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2024年01月27日
銅乱かぶせ付け根の破れ部を修理
こんにちは
大寒も過ぎて、今期の底は超えたのでしょうか?
年が明けてもう1ヵ月が経とうとしてますね
ああ、予想を裏切らない速さで時が過ぎてゆきます・・・





さて本日の商品はこちらです

こちらの鞄、オーナー様に教えていただきましたが
銅乱と呼ぶのだそうです

みなさん一度はご覧になったことあるのではないでしょうか?
そうです、よく電車や新幹線などの
車掌さんや運転手さんが持ってらっしゃるあの鞄です
この鞄のオーナー様も運転手さんで
今回持ち込まれたのは
先輩から譲り受けて使っていた銅乱

先輩から続く長年のご使用で
かぶせの付け根がこの状態



内側は問題ありませんが


本来このような経年劣化で使用できなくなった場合
会社から新しい鞄が支給されるので
それを使えばよいのですが
このオーナー様はそれはしたくないのだそう

先輩から譲り受けたものを、簡単には手放せず
せめて一度は直して
出来るだけ長く使っていきたいとの思いで
持ち込まれたのでした



その思いをお聞きして
「ならば精いっぱい頑張ります!
」とお預かりし

修理してみました

では仕上がりです

遠目に見た感じ、いかがでしょう?

表側
まず全体に
ナイロンシートを接着した上に
元の素材(合皮)に馴染む色と質感の黒革を接着して
両端をミシンと手縫いで縫い留め
元のコ留め金具を留め直してあります

裏側
裏の素材はまだしっかりしていたのと
オーナー様が
以前より開閉がしにくくならないか気にされていたので
その点も踏まえて
裏側には何もあてずに仕上げましたが
表をしっかり補強してあるので強度は十分上がっています

銅乱
かぶせ付け根を革でカバーして補強
(片側) 16500円(税込価格)
作業期間 1ヵ月
今回のお修理、正直なところ
もしかしたら修理代が鞄代を
上回ってしまっているかもしれません





が、このオーナー様はそれでも修理する選択をされました

オーナー様にとってそれ以上の価値を感じる鞄
ということなんですね

この仕事をしていると
同様の判断をされる方に出会うことは多く
例にもれず、ひねりてもその一人なので
とても共感し、嬉しくなってしまうのです

どうか、一日でも長くご愛用いただけますように・・・

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