間                 約1か月





こちらの商品は仕上がり後、代理の方が取りに来られて、

その足で岩国まで届けてくださったのですがクルマ

後日ご本人様からお電話で

感謝のお言葉を頂くことが出来ました黒電話


その際分かったことですが

その方の御年92歳

電話の内容は

「この刀袋は約40年ほどの間、

移動の際に使用し続けている愛着のある逸品だということハート

その傷みが進んできたため、

修理してくれるところをあちこち探しても見つからないで

困っていたところしょんぼり

今回修理してもらえて感謝しているクローバー

孫にこれを引き継いでもらえたらいいなと思う」といったものでした。



どうしても直接お礼が言いたくて電話しましたということ黒電話



本当にありがたい、修理者冥利に尽きるお言葉で

とても感激いたしましたなき



もともとこのお電話をいただく前から

ひねりてがはじめて手にした珍しい刀袋ということもあって

ブログの記事にさせて頂こうと思っていたところに

この嬉しいお言葉クローバー

熱が冷めないうちにと炎

さっそくご紹介させていただいちゃいましたニコニコ



今後もご希望通り

お孫さん、そのまたお子さんへと

この方のこういった物を思う心とともに

代々受け継がれていかれるといいなと思いますクローバー